こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

熱中症だか副反応だかよくわからなかった1日

2022年07月31日 | 日々思うこと、考えること
今日もいい天気、気温は朝からぐんぐん上がり、部屋の中でも31度。
座っているだけでも汗がにじんでくる。
気がついたらちょっと頭痛がする。
昨晩はワクチンを打った方の肩が痛くて寝返りがうまく打てずに寝不足だった。
頭痛が暑さによる熱中症のせいなのか、やっぱりワクチンの副反応なのか、よくわからない。
とにかく、冷房をかけ、痛み止めを飲んで午後はぐうたらして過ごした。
夕方になり少し気温が下がり、頭痛もおさまってきたので、外に出て土いじりをしたが、あっというまに汗だくとなり手早く済ませた。
明日から仕事、一晩寝たら元気になるだろうか。
よくわからない物質を体の中に入れるというのはやっぱり嫌な気分だし、それが体調不良に結びつくとなると、逃げられないような気がして気持ちが悪くなるものだ。
ワクチンを嫌がる人の気持ちもわからないではない。
今日もたくさん感染者

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酷暑のなか4回目の接種に出かけたら

2022年07月30日 | 自然災害・事故・感染症
朝から快晴。
要らなくなった洋服の整理をしていたら汗だくとなる暑さ。
新型コロナワクチンを打ちに東京まで出るのもためらわれたが、BA5は換気の悪いところだとマスクをしていても感染する可能性があるので注意するようにというおふれ書きが院内メールで来ていたし、このことを、昨日感染症科の先生とそのことを話したら、

 そうなんですよ、先生、ワクチンは?

 明日。

 よかった。

なんてやりとりもあったので、時間より少し早めに出た。

東京駅丸の内出口に設営されている大規模接種会場に、予約時間より30分以上早く着いたのが、来てみてびっくり玉手箱、100人近くの長蛇の列。
どうせガラガラで入り口の写真でも取れるだろうとたかを括っていたらとんでもない、忙しそうにしている会場整理の人の姿を見たらそんなこと失礼と、大人しく手続きの列に並んで順番の来るのを待った。

問診してくれた先生に、「今日はずいぶん多そうですね」と尋ねたら、ずいぶんな数の予約が入っているとのことだった。
若い人が多かったが、この週末は医療従事者に解放してから初めての週末ということで多くなったのかもしれない。

こういう、感染のリスクを少しでも下げよう、クラスターを起こさないようにしようと努力する医療従事者を見ると、みんな真面目で一生懸命なんだなあと思う。
ちなみに、医療従事者枠で受けに来た人の問診票には受付の時に、”医”と大書きされるので、そのことがわかる。

さて、私はといえば、15分の経過観察でとくになにごともなく、放免され、一方通行の出口から地上に上がったらやっぱり暑く、東京駅見物の観光客もまばらだった。
いつもは仕事からの帰りがけに寄る床屋に行き、短めに刈ってもらい、そのあと丸善に寄って店内を少しうろうろしたが、めぼしい本がなかったので、何も買わずに帰った。
さて副反応は

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考えながら生きるために決めておくこと

2022年07月29日 | 生き方について考える
いよいよ本格的な夏がやってきたような気がする。
熱帯低気圧から成金のように勢力を増した台風5号が北西方向へ抜けたら、日本全国すっかり夏だ。
そうはいっても、まだ7月。
戻り梅雨のようなものがあったものの、梅雨明けが早かった分、長い夏となりそうだ。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、世界が包含する問題点、矛盾、限界が急速に明らかとなった。
この先のことを考えるにあたって、何か行動を起こす時、人間はみなまず自分の判断で動くので、結果として論点があまりにも多くなってしまうということがわかった。
なんの見返りもなしに他人のために死ぬ人はいない。

この先、私はまだしばらく生き続けるつもりで、そうであれば考えながら生を全うしたい。
そこで大事だと思うのが、不変の価値基準を持っておかないといけないこと。

ここまで書いて、「なんだ、これってずっと昔、2000年以上前にも考えたひとがいるじゃないか」、とモーセの十戒があるのを思い出した。
人間、考えることは大して変わらない。

私はキリスト教者ではないので、冒頭の神様についての部分には触れないでおく。
その後に続く、”あなたの父母を敬え””殺してはならない””姦淫してはならない””盗んではならない””隣人に関して偽証してはならない””隣人の妻を欲してはならない””隣人の財産を欲してはならない”については、絶対化していいか難しいところもある。
毒親を敬うとか、自分を殺しにきた人から自分の命を守るためでも殺してはならないのか、愛情が失われても相手に貞節を保たなくてはならないのか、悪人を懲らしめるために一切の嘘は許されないのか、などなど、反駁することはいくらでもできるが、それらはいずれも”常識的な”範疇を超えたところの話なので、例外としてここでは考えない。
では”常識的な”とはどう定義するのかといわれると堂々巡りになるので、先に進む。

人間の生き方というのが実はとても多様だということが明らかになるにつれ、個々人の中にその多様性が覚醒した、というのが今の世の中だ。
あんな考え、こんな考え、いろいろあるよね、ということだが、私として絶対に守らなくてはいけないことは、他人を殺してはいけない、ということだ。
殺人に意味はない。

戦争反対、は主義主張ではなく、戦争とは絶対的な悪であるという立ち位置でこの先も考えながら生きていく、ということだ。
もし、殺人を犯すとしたら、それは絶対的な悪を犯すということだ。

問題は、それらの悪をなしたところで必ずしも罰が与えられるわけではないということだ。
良心には期待できない

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次はモデルナをと思っていたけど今度もファイザー

2022年07月28日 | 自然災害・事故・感染症
参議院議員選挙までは多少なりとも政治関連の話題があったものの、政治家が夏休みに入って、目ぼしい話はほとんどなくなった。
ウクライナへのロシアによる軍事侵攻で世界経済が困難な状況に直面しており、経済関連もパッとしない。
政治経済関連について毎日書いているブロガーさんもこの状況に呆れているようだが、有能な政治家が払底している現状では仕方ないのかもしれないし、今の社会は誰がトップに立ったところでどうにもならないのかもしれない。
政治にもAIの導入を考えないといけないのだろうか。
私にしても、このところは身辺雑記のようなことが多くなっている。

この第7波からは逃げられないと覚悟を決めてはいるものの、ワクチンは重症化のリスクは低減するというので、今週末に4回目のワクチンを打つ。
60歳以上の人、医療従事者などが対象だが、東京都内在勤者である私は、医療従事者枠で新型コロナワクチンを接種してもらう。
現在、医療従事者が次々と感染したり、濃厚接触者となったりして、医療機関などが立ち行かなくなりつつあるそうで、私の勤務先でも自宅待機になっている職員がいる。
院内クラスターを発生させてはいけないわけで、医療従事者が率先してワクチンを接種しなくてはいけないのは、実は感染者からうつされるリスクがあるからというわけではない、という本来の意義がここにきてやっとわかった。
ちなみに、近所のご高齢の皆様はとっくに4回目を打っているとのこと、皆さんしっかりしていらっしゃる。

ワクチンの効果を疑っている人が未だ少なくないが、私は効果があると考えている。
ワクチン接種によって抗体価がどのぐらい上がるのか興味があったのでその研究に参加していたが、少し前にその結果がきた。

初回ワクチン接種前;2021年3月 0.4U/mL(0.8U/mL以上が陽性)
初回ワクチン接種2ヶ月後;2021年5月 1190.0U/mL
初回ワクチン接種半年後;2021年9月 550U/mL
2回目ワクチン接種 2021年
3回目ワクチン接種前;2021年12月 189U/mL
3回目接種;2021年12月
3回目ワクチン接種後;2022年1月 18700U/mL

ここで注目したいのは、初回接種の2ヶ月後、というのは2回目接種の1ヶ月後で、この時はそこそこ上がってはいたが、3回目接種後1ヶ月後ではその100倍にも抗体価が上昇している。
あくまでも、私という個体での結果なので、他の人が同様のデータとなるかは不明だ。
なお、この研究で参加者の抗体価をこの先も調べてくれるのかは今のところわからない。

現在、猛威をふるっているBA5系に対し、従来のmRNAワクチンは感染を防ぐ効果は高くないものの、重症化のリスクは低い。
うつってしまうのはやむを得ないとしても、体内でのウイルス増殖を防ぐことができるのなら、よしとするしかないし、ウイルス量が少なければ他人にうつすことも少ないだろう。

そのワクチン、これまでの3回はいずれもファイザー社製のものだったので、次はモデルナ社製のものにしてもらおうと思っていたが、予約システムの通りにやっていたらいつの間にかファイザー社製になっていた。
無理にモデルナ社製のワクチンにする必要もないし、ファイザー社製なら副反応は予想がつくので、そのままにした。
あとは、週末までに感染しないこと、これはこれまで通りの生活をすることしかない。
次はケンタウロスだって?

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日本人は穏やかだから日本は安全なんてこと、もはや言えない

2022年07月27日 | 通勤・交通・旅行
朝から、モバイルSuicaの調子がとても悪かったせいでいろいろあって、JR東日本のコールセンターに問い合わせたら私のスマホとアップルウォッチが不良だからだと木で鼻を括ったような言い方で説明された。
オペレーター相手に何を言っても埒が明くわけがないので、大人しく引き下がったものの、不愉快な気持ちで一日過ごした、というか今もまだ嫌な気分だが、こんな気持ちでエントリーを書いては読んでいただく方に失礼なので、気を取り直して書くことにする。

それにしてもこういうことがあるたび、つくづく通勤が嫌になる。
今さら鎌倉を出ていく気にもなれないので定年まではこのままでいることにするが、とにかく、通勤のストレスは本当に大きい。
電車がしょっちゅう遅れるのもストレスの一つだが、同乗者のストレスも並大抵のものではない。
マナーの悪さについては、私も若い頃は酷いものだったのでそこは目を瞑るとして、それよりも怖いのは無差別殺人だ。
地下鉄サリン事件をはじめ、車内での殺人、傷害は決して防ぐことはできない。

どちらも想像を絶する悲惨な出来事だったが、実際に起こってしまうと、それは想定の範囲内のこととなり、次にまた同様の無差別殺人が繰り返される。
私たちは無差別殺人や暗殺といったようなことがこの国では当たり前に起こることだということがわかってきたし、銃乱射事件が起こっていないのは、この国の銃規制が米国より厳しいからというだけで、日本人がタチのいい民族だからではないということも。

電車の中ですぐ隣に座っているごく普通にみえる人が、無差別殺人を計画しているかなんてわからない。
犯行の動機なんていくらでもある。
殺人の現場は、電車の中だけでなく、駅のコンコース、駅前などいくらでもある。
そんなところで、私はその他大勢の人の一人として、心の準備もないまま殺されてしまうかもしれない。

かつては、こんなことを言ったら、

 何を馬鹿なことを、被害妄想もはなはだしい

となかば軽蔑の目で見られたかもしれないが、これらの多くの無差別殺人はそれを否定することができないと示している。
日本が安全な国だというのは幻想に過ぎない。

ご冥福をお祈りします

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世の中すべてに表があって裏がある

2022年07月26日 | 日本のこと、世界のこと
雷も光る大雨。
気温は26度だが、湿度がむちゃくちゃ高い。
熱帯低気圧が北上して、前線の端っこに接近して関東地方にはそれこそ”まとまった量の”雨が降るらしい。
これだけ、高気圧と低気圧が混じっていると将棋かチェスのようで、熱帯低気圧は銀。
通勤の間じゅう、車窓を流れる雨を見ていた。
ウクライナへのロシアによる侵攻とその後あらわとなったグローバル社会と強権主義国家群の対立、安倍元首相の暗殺とその後明らかにされた政治と宗教の関わり、新型コロナ、ついに国内にも感染者の出たサル痘
それぞれの出来事の裏にはそれはもう信じられないほど多くの人の行動、思惑がある。
こんなことを書くと、

そんなこと当たり前だろう

と笑われそうだが、では、全てを知っている人物などこの世にいるだろうか。

一つ一つの出来事に説明を付けることはできるかもしれないが、今、という瞬間に連続性を持たせ、時間軸上にこの世におきている全ての事象を並べたとき、その変化を網羅的に俯瞰することはできない。

たとえば、強権主義国家は為政者による独裁制により、その変化のバイアスを減らそうとするが、為政者は不変ではいられない。
民主主義国家群では民主的な選挙によって為政者が選ばれるが、その選挙を利用する宗教やその他の団体がある。
何らかの制度があってもなんらかの抜け穴というか、別の利用法があり、時としてそれは大きな欠陥となって突然目の前に出現する。

それにしてもよく降っている。
これだけ書くのに小一時間かかるが、そろそろ最寄りの駅に着く。
車内はまあまあ涼しいが、今日はなんだか少し混んでいて、こんな日は早く降りたい。
通勤、つらい

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熱帯夜とわざわざ口に出さなくなってきた天気予報

2022年07月25日 | ガーデニング・菜園・花・緑
明け方に目が覚め、温度計の表示を見ると26度。
たしか、最低気温が25度以上の夜を熱帯夜といって、この言葉が世の中に出現した当時はまさしく異常な気象状態をさしていたような気がしたが、いつのまにか天気予報でこの言葉を聞かなくなったのは、地球温暖化によりこの状態が常態化してしまったからだろうか。
真夏日はまだ使っているが、猛暑日とともにそのうち5度ずつ上げることになるかもしれない。

なるほど、こんなことが続くと昼間は少々暑くても、夜は涼しくなるのが当たり前と、子供の頃の感覚でいたら、いつの間にやら熱中症というのもうなずけるが、毎日熱帯夜といったところで慣れてしまえばどうということもない。
最低気温が23、4度まで下がってくれたら熟睡できるだろうに、そんなのは軽井沢とか八ヶ岳とかに別荘でもがなければ叶わぬ夢となった。
まあ、別荘があったところで、一体いつ行けるのかという話で、たった一週間ほどの夏休みプラスその他数日の有給休暇のために維持するというのも考えものだ。
結局、今年の夏もどこか近場の高原のホテルのコテージでも借りるのが関の山か。

暑さのおかげかどうかわからないが、今年はオリーブにそこそこ実がついた。4本あるうちの2本で、うち1本は昨年入れたもので、5、6粒だが優秀だ。
もう1本は、10年目ほどの木で、珍しく沢山の実をつけてくれとても楽しみ。
どの木も高温多湿のこの国でよくぞ頑張ってくれている。
トマトもブルーベリーもリスに食われまくっているが、リスもよもやオリーブには手を出さないことを願うばかりだ。

庭仕事明けの月曜日は、土日に虫に刺されたところが痛痒くなる。
軟膏を塗りはするものの、それだけで痒みは抑えきれず思わず掻いてしまう。
刺されたところが10あれば、そのうち1、2ヶ所は掻き壊してしまうので、とびひにならないように気をつけている。
水やりは控えめに

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今日も平和に過ごせた1日に感謝

2022年07月24日 | 家族のこと
朝から暑かった。

今日は息子の誕生日。
一日遅れの土用の丑の日ということで、息子夫婦と妻と娘とでうなぎを食べた。
お店まで歩いたが、今日も市内は空いていた。
海の方はどうだっただろう。
息子たちが来る前に掃除だのなんだのをしたが、こんなことができるということ自体、幸せなことだ。

平和に過ごせたことに感謝しなくてはいけない。
何もない1日というのが何よりも幸せなことなのだ。
仕事があることも

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お宝の上に住んでいるような気がして少し幸せな気分になった一日

2022年07月23日 | 鎌倉暮らし
せっかくの休みの土曜日なのに、ちょうど明け方に目が覚めてしまった。
久しぶりの朝焼け。
朝から暑かったが、湿度は50%台で、まあまあ過ごしやすかった。
マルチーズのコロとの散歩から帰ってきた娘が、現在発掘中の遺跡を見学できるみたいだと教えてくれた。
いいピッチングをしていた大リーグエンゼルスの大谷がフォアボールから大炎上してしまったので、妻と遺構見物に出かけることにした。
それにしても、大リーグ中継を総合テレビで流すとは、NHKも最近サボり過ぎではないか。
遺跡発掘は、暗渠となっている川の改修に伴うもので、鎌倉時代からの歴史がわかるものだった。
出土品もずいぶんあって展示されていた。
鎌倉はこういったものがずいぶんと出るようで、自分もそんな宝の山の上に住んでいるのかと思うとちょっと嬉しい気持ちになった。
それにしても、炎天下、ずいぶんたくさんの人が訪れていた。
知っている人は知っているものだ。
昼は外で食べようと、駅のほうまで歩いた。
暑さのせいだろう、人では少なく、銀座通りのラーメン屋に入ることができた。
帰りがけに、店主に、
またおいでください
と言われたので
いや、いつも来ているんだけど長蛇の列でね
と言ってあげた。
実際、開店した頃は閑古鳥で何度か来ていたのだが、最近本当に入れないでいた。
観光客に混じってまで並ぶほどの店ではない。
うちに帰ったら、風で植木鉢がいくつか倒されていて、そのうち一つは、去年だいじに育てたポインセチアだった。
枝が何本も折れていてショックだったが、仕方ない。
鉢底石を重くして植え直してあげた。
明日もいい天気だといいね

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新型コロナ対策は自己責任のフェーズに

2022年07月22日 | 自然災害・事故・感染症
南風が強く湿度も高い。
最近ではほとんど歩けなくなったマルチーズのコロを坂の下まで抱いてくだり、平らになったところで少し歩かせ、また家まで抱いて戻っただけでそこそこ汗ばんだ。
鎌倉駅前の通りには芙蓉が満開の花を咲かせていた。
この歩道は駅からの通学路で、いつもは学生があふれ、歩くのもひと苦労なのだが、夏休みのおかげで向かってくる人は誰もおらず、少しゆっくり眺めることができた。

若者の無邪気で罪のない行動というのに年長者はどう対応してよいかわからない。

厚労省の新型コロナ接触アプリCOCOAを久しぶりに開いたら、7月7日に31分感染者と接触したことになっていた。
使用開始から455日とかで、この間、接触はこれで2度目。
この日はウィークデイだったので、感染者が誰だったのかはわからない。
職場と家族に感染者は出ておらず、電車の中で隣り合わせた誰かが感染していたのだろうか。

東京都の新規感染者数は3万1878人で過去最高。
私の勤め先も臨戦体制で、とくに内科系の先生方はとても忙しそうだ。



厚労省の感染症情報のデータは興味深い。
感染者数は若い人が多く、重症者数は50〜80歳代の男が多い。
79歳とご高齢なだけに管理が心配だが、無事乗り切ってくれることを祈る。
トランプ前大統領が感染した時は大騒ぎだったのに、今回はそれほどでもないのは、世界中でコロナが身近なものとなってしまったものの、治療法がある程度確立されたからのように思う。



感染症は個々人の問題ではあるが、それは一気に世界情勢に直結するというリスクがある。
どうやってもコントロールできないまま、コロナとともに過ごす3年目の夏。
若者は動き回り感染を拡大させるがこれを止めることはできないし、経済も回したい。
では、どうしたらいいかという堂々巡りはまだしばらく続きそうだが、感染対策はもはやお上に任せていても仕方なく、自己責任でやるしかないのではないか。

集団免疫はどうなった?

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人間は太陽と大地に生かされているということを忘れてはならない

2022年07月21日 | 日本のこと、世界のこと
スッキリ晴れるのはもうしばらく先のようで、明日は雨とか。
急に勢いを増していっきに梅雨明けに持っていった太平洋高気圧がヘタレだったのか、これが本来の姿だったのかよくわからない。
学生は今日から夏休みということで、電車はずいぶん空いている。

このブログに載せるための草木の写真を何枚か撮る。
アングルによっては近所のお宅が映り込んでしまうので、遠景かあとは近づいての写真にしている。
撮った写真はPC上でトリミングなどしたのち貼り付けるが、今朝ふと、植物の多様性に気がついた。

すべての植物は地面から水を吸い上げ、光合成の過程によって空気中の二酸化炭素をエネルギーに変換するという共通したシステムを持つが、それらは多様な種類に分かれている。
みんながみんな同じように育ってもいいような気がするが、住む場所によりさまざまな姿に変化してきたのは、人間とは大違いだ。
そして、人間などと比べるまでもなく植物の生命力は圧倒的に強い。
雑草と呼ばれる草などは、発芽まで何年も待つことができるというから、地上が全て焼き尽くされても、植物はきっと生き延び、人間のいなくなった世界に年月をかけて森や草原を、作り直すに違いない。

今、人類はロシアによるウクライナ侵攻により、世界的な食糧危機に直面している。
自然現象による飢饉や洪水ではなく、戦争という人間の最悪の愚行により、小麦が収穫、輸出できないでいるのは対岸の火事ではない(食料危機の深刻化警戒 ウクライナ輸出代替に限界―国連 JIJI.COM)。
戦争では手段を選ぶということは戦争にはないが、人類みな太陽と大地からの恵みを得て生きているということからすると、収穫された農産物を無に帰させるような戦略はどうしても納得できない。
これはエネルギーにも通じることだが、地球と太陽に対して人間はあまりに傲慢ではないか。

とはいえ現実問題として、EUではガス使用に制限を設ける方針を発表し、ロシアのエネルギー戦略に対抗する意思を表明した(欧州委、ガス使用量15%削減目標を提案 来年3月まで ロイター)。
彼らにとって今は、もはや戦争状態だ。
日本でも節ガスの話題が出ているが、世論を気にしてか政府はそのことをあまりアピールしていないように思えるが、こんなことで大丈夫だろうか。
どうせこの先困るのなら、今から謙虚な生活を心がけるのも大事なような気がする。
自分が気づいていないことは?

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病いを受け入れ生きることを自覚する

2022年07月20日 | 生き方について考える
朝から蒸し暑い。
出かける時分には湿度はとっくに70%を超えていて通勤電車の中の涼が嬉しい。
前線の北と南の高気圧が早く一つになってくれたら、豪雨も雲散霧消となるのになどと素人考えをしてみるが、さていざ太平洋高気圧が出張ってきたらどうなるだろう。
所詮天気は神様のきめること、人間風情にできることは、新型コロナ対策を忘れずに熱中症にならないこと。
昨日から、脇の下や股関節を冷やせるよう、保冷剤を持って出かけるようになった。
NHKニュースを視ていたら、白血病と闘っている10歳の少年が、千葉ロッテマリーンズに入団したという話を報じていた。
小児周産期医療に携わるものとして、大変興味深い内容だった。
とくに、弟を白血病で亡くしたという選手の思いはしみじみと聞かせてもらった。
私も知っている仲の良いご夫婦で、コロナ禍以降連絡がなく、どうしているかな?などと時折、妻と話していたが、まさかそんなことだったとは驚いた。
難病の患者さんやその家族を支援するための財団を設立し、クラウドファンディングでその資金を募るという(余命宣告を受けて。|難病患者やその家族を支え続ける、財団設立へ)。
ご興味を持たれた方は、ぜひご一読ください。
私の目には、自らの病気を受け入れそれをカミングアウトする千葉ロッテに入団した少年も、ALSを発症した畠中さんも、病気というつらい状況をポジティブな行動へと変容させようとすることは、大変なパワーであり、さらにはそれを自身の強みとしようしているかのように映る。
そこには年齢とか、社会的地位とかは関係なく、一つの命を与えられた一人の人間しかない。

世の中にはさまざまな病気や障害を持つ人がいる。
そもそも、それらを病気とか障害、という言葉で区別する必要があるのかというのは、もうずっと前から考えていることで、では、一人で生きることのできない生まれたばかりの赤ん坊や年老い衰えた老人は一体どういう存在だと定義したらいいのだろう。

生命とは、というような難しいことをこんな短文で語ることは到底できることではないが、それは一体何なのかということを自問しながら生きることで、自分の、そして自分と共に生きる人の生が豊かになるのではないかと思う。

やがて平和にもつながる

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落ち着いてくると後回しにしていたことが次々と

2022年07月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
朝から湿度は70%を超えて、頭痛がする。
九州では大変な大雨になっているとかで、お見舞い申し上げます。

いろいろ片付けなくてはならない仕事をすませることができたので、この3連休は助かった。
休日といっても、職場での仕事が無いというだけで、家のことをやったり、病院以外の場所での仕事をしたりとなるので、まるっきりの休みというのはあまりないが、それはそんなものだろう。
昨日一昨日は家のメンテナンスにほとんどを費やしたが、それなりに充実した3連休だった。

さて、今日から仕事。
先週までのてんやわんやの忙しさはなくないものの、カレンダーを見ると細々とした予定は入っている。
今日は少し余裕があるので、後回しにしていたことに少し手をつけることができそう。
どうせやらなくてはいけなかったのだから、その都度片付けておけば良いのに、残り時間やら重要度から後回しにしてしまうのは仕方ないか。
結果として、残り時間が少なくなって優先順位が上がり、焦ることになる。

あれもこれもと仕事を引き受けるのも考えものだが、頼まれたら断るというのは自らの向上を放棄することになるので、まだやめておきたい。
火水木金

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セミも蚊もやっと本気を出してきた

2022年07月18日 | ガーデニング・菜園・花・緑
やっと朝から晴天で、物置の掃除、グリーンカーテンの引き直し、おととい病院から連れ帰った元気のなくなったウンベラータなどの植え替えなどあれこれやっていたらあっという間に夕方になった。
いろいろ写真を撮っておけば良かったのだが立て続けにやっているうちに暗くなってしまったのであきらめた。
写真はグラウンドカバーのクリーピングタイム。
白くて小さな花が咲いた。
そろそろ刈り込まないと蒸れてしまうので、来週あたりは手入れしよう。
そういえば、昨日ひぐらしの声を聞いたと思ったら、今日は朝からミンミンゼミの声が聞こえた。
早すぎる梅雨明けで、セミが鳴き始めのタイミングを失っていると言う話を聞いたが、例年通りの梅雨明けの時期に合わせて鳴くのかと思った。
そして、夏と虫といえば、 蚊。

蚊取り線香を焚いているにもかかわらず、夕方になって蚊が襲ってきた。
今年は蚊が少ないと侮っていたが、そんなことはなかった。

虫除けスプレーをしっかり塗って土いじりした。
夏本番で、蚊も本気というところか。
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かゆい

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第七波、今度はちょっと逃げきれないかも

2022年07月17日 | 自然災害・事故・感染症
久しぶりに青空。
IKEA(港北)コストコ(金沢シーサイド倉庫店)に行って買い物する予定だったが、お盆だからとその前に墓参り。
あれこれいろいろやっているうちあっというまに午後となった。
空が明るいと思ったら、晴れていた。

新型コロナ、第7波がやってきている。
感染力が強いとうが、今度ばかりは逃げ切れるのか心配になるほどの感染者数の増加だ。

妻と二人暮らしなら心配もあまりないのだが、娘がいるのでそうもいかない。
活動性の高い10代、20代が感染拡大の主役ということで、それはそうで、娘もその20代。
この春就職した娘もその範疇でちょっと心配になる。

とはいえ、私も妻も全くの隔離生活をしているわけでもなく、感染してしまう機会は誰にでもある。

まあ、その時はその時と、覚悟を決めて、自分なりの感染対策をとりながら日々過ごすしかない。
 
それでも気をつけよう

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