キャンディー屋・スワンキャンディーの奥にひっそりと存在する『忘れ物図書館』。
そこには、二代目が集めた忘れられていた物語たちが収められていた……これらは、そこに並ぶ物語たちの中の4編。
私が植物園で出会った、ずきんを被った女性。彼女はずきんを愛する者達で組織される“ずきん倶楽部”の会長だった……『ずきん倶楽部』、
アリスという名前の少女。彼女は、クラスで決まって一番先頭に並べられる自分の名前が嫌い。もし、アガサやアグネスという名の少女が同じクラスにいたらと夢想する……『アリスという名前』、
王様を除くすべての男の人魚は、女の人魚に生涯尽くし、そして死んでゆく。そんな男の人魚である私は、お城のお抱えの宝石職人として末娘である人魚姫に仕えていた。しかし……『人魚宝石職人の一生』、
西の果ての大きな森に暮らす番人。食料品店の配達人のくれるキャンディーが何よりの楽しみだった彼は、ある日、湖に白鳥を見つけ……『愛されすぎた白鳥』。
樋上公実子さんの絵に小川さんがお話をつけた物語集。
童話を題材としながら、エロティックで不思議な雰囲気の漂う樋上さんの作品にぴったりのお話たち。
また『忘れ物図書館』という設定が魅力的です♪
<06/5/27>
そこには、二代目が集めた忘れられていた物語たちが収められていた……これらは、そこに並ぶ物語たちの中の4編。
私が植物園で出会った、ずきんを被った女性。彼女はずきんを愛する者達で組織される“ずきん倶楽部”の会長だった……『ずきん倶楽部』、
アリスという名前の少女。彼女は、クラスで決まって一番先頭に並べられる自分の名前が嫌い。もし、アガサやアグネスという名の少女が同じクラスにいたらと夢想する……『アリスという名前』、
王様を除くすべての男の人魚は、女の人魚に生涯尽くし、そして死んでゆく。そんな男の人魚である私は、お城のお抱えの宝石職人として末娘である人魚姫に仕えていた。しかし……『人魚宝石職人の一生』、
西の果ての大きな森に暮らす番人。食料品店の配達人のくれるキャンディーが何よりの楽しみだった彼は、ある日、湖に白鳥を見つけ……『愛されすぎた白鳥』。
樋上公実子さんの絵に小川さんがお話をつけた物語集。
童話を題材としながら、エロティックで不思議な雰囲気の漂う樋上さんの作品にぴったりのお話たち。
また『忘れ物図書館』という設定が魅力的です♪
<06/5/27>
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