Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

白米からパンの衝撃 ホームベーカリー「GOPAN」

2010-07-15 23:59:59 | Technology

 私は普段、三度の食事にパンを食べることはほとんどありません。せいぜい外食をするときくらいで、ご飯と言えば白飯という生活をずっと続けてきました。今後もそれが続くと思います。たぶん。

 そんな生活を続けていましたから、パンというのは一種のごちそうです。・・・えっと、いや、違うな。おやつです。そう、たまにしか食べないデザートみたいな感覚なんです。ですから、パン屋なんてそうそう立ち寄りませんし、コンビニのパンコーナーでも、おやつとして蒸しパンとかサンドイッチを買ったりする程度。食パンなんて本当に買いません。

 そんな私でも、ホームベーカリーには興味があったりします。何故って、粉の状態の材料入れたら勝手にパンが焼き上がるんですよ?すごくないですか?焼きたてのふわっふわのパンが、自宅で、しかも機械任せで焼けるなんてすごいです。
 ですから、三洋のこれはもっと衝撃でした。

おうちのお米がパンになる! 三洋、新ホームベーカリー「GOPAN」発表 マイコミジャーナル

使用方法は、従来のホームベーカリーとほぼ同様。洗米したお米220gと水、塩、砂糖、ショートニング、グルテン、ドライイーストをセットしてスタートボタンを押すと約4時間後には「米パン」1斤が焼きあがる。なお、焼き色は濃/中/淡の3種類から選択可能で、タイマー予約は最大13時間となっている。

 さすがに米粉だけでは粘りが足りないのかグルテンがいるようですが、米粉ではなく普通のお米で良いというのは衝撃です。つまり、パンを焼くためにわざわざ小麦粉や米粉をストックしておかなくても、ご飯を炊くために用意した米をそのまま流用すればいいわけですから。いつもはご飯、たまにはパンという使い方が手軽に出来ることから、やはり使う材料が同じというのは、日本を初めとする米を主食としている地域では大きなメリットでしょうね。

 それでも、パンを食べない我が家では買ってもホコリをかぶるだけ。ただし、おもちゃとしては非常に気になる存在です。米粒を並べたロゴも素敵ですしね。日常的にパンを食べている人なら、低カロリーな米粉パンを家で手軽に作れるというのは、かなり面白そうではないですか?

 このような製品で重要なのは、「一発屋」にならない事。いくら先進的な機能を持っていても、次の製品が出なければ忘れ去られるもの。三洋には、是非、次回作やバリエーションモデルの販売にこぎ着けていただきたいものです。