こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

つけ込む隙、つけ込まれる隙

2012年05月31日 | 日々思うこと、考えること
いじめ、意地悪、嫌がらせ、といった類いのことは、人間として生まれたらそれはもう、程度の差こそあれ、物心ついた時から他人からやられるし、逆にやり返してもいる。
これらのことをするためには、相手に対してつけ込む隙があるか、もしくは、相手からつけ込まれる隙がないといけない。残念ながら人間、完璧にやっているつもりでも、生きていれば、所詮隙だらけだ。

私自身、隙だらけの人間なので、人につけ込まれることが多い。つけ込んでくる人の数がそれほど多くなかったおかげで、なんとかこれまで生き延びてくることができた。
この、”つけ込んでくる人”というものの存在が、問題だ。

世の中の、おそらく大部分の人は、わざわざ人の弱みにつけ込んでまで、いじめ、意地悪、嫌がらせをしようなどとは思っていない。
だが、生来、こういったことが好きな人、というのがいて困る。
昔、こういう人に目をつけられて、困ったことがあった。一体何が気に喰わないのか、嫌なことや、邪魔ばかりする。ほとほと嫌になって、なるべく、近づかないように距離を置いて、なんとか逃れることができたが、その人とのことは今でも嫌な思い出の一つだ。

「隙があった方も悪い」などと言う人もいるが、隙がある方が人間らしいと感じるし、つき合うのなら、隙のある人との方が気楽で楽しい。


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