黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』原田マハ(NHK出版)

2013-10-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
1876年6月10日。フランス・ノアン。エドモン・デュ・ソムールは、長年交流のあったジョルジュ・サンドが危篤だという知らせを受けて駆け付けたものの、時すでに遅く彼女の葬儀の只中であった。
三ヶ月前。どうしても話しておきたいことがあるという手紙を彼女から受け取っていたソムラール。人生の最後の私の唯一の望みをあなたに託したいと言っていた。
1837年。既に作家として作品を発表していたジョルジュ。夫と別れ、息子のモーリスと娘のソランジュを連れた彼女は、名門貴族の最後の令嬢であるブサックの女城主ポーリーヌ・ド・カルボニエールの招きを受け、しばらく古城に滞在することに。
そこに飾られていた、貴婦人と一角獣の美しいタピスリーに魅入られるが……“ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言”、
他、ジョルジュ・サンドの著作より「マルシュ地方とベリー地方の片隅」「戦争中のある旅行者の日記」を収録。

実在するうつくしいタピスリー『貴婦人と一角獣』と作家ジョルジュ・サンドのお話と、ジョルジュ・サンドの著作よりそれに触れた作品を収録。タピスリーのグラビアが満載でうつくしいです。
かなり薄い上に、謎なまま終わったので??という感じでしたが、どうやら長編の序章のようで(笑)。
これからどうなるのか気になります~。

<13/10/21>


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