こんな気持ちでいられたら

人生は大きく長いトンネル。
暗闇の中を歩くのは難しいけど、出口の光を目指し、
自分を信じ、笑顔を忘れず生きていこう!

日曜夜のみなとヨコハマ

2018年11月19日 | こんきも

パシフィコ横浜で開催されていた臨床細胞学会も無事終了。参加したかった講習会に出そびれてしまったが、仕方がない。また別の機会に受講しよう。

学会が終わったら病院の同僚と、夕食を中華街で食べるという約束をしていた。会場のパシフィコ横浜から中華街へは歩いて移動することにした。神奈川県民として、みなとみらい駅まで歩いて、そこから電車というより、夜景が楽しめるルートを考えた。朝ドラで今旬のカップヌードル博物館の前を通って、赤レンガ倉庫、山下公園を抜ける道で、そこを実は元都民の怪しげな案内をしながらみんなでそぞろ歩きながら行った。

日曜夜ということもあって、みなと横浜、いつもより人出が少なく、のんびり歩くことができたが、海を渡る風は少々冷たく、中華街もちょっと寂しかった。

それでも、仲の良い同僚と楽しく食事をすることができた。

皆と別れてから私は、元町を抜け石川町駅に向かった。元町も人が少なく、クリスマスに向けてのイルミネーションを少々眠い目で見ながら通った。

クリスマスの頃にはたくさんの人が出て賑やかになるのだろうだろうなと思いながら、写真を撮ってみたが、こういう繁華街は人出があってこそ楽しい気持ちになる。

今月も残すところあと2週、日が経つのは早い。

さあ、今週も頑張ろう

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

 

コメント

病理をめぐるおかしな言い方

2018年11月18日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

あるセッションで、演者が「顕微鏡を見る前に」といっていた。うーん、いつものことながら、顕微鏡とは顕微鏡であって、それは常に眼の前にあってすでに見ている。この場合、「顕微鏡で標本を見る前に」か「標本を顕微鏡で見る前に」が正しい言い方だ。

病理の言葉は、使っている人が少ないものだからか、使い方には色々な亜流というか流派があって、様々な言い方をする。

(注 私とは関係のない方です)

いくつか挙げると、 解剖のことをゼク、術中迅速診断をゲフ、標本を深く切り込んで追加標本を作ることをディープカット。

解剖は英語でdissectionというが、ドイツ語だと、die Sektion。もともとドイツ医学が入っていたので、これを略して英語ならセクションだけどドイツ語だとゼクチオンで、略してゼク。解剖と、ストレートに言わないうちにこうなったようだ。

でも、意味知って使っているかは疑問。

次のゲフとはもともとゲフリールというドイツ語で、gefrorener Abschnitt、英語だとfrozen section、すなわち凍結切片。急速に冷凍した凍結切片を染色して急いで診断するのが迅速診断で、それをこんな風に言う。でも、ゲフって言っちゃあ専門以外の人にはなかなか通じない。

あと、ディープカットも意味はわかるけど、やっぱりディーパーカットという方が正しい。

外国語由来の言葉を使うのはカッコいいけど、使う時は正確に使わないと、間違っていた時にはちょっと恥ずかしい。 病理学会で用語集でも作ってくれたらいいのだけど、なかなかそうしてくれないのは残念だ。

他にもまだたくさん

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント

四角い観覧車・・・臨床細胞学会にて

2018年11月17日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

第57回日本臨床細胞学会総会が横浜で今日、明日と開催される。

出番はないので気楽なものだったけど、専門医の更新のための講習会があったのでそれには参加した。

終わったら、外は真っ暗。

でも、夜空には月と観覧車。あまりに綺麗だったので、桜木町への帰りの人の流れから外れて写真を撮った。

撮った写真を見たら、びっくり、観覧車が四角い。光の明滅でこのような形になっていたのだ。

目で見るのと、写真で見るのとでは違うというのは興味深い効果。

講演はAIと病理診断の将来といったような話。病理医不足から、AIによる補助診断が模索されるということで、私たち病理医も将来を考えていかないといけない。

明日は

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

 

コメント

体力が落ちるときはあっという間

2018年11月16日 | スポーツ

9月のカンボジア出張以来体調を崩してしまい、ついには帯状疱疹を発症してからというもの元気が戻ってこない。これが過労というものなのか。元気が出ないついでに、せっかくのジム通いもしなくなり、もうやめてしまおうかと思い始めていた。そのことを妻に相談したら、まだ続けたほうがいいのではということで、昨晩久しぶりにジムに行った。デッドリフトで少し無理をして、今朝起きたら少し腰が痛むが、概ね無事楽しむことができた。

トレーニングが終わってから、体脂肪とか骨格筋量を測定してみたら、がっくりきた。わずかこの2ヶ月でデータが軒並み悪くなっていたのだ。自分でつけているエクセルのデータをグラフにしてみた。

横軸1目盛りはだいたい1ヶ月、そうすると、せっせと鍛えてきた骨格筋量がわずかこの3ヶ月でピークからジム通いを始める前の水準に落ちている。

そして、転ばないようにと鍛えていた体幹の筋肉もやっぱり落ちている。

19ヶ月というのが長いか短いかはわからないけど、ちょっとサボっただけでこんなだ。もちろん体脂肪量はというと。

笑える。一目瞭然だ。

中高年者はこうして少し動かないだけでこれだけ急速に体力が落ち、逆に脂肪がついていくということを再認識する。

さて、気力がなかなか湧いてこないからといってこのままやめてしまうか、やっぱりこのデータを見るとここで止めたら、このままだとどんどん体力が落ちていくのは火を見るよりも明らか。それにやっぱり悔しい。

忘年会の合間を縫って、もう一踏ん張りしてみよう。

楽しむ気持ちを忘れずに

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント (3)

"さくらんぼ計算"をめぐる議論に思う

2018年11月15日 | 電脳化社会

小学校低学年の算数の足し算、引き算の指導に”さくらんぼ計算”というのがあるそうだ(小1算数のつまずきを克服!『さくらんぼ計算』のやり方&教え方)。10に対する補数を利用して計算して、繰り上がり繰り下がりを理解することらしいが、算数がそう得意でない私に、本質的なことを説明することは困難なので、専門のサイトの論文などを参照していただきたい。

私がこのさくらんぼ計算というのを知ったのは、つい昨日のこと、ツイッターで「”さくらんぼ計算”をしなかったら弟が減点されてた」というツイート読んでのことだ。”さくらんぼ計算”に対して批判的な人がいて、これに対抗して”さくらんぼ計算を指導すること”を肯定的に捉えている人との間の議論になっていた。


”さくらんぼ計算”を批判する人は、計算能力は個人個人が自由に獲得していくべきものだという立場のようで、型にはめることで優秀な子まで割りを食う、というようなことを言っている。そうかもしれないが、その前にそういう人たちは”さくらんぼ計算”の意図をまず理解して批判していたのかと疑問に思う。

補数という概念は、理系脳の最も大事な考え方のように思う。というのも、私が中学に入った時に衝撃を受けたのが、この補数の概念で、数学研究会に入っていた同級生が補数を使って大きな数の掛け算を、まるでクイズを解くかのようにやすやすとやるのを聞かされて、”ああ、なるほど”と思ったものだ。(私が思いつくのは、例えば”970かける7”で、この場合、1000かける7と引く30かける7に分けて、7000引く210をした方が掛け算の繰り上がりがなくて楽に、6790という答えが導き出せる、というようなもの、かな?)。数学が得意な息子も同じような考え方をもともとやっていて、私と違う考え方(手順ではない)で計算をしているので驚いた。補数を使いこなすことができるというのは確かに理系脳の一つの特徴のように思う(理系脳がいいとか悪いとかではない)。教育の現場で理系脳的な発想を訓練することは素晴らしいことで、たとえそれが身につかなくても、こういう概念があるということを知っておくのは無駄ではない。

私は、公文式で四則計算を”訓練”によって覚えたけど、さくらんぼ計算の方がむしろ概念的でいいようにも見える。息子も公文式をやっていたが、それはそれ、理系脳は理系脳的な考えは保たれていたようだ。だから、公文式とさくらんぼ計算は別次元の問題で、両者が合体すればより効果的となる。”さくらんぼ計算”だろうが”公文式”だろうが数学のできる子はやっぱりできるし、理系脳になれない(私のような)子でもその概念を知ることができる。”さくらんぼ計算”を知ることで理系脳が覚醒する子だっているかもしれない。

”さくらんぼ計算を指導すること”を肯定的に捉えている人は、教育方針の議論と勘違いしていたようで、両者の議論はそもそも噛み合っていなかった。そこで心配になったのが、ツイッターという匿名の世界で、誰もが自由に自分の主張をしていく過程で、”相手の立場で考える”ということをしているかということ。私も、最初”さくらんぼ計算”に関する批判的なツイートを読んだ時には大いに同意したけど、ちょっとそれって何?と考えて、調べてみたら、そう悪いものでもない。批判の動機となったのは、方法論への本質的な議論ではなくて、『”さくらんぼ計算?”、それって何?知らない、自分たちが習ってきた学習法が一番』という立場であり、未知の教育方法への拒否反応というか恐怖であったのではないか。さらには、教育という公権力による強制に対する反発心もあったように思う(文科省は関わっていないらしい)。

匿名の世界では、発言内容はとめどなく過激になっていく。互いに相手の意図するところを理解しないままだったりすると、内容はトンチンカンにな方向へと進んで収拾がつかなくなる。くだんの議論では、”さくらんぼ計算を指導すること”を肯定的に捉えている人が、議論のすれ違いに気がついて話は収まった。

”さくらんぼ計算”に批判的な人は、”さくらんぼ計算”を自分でやってみたのだろうか?例えば、長谷川式簡易知能評価スケールで最初につまずく93引く7。この場合、7を3と4に分けるのだろうか?そうすると、66はすぐでてくるが、気合いで引き算をやっていると、なかなか答えは出てこない。

”さくらんぼ計算”についての議論はしばらく続くだろう。”さくらんぼ計算”そのものの良し悪しは別として、初等教育について大人が議論するということはいいことだし、大人の目が子供たちに目が行くようにもなる。そして、最も重要なのは、なんでもそうだが、議論する場合は議論していることが何かを知らなくてはいけない、ということだ。相手に対する理解、議論の内容の理解をしなくては、議論は成立しないという常識が、私たち電脳社会で生きる人間に、定着することだと思う。

相手の立場に立つ

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント (2)

風邪ぎみだ

2018年11月14日 | こんきも

この数日、気温がどんどん下がっている上、雨がちで空も暗い。昨日は大相撲の稀勢の里ATPツアーファイナルで錦織圭も惨敗。こういう時は気分も落ち込みぎみとなり、免疫力が下がって体調を崩しやすい。



先週末から同僚が風邪気味で見るからに調子が良くない。そして私も。少しムカムカして、鼻水と咽頭痛に加え、お腹の調子も今ひとつ。妻も同じような症状のようで、曰く”つわり”のよう。
「なんだかきもち悪いんだよねー」というと、「それが”つわり”よ。あなたもつわりのつらさがこれでわかるわね」とのこと。なるほど、こんなのが二ヶ月近く続いたら、さぞかし辛いだろう。

そんなわけでつわりのような気持ち悪さを感じながら書いている。風邪は妻の周りでも流行っているそうで、同じような症状の人がちらほらいるらしい。

こういう時は、一日仕事を休んでぐったりしていたいのだけど、そうもいかない。私が診断を出さなくては困る、患者さんが今日も何人もいる。顔は見えないけど、色んな患者さんがそれぞれの立場で私の診断を待っている。そう思うと、なんとかなるようならばなんとかして頑張ろうと思う。

せめて暖かくして

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント

踏ん張れキセノン

2018年11月13日 | スポーツ

ロンドンで開催中のテニスのATPツアーファイナルで、今年、怪我から不死鳥のごとく復活を遂げて出場している錦織圭がロジャー・フェデラーにストレート勝ちした。予選とはいえ、上位選手になかなか勝てなかったなか、これは嬉しいニュースだ。フェデラーには4年ぶりの勝利、6連敗中だったそうだ。ぜひ、次戦も勝って決勝トーナメントに進出して1つでも2つでもランキングを上げ、今年のツアーを終えて欲しい。

いっぽう、国内では横綱稀勢の里が初日から2連敗。日本中の相撲ファンの少なく見積もっても半分はがっかりしただろう。外国出身横綱が欠場したからチャンスとか、そういうことではない、みんな稀勢の里が好きなんだ。いつもしかめっ面をしているけど、本当は優しい笑顔を知っているから。力はあるのに、なかなか本領発揮できない忸怩たる思い、そんなどこか自分に通じる思いが稀勢の里を応援させる。負けたくて負けてるんじゃない、必死になってぶつかってくる相手力士に、なんでだろう、負けてしまう。

テニスにしても相撲にしても一対一の勝負。私はバスケットボールという団体競技をやっていたから、”タイマン”の恐怖というのは本質的にはわからない。自分の心が折れた時、どこかでチームメイトに頼っていた。そういう点からみると、こういう個人競技をやっている選手というのはすごいなと思う。稀勢の里も、高い運動能力を持っているのだからラグビーとかやっていたら別な意味でスーパースターになっていたかもしれない。でも、相撲道に足を踏み入れてしまった。そこでも横綱になったのだから大したものだ。

3日目の今日こそは気分を入れ替えて、頑張ってほしい。横綱大関で2連勝は弟弟子の高安だけだ。まだまだ、優勝の目はあるし、高安を援護射撃してあげるだけでも十分だ。キセノン、君は強いのだから、力の限りを尽くして勝利してくれ!

やった!大谷、新人王

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント

ああ、そんなこともあった

2018年11月12日 | あの頃のこと…

昨日、55歳を記念しての中学高校の同窓会があった。前回は2016年だったから、開催頻度は高い。それでも50人近くの人が集まり、盛会となった。

同窓会の企画といえば、思い出話に思い出の品といったところだけど、今回もそれなりに面白い話や品物が出てきて楽しませてもらうことができた。

中1の時、私が校内誌に新入の喜びを書いていた記事が出てきた(下欄に添付)。この時から書いている調子が基本的に今と大して変わらないので笑ってしまった。”たり”の使い方が間違っているなど、推敲の跡がほとんどないという点でも今と変わらず、情けなくなる。文章というものは残るものだ。どんなものでも心して書かねばならない。それにしても、ずいぶんな喜びようだ。

再認識したのが担任の先生方が若かったということ。学年主任の先生はすでに50近かったはずだが、その他の先生たちはせいぜい30歳だったということ。私の中一の時の担任の先生は母校に就職してから初めて担任として受け持ったクラスだったというし、他のクラスの先生も副担任の先生たちも同じ様な年だった。そう考えてみると、よくあんな生意気な中学生を曲がりなりにもコントロールしていたものだと思う。学校の先生というのは大したものだ。

多くの先生が定年まで勤めあげられたが、高三の時の担任の先生は早期退職で陶芸家となり、山あいの集落で作陶に励んでいらっしゃる。先生の人生もいろいろある。

10年近く前に私たちが学んだ校舎は取り壊されてしまったので、かつての面影は校門へのアプローチに植わっているイチョウの木だけとなってしまった。それでも、ここに立つと新しい校舎の向こうにかつて私たちがかけずり回ったグラウンドが浮かび上がってくる。6年間毎日通った思い出が褪せることはない。

次は還暦を記念して会うことを約束して別れた。

健康に気をつけて

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

 

コメント

電脳世界の中で交錯する人生

2018年11月11日 | 電脳化社会

他の方のブログの読者登録をしていたら、いつの間にか100人を越えていた。

いろんな考えのひとがいるものだ。それぞれの人がそれぞれの考えを持っていて、それを”割とひかえめに”ブログに書いている。

 


ブログの内容が過激な人もいるけど、それはだいたい自分のことよりも、社会一般のこととかを匿名という前提で書いていて、自分のことはほとんど書いていない。いくらもっともなことを書いていても、所詮は匿名、そういう人のブログにはあまり興味は湧いてこないのでほとんど読まない。私にしても匿名なのだから同じ穴の狢、読み飛ばしていただいても、しょうがない。

さまざまななブログを読んでいると、いろんなものがある。その中にはほぼ写真だけというブログもある。そういうブログからはその人の人柄とか人生で起きる諸事への対応を垣間見ることができるので私はよく見る。時々、コメントを入れてブログ主さんから返事がくると嬉しくなる。


ブログに書いてあることは、その人が実生活で考えていることではないかもしれない。それでも、頭の中で考えたことなのだから、やっぱりその人の人生の一部だろうと思うのだ。 いろいろな人生があって、ネットの上で交錯している。単なるネット上の匿名者同士の中傷合戦ではなくて、互いに良い感情をシェアすることが起こっている。ブログをとおして、電脳世界に足を踏み入れた頃はそんなこと起こらないと思っていたけど、最近ではそれもありかと思うようになった。脳内環境が順応してきたからなのだろうか。

現実世界と等価になるか

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

コメント

リウマチ性疾患と腎臓

2018年11月10日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

外科病理、という言葉があるほどで、病理診断の主戦場は外科が切除してきた組織における癌診断となる。それは例えば、胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、子宮癌、前立腺癌などだ。私の日常診断業務も癌診断が多くを占めるが、それ以外の疾患も少なからずある。その一つが腎臓の診断。腎生検診断がそれで、腎病理は私の専門分野だ。腎臓は全身状態をよく反映する臓器で、全身性慢性疾患のほとんどで腎臓に症状が出る。たまたまだけど、リウマチ性疾患と腎臓の関係について勉強することになったので、この場を借りてまとめてみたい。

リウマチ性疾患とは、免疫機構の不調によって生じる病気の総称で、多数の疾患が含まれる。免疫機構とは元来、細菌とかウイルスから身体を守るシステムで、人間ではとくに発達している。でもこのシステムが崩れて、身体各所が自分自身の免疫機構によって攻撃を受ける様になって生じるのがリウマチ性疾患だ(下参照)。関節はリウマチ性疾患の標的臓器として代表的なもので、リウマチ=関節の病気と思われがちだが、関節以外の臓器にも症状は出現するし、それらもリウマチ性疾患だ。中高年の病気とも捉えられてしまうけど、それは長年の障害の結果、関節に症状が出てくるからそう考えられてしまうだけで、小児にも発症する。

仕事のことですみません

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→

 

リウマチ性疾患

1。関節リウマチおよびその類縁疾患:

関節リウマチ(RA)、悪性関節リウマチ(MRA)、フェルティー(Felty)症候群、成人スティル病(成人Still病)、若年性特発性関節炎(JIA)*、リウマチ性多発筋痛症(PMR)、RS3PE(remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema)症候群、回帰性リウマチ(PR)

 

2。脊椎関節炎およびその類縁疾患:

強直性脊椎炎(AS)、乾癬性関節炎(PsA),

SAPHO(synovitis, acne, pustulosis, huperostosis, osteitis)症候群、反応性関節炎(ReA)、炎症性腸疾患関連関節炎

 

3。全身性自己免疫性疾患

全身性エリテマトーデス(SLE)*、抗リン脂質抗体症候群(APS)*、シェーグレン症候群(SS)*、全身性強皮症(SSc)/強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)*、混合性結合組織病(MCTD)*、重複(overlap)症候群

 

4。血管炎*

大型血管炎[高安動脈炎、巨細胞性動脈炎(GCA)(側頭動脈炎;TA)]中型血管炎[川崎病(MCLS)、結節性多発動脈炎(PAN)]小型血管炎[好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)[多発血管炎性肉芽腫症(GPA)、顕微鏡的多発血管炎(MPA)、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)]、免疫複合体性血管炎[クリオグロブリン血症(CV)、過敏性血管炎(皮膚白血球破砕性血管炎;CLCV)IgA血管炎、抗糸球体基底膜(抗GBM)病、低補体血症性蕁麻疹様血管炎(抗C1q血管炎)]]多様な血管を侵す血管炎[ベーチェット病、コーガン症候群]、単一臓器血管炎[皮膚限局血管炎、中枢神経系血管炎]、バージャー(Buerger)病(閉塞性血栓血管炎)、全身性疾患関連血管炎[SLE,RA, サルコイドーシス]推定病変を有する血管炎

 

5。変形性関節症:

変形性関節症(OA)、全身性変形性関節症・びらん性変形性関節炎

 

6。結晶誘発性関節症:

痛風、ピロリン酸カルシウム(CPPD)結晶沈着(偽痛風)、その他の結晶誘発性関節症

 

7。感染性関節炎:

細菌性関節炎、抗酸菌性関節炎、真菌性関節炎、スピロヘータ関節炎、ウイルス性関節炎、嫌気性菌による関節炎

 

8。全身性疾患に伴う関節炎:

サルコイドーシス、内分泌・代謝疾患(甲状腺疾患、副甲状腺疾患に伴う骨関節症など)、悪性腫瘍、血液疾患(肥大性骨関節症、血友病性関節症など)、アミロイドーシス

 

9。骨疾患:

骨粗鬆症、骨壊死、骨過形成性症候群(MDS)など

 

10。その他:

ベーチェット病*、再発性多発軟骨炎(RPC)、リウマチ熱(RF)、線維筋痛症(FM)、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、好酸球性筋膜炎、神経病性関節症、結節性紅斑をきたすリウマチ性疾患、肥厚(大)性骨関節症、肥厚性硬膜炎、絞扼性神経障害(正中神経障害など)、自己炎症性症候群(地中海熱など)、IgG4関連疾患


*:小児でも多い疾患。

アンダーライン:腎症状がしばしば問題となる疾患。

コメント (2)