こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

濃霧の朝に思う五里霧中の世界

2022年08月31日 | 日本のこと、世界のこと
ひどい霧で視界は著しく不良。
新聞の宅配がいつもより遅かったが、配達の人も濃霧のせいで大変だったのだろうか。

今日は、また夏日になるらしいが、寝不足もありとくに妻には体調管理には気をつけてほしい。
マルチーズのコロ(15歳)が夜中に鳴く理由が、喉が渇いたぐらいでは鳴いたりはせず、排泄を知らせることだということが昨晩になってやっとわかった。
小さな体でよく頑張っていて、もう、かつての半分ぐらいの体重になっても目はペットショップのケージの中から、
”連れて帰れ”
と訴えてきた時と同じ強さで私を見る。
コロとの思い出はたくさんあるはずなのだが、思い出すのは初めて会った時のことだ。
第一印象とはこうも強いものなのか。

京セラの稲盛会長と旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の死去が相次いで報じられた。

稲盛会長のことは日航を再建したということを以外詳しくは知らなかったが、数年前、盛和塾で学んだという人と知り合い、そのカリスマ性に驚いたことがあった。
日経新聞(電子版)は氏の逝去をトップで扱い、日本のみならず中国財界にもその信奉者がいるということを知った。
評伝にふれ、こういう教育を受けた経営者が多いから、日本の産業というのが発展し、未だに踏ん張っているのだろうと感じる。
日経に掲載されていた氏の生前の文章には”日本人の美点”に言及しているくだりがあり、日本人だからこそ氏の教育を受け入れることができたのではないか。
外国の経営者はどのように受け入れたかはわからないが、人間のある部分は人類共通なので、氏の教育を理解し受け入れることは彼らにもできたのだろうか。

ペレストロイカで知られるゴルバチョフ元大統領は、今回のプーチン大統領によるウクライナ侵攻を憂慮していたということだ。
戦争はやってはいけないことなのだ。
旧ソ連の解放、東西冷戦の終結はイデオロギー対立に終止符を打ったものの、では今の強権国家と民主主義国家の対立をみるとはたしてどちらがよかったのかわからなくなる。
核兵器をはじめとする武力行使さえなかったら、資本主義と共産主義のどちらかが正と反で、それを長い時間をかけて対話することで止揚を経て、ジンテーゼ(合)、すなわちさらなる地平が見えていたかもしれないと思うと残念だ。
共産主義が悪かったのではなく、共産主義に基づいた国家運営をあのような形で行っていたのが悪かったのではないだろうか。

中国共産党大会が10月に開催されるそうだ。
習近平主席が3期目を目指しているとかで、強権国家の政権交代の無さを見せつけられるが、ある意味日本だって、自民党対”自民党以外”の体制が長く続いている。
見方によっては政情不安のない国ではあるが、これでいいわけがなく、政治家に緊張感がなくてはいつまで経っても腐敗だのでの余計なことによる政治の空白が生まれてしまう。
都道府県レベルでは保守と革新が入れ替わることもあり絶望的とは言えないものの、選挙権がある限りは積極的に参加する必要がある。
今ここでできることを考える

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技術は進歩しても人間は進歩しない

2022年08月30日 | 日々思うこと、考えること
現在接近中の台風11号はずいぶん大きなものらしい。
今のところ進路は西だが、しばらくしたら北上する可能性があるらしく状況は予断を許さない。
今日も気温は低くて体は楽。
昨晩、マルチーズのコロはずいぶん鳴いて、妻はあまり眠れなかったようだが私は目が覚めなかった。
精神的には楽になったが、体は疲れていたのかもしれない。
朝、お薬とチュールを飲ませて出てきた。
先週の休暇中、同僚の新人君はよく頑張ってくれ、ずいぶん助かった。
その新人君、こういっては失礼だが私の若い頃によく似ている。
何よりそう感じるのは、自分の世界というものが絶対的に全てだと思っていることだ。
たしかに社会人になってしばらく経つとそう思うのは仕方のないことで、私もそうだった。
3回りも年が違うので、そういうことに基づく行動に対していちいちめくじらを立てても仕方がないということはすぐにわかったので、常勤になってからはなるべく優しく諭すようにしている。
このことが示しているのは、人間というのは時代を経てもそうそう変わらないということだ。
医学の知識、技術は進歩して、医師としてやっていることはもちろん違うが、それらを使う人間は同じということ。
このことは、何も医療に限った話ではない。

戦争とが悪いことであるとわかっているのに、いつまでたっても無くならないということはこのことを端的に示している。
いよいよ核兵器の開発にまで至り、人を殺すための技術は行き着くところまできているが、これを利用とする人間は進歩していないわけで、そのことがリスクとなる。

先日の核拡散防止条約の再検討会議というのが決裂したということが、人間はいつまで経っても進歩しないということを示している。
暴君、愚君というのはこの先も再生産され、このような危機は繰り返されるだろう。

モノの進歩はこの先も続くだろうが、人間はちっとも進歩しそうにない。
解決するには教育が1番だが、そのあたりのことはよくわかっているので、タリバンのように教育を著しく制限する支配者もいていつまで経ってもうまくいきそうにない。

私はこれまでに周りの人に多大な迷惑をかけながら生きてきた。
そのひどさたるや新人君以上で、失敗するたびに反省し、また失敗して反省するが、失敗はあれこれ繰り返されて未だこれといった進歩はない。

人のことは言えないのだ。

歴史は繰り返される

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仕事の疲れというのは溜まるものだと理解できた1日

2022年08月29日 | 日々思うこと、考えること
今日は一日体が楽だった。
もちろん、気温が低くしのぎやすかったせいなのだろうが、一週間の休暇が疲れをとってくれたのだろう。
休暇といっても、結果的には病院での仕事を休み、夜っぴて家で危篤状態の犬の世話をしていただけだが、体調の変化が自覚できた。

寝不足もあり体力的にはいまだきついものが残っているものの、私にとって仕事の荷重が大変なものであり、疲れというのは溜まるものだということがよくわかった。
仕事の疲れには通勤も含まれる。
通勤ストレスはとてつもないものがある上、仕事のプレッシャーというストレスもある。
さらに、仕事関連のメールを開かないということもストレス軽減になったみたい。

ブログを書くストレスはちょっと違うが、昨日一昨日と書かなくても平気になったのには驚いた。
私に対する私の優先順位というもののなかでブログ書きはそれほど上の方にはないということがわかって、ちょっとホッとした。

帰りの電車の中で、ちょっと書き留めておきたかった。
適度な休みは必要

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夏休みが明けたら秋が来ていた

2022年08月29日 | 日々思うこと、考えること
台風11号の影響もあるのだろうが、今日も朝から比較的涼しい。
暑さで参っていた夏の花たちがやっと咲き出した。
夏休み明けとともにそこには秋が来ていた。

今年の夏休みはマルチーズのコロ(15歳)の看病で明け暮れたが、その甲斐あってか容態はだいぶ落ち着いてきた。
昨晩は娘が預かってくれたので、私と妻は夜中一度も起こされることなく6時間余り熟睡できた。
おそらくコロはこの先も好不調を繰り返していくのだと思う。
もしかすると、来月の16歳の誕生日を迎えることもできるかもしれない。

ブログを書くのは2日ぶり。
写真だけは撮っていたが、文章を書く暇も頭もなかった、やはり通勤時間はありがたい。
絵日記的に痕跡だけは残しておこうと、それぞれの朝の景色と、いつもはダイエットアプリ用にアップしている朝刊と一緒の朝食の写真を今日になってそれぞれの日付でアップしておいた。

そんなわけで仕事も今日から再開。
休みの間は生産的なことは何もできなかったものの、生きていたらそれだけでいろんなことがあるが、何が必要で何が不要なのかはわからない。

犬とのことも色々と考えたし、子供たちとのこと、もちろん妻とのことをぼんやりと考えながら過ごした。
残念ながら、私の夢についてはあまり考えられなかった。
診断はたまっているはずなので、忙しくなるだろうがそれは仕方ない。
ただ、あまり焦ることがなくなったのは、7月から入ってくれた先生のおかげであることは間違いない。
お土産は鎌倉の鳩サブレー

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令和4年の夏休み日記 8 月最後の土日(日曜日)

2022年08月28日 | 日々思うこと、考えること
雨は朝から降ったり止んだりだが、気温は低くしのぎやすい。
核戦争抑止への道筋は見えてこない。
昨晩はコロがずいぶんないて3時間ほどしか眠れなかったが、昼間は娘たちが面倒を見てくれ、2時間ほど睡眠不足を取り返した。
日本維新の会と立憲民主党で幹部人事が変わったそうだが、どこも人材不足の感が否めない。
とくに立民はどうなるのだろう。
国民みんなでの議論が必要

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令和4年の夏休み日記 8 月最後の土日(土曜日)

2022年08月27日 | 鎌倉暮らし
朝から所用あり。
車で出かけたが交通渋滞のため、鎌倉に入るのに1時間以上かかった。
ちなみに海は回らなかった。
私が車を使ったため、東京の息子が来て、コロのことを病院まで連れて行ってくれた。
胸水はだいぶ減った。
鎌倉の交通渋滞はなんとかならないか

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子育てはなんのために・・・令和4年の夏休み日記 5日目(最終日)

2022年08月26日 | 日々思うこと、考えること
マルチーズのコロ(15歳)とベッタリ一緒の夏休みも今日で終わり。
明日は土曜日だが頼まれ仕事があって、出かける。
そのコロはいよいよ水も飲まなくなった。
昨日はずいぶん苦しそうな声を出していたが、それもあまり出てこなくなり、ずっとうつらうつらしている。
あとは、この子の生命力次第、できる限り寄り添いたい。
扶養家族という言葉があるが、これは一般的に「一家の大黒柱(私)」の収入で生活している人のことを指すそうだ。
今は、妻だけだが、かつては、息子や娘も私が養っていたし、私も父に養われていた。
先日からは娘のフィアンセ君が一ヶ月の予定でやってきている。
娘に会いたいだけでやってきた彼、すなわち私たちにはあまり興味のない人というのを住まわせておくのは少しもやっとすることもあるが、こういうものなのか。
むしろ、子供を持った時点でこうなることを予想しておかなくてはいけなかった。
私は他者への愛情が薄いからか子供への思いがどの程度のものなのかはよくわからない。
子供は神様からあずかったもの、などという考え方をしていたからかもしれないが、私にとって子育てというのは一体なんのためのものなのかがよくわからない(子育ては自分育て 2009年9月2日)。

子育てを目的化することは難しいが、このご時世それは不思議な考え方ではない。
そして、あまりよくわからない子育てのためにわざわざ結婚しようという人が減っているのも仕方がないような気がする。
堂々巡り

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今日は少し涼しくて助かった・・・令和4年の夏休み日記 4日目 

2022年08月25日 | 日々思うこと、考えること
3時ごろに目が覚めた、というかマルチーズのコロ(15歳)の悲痛な声に起こされた。
そして妻がコロのうんちに気がついた。
2、3日間出ていなかったが、やっと出たという感じ。
このことが何を意味するかということはどうでもよく、とにかくコロのお尻を洗ってやり、乾かしたら、外は明るくなっていた。
ということで今日の写真は5時のもの。

8時前に目が覚めたら、娘は出勤後、フィアンセ君は部屋でおとなしく日本語の勉強をしていた。
今日のゴミは全て出してくれていた。
寝不足と連日の暑さで疲れているが、今日は昨日より涼しく助かった。

若いだけありよく食べるので、買い物に行かなくてはならない。
せっかくなのでドライブを兼ねてコストコへ。
買い物にはあまり興味がないようで、せっかく空いている店内をゆっくり歩くことなく必要なものだけ買って帰ってきた。
お見舞いの可愛いイラストと一緒に

明日は少し気温が上がるらしいが、私たちも体調に気をつけながらしっかり看病していきたい。

今夜は息子が食事を食べさせてくれるということで、娘とフィアンセ君はいない。
久しぶりに夫婦で夕食を食べることができる。

今夜は寝かせてくれるかな

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今日も老マルチーズのコロとともに・・・令和4年の夏休み日記 3日目 

2022年08月24日 | 日々思うこと、考えること
朝から蒸し暑かった。

昨晩は娘が帰ってきてからコロのことを頼み、夏休みというのに何もしてやれずかわいそうだと思い、妻を連れて映画のレイトショーを観に行った。

リピーターも多いらしく、封切りから2ヶ月以上経つのに多くの劇場でロードショウがかかっている。
封切り期間中に2度観たのは初めてだったが、初めて観た時に理解できていなかったことがよくわかった。

レイトショー、葉山までドライブして家に帰ったら0時過ぎ。
久しぶりに遅くなったところで、いざ眠ろうと思ったらマルチーズのコロの調子がおかしかった。

結局、妻と二人で交互に面倒をみて、ほとんど眠ることができなかった。
うっかりすると熱中症になりそうで、庭仕事は今日はあまりせず、剪定を少しやっただけ。
犬猫病院の先生に相談したら、夕方診てくれるということで、コロを連れて行った。
胸水がまた出たということで見せていただいたら真っ赤。
これじゃあ貧血も進行する。
経皮的な痛み止めを貼ってもらい帰ってきた。
夏休みで一緒にいられる

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老犬の介護用品・・・令和4年の夏休み日記 2日目 

2022年08月23日 | 犬との暮らし
天気が良い1日で今日も暑かった。

マルチーズのコロの調子はおちついた。
昨日、フラットコーテッドレトリバーのナイトの時にもお世話になったことのある、シニア犬の介護士さん(ドッグライブリー協会)にいろいろ指導してもらった。
餌のやり方、水のやり方、薬のやり方、オムツの付け方など教えていただいた。
歩行器を貸してもらい、三輪車に乗る子供のように元気に走り回るまでになった。
この休み、旅行はキャンセルしてコロの介護となってしまったが、神の配剤というのは面白いものだと感じる。
裏山の下草刈りは、ホームステイ中の娘のフィアンセ君のおかげではかどった。
崖のこちらに面しているところに紫陽花を植えていて、紫陽花以外の下草刈りを手伝ってもらった。
お礼に近所のラーメン屋(魁力家)に連れて行ったら美味しいと喜んでくれた。

夕方になって、留守番を任せているレジデントから仕事の相談の連絡がきたが、なんとか対応してもらっておいた。
ずいぶん緊張させているかもしれないが、私の仕事を知っておいてもらうにはいい機会だろう。
写真日記

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コロと私と犬の十戒

2022年08月22日 | 犬との暮らし
今日から夏季休暇。
一週間といっても月〜土。
今日は所用があって半日ほど都内に出てきた。

この休み、妻と二人、夫婦水いらすで旅行に行くつもりだったが、マルチーズのコロ(9月24日で16歳)の容体急変で、これはキャンセル。
朝は家のことをゆっくりやって過ごした。
考えてみると、たとえコロのことがなくても、1ヶ月のホームステイ中の娘のフィアンセ一人留守番させておくのはどうかということで、これでもいいかと思っている。

昨日、コロが発作を起こしたが、少しおさまった時、散歩道を抱っこして歩いた。
すると、途中で降りるというのでおろしてやったらヨタヨタと歩いてくれた。
コロは犬だから何を考えているのかわからないが、歩こうとしたのだから歩きたかったのだろう。
このあと家に帰ったらまた発作を起こして病院に連れて行かれた。

救急処置、検査代、薬代は相当かかったが、これも家族の一員のためだから仕方のない出費だ。
コロのことを見ると私はいつもコロと初めて会った時のことを思い出す。
私と妻を射すくめるような目でみて、”連れて帰って”と言ってきた。

コロに何が見えているのか、もはやわからないが、水の代わりにアクエリアスを飲ませたら受けつけてくれた。
しばらくはこんな日が続くだろう。
旅行に行かなかったのは正しかった。

3年前にフラットコーテッドレトリバーのナイトと別れた時にも引用した犬の十戒を再掲しておく。

The Ten Commandments of Dog Ownership 
(犬を飼うにあたっての10の戒め)
1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.
(ぼくの命はせいぜい10年から15年です。どんな形であっても、あなたと離れるということはとてもつらいことなんです。ぼくを飼うのであれば、そのことを覚えていてください。)

2.Give me time to understand what you want of me.
(あなたがぼくに何を求めているかがわかるまで時間をください。)

3.Place your trust in me- it's crucial to my Well-being.
(ぼくを信じてね、そうしてくれてこそ、ぼくは幸せに生きることができるのです。)

4.Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.
(ぼくのことを叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないでね。あなたは他にやることがあるし、楽しみもあるし、友達もいる。でも、ぼくにはあなたしかいないんです。)

5.Talk to me. Even if I don't understand your words, I understand your voice when it's speaking to me.(ぼくに話しかけてください。ぼくにあなたの言葉の意味はわからないけど、あなたがぼくにかけてくれた声だということはわかります。)

6.Be aware that however you treat me, I'll never forget it.
(ぼくがあなたにされたこと、ぼくはそれを忘れないからね。)

7.Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.
(ぼくにはあなたの手を噛み砕くことのできる歯があるけれど、ぼくはあなたをかんだりしません。ぼくをたたく前にそのことを思い出してください。)

8.Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food or I've been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.
(ぼくが手に負えなくなっていたり、意固地になっていたり、ダラダラしていたりしたら、ぼくが何かで苦しんでいるからじゃないかと、叱る前に考えてください。それは、もしかしたら、エサが合わないのかもしれないし、日よけのないところに出しっぱなしにされているからかもしれない。それとも、もう年をとって弱っているからかもしれません。)

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.
(ぼくが年をとっても、世話をしてくださいね。あなただって年を取るのと一緒です。)

10. Go with me on difficult journeys. Never say, "I can't bear to watch it ." or " Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.
(ぼくがつらいときには一緒にいてください。「見てられない。」とか、「いないときに逝ってくれ」などと言わないでください。ぼくはあなたがそこにいてくれさえしたらいつも安心なんです。そして、ぼくがあなたのことを愛しているということ、忘れないで下さい。)

私も歳をとる

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マルチーズのコロが危篤で眠れず

2022年08月21日 | 犬との暮らし
昨晩からマルチーズのコロ、15歳、が痙攣発作を起こして、ほとんど眠れなかった。
朝になって妻と娘が頃を犬猫病院に連れて行った。
私は娘のフィアンセを連れて鎌倉案内。
近くの観光名所に連れて行った。
竹の庭で有名な報告寺。
苔でも有名な鎌倉最古の杉本観音などへ行った。
お寺と神社の違いだの、仏像の種類だの、素朴な疑問を投げかけられてもろくに答えられず、かえって恥ずかしい思いをした。

コロは検査だの点滴だのの処置をしてもらった。
夕方、今度は私と妻とで迎えに行き、先生から状態の説明を聞いた。
相当量の胸水が溜まっていてそれを抜いたらだいぶ楽そうになったということと、痙攣発作はてんかんで、発作を抑える薬を点滴したので落ち着くだろうといこと。
しばらくは目を離せない。
小旅行に行こうと思っていたが、残念ながらキャンセルした。
コロのことだからしかたない

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親戚づきあい

2022年08月20日 | 家族のこと
叔母の法事。
新幹線を使って2時間ほどのところまで行った。
雨の予報は薄曇りで、さほど暑くもなく助かった。

従姉弟は3人いて、どこも1、2人子供もいる。
精進落としの時にいろいろ話したら以前は親の言うことを素直に聞いていた子たちもいろいろといっぱしのことをしゃべるようになっていた。

こうやって時代は巡るのか。

こういうことを繰り返し

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秋の気配にウクライナ戦争の終結を願う

2022年08月19日 | 日本のこと、世界のこと
乾いた空気とともに西からの移動性高気圧がやってきて少し爽やかな朝。
湿度が50%を切ると実に楽だ。
心なしか空も高い。

昨日、早めに帰って北鎌倉で降り、円覚寺の前の踏切から並木越しに夕陽を見たら、それはもう秋の日差しになっていた。
酷暑はこれからも何度かぶり返すだろうが、それもお彼岸の頃までには落ち着くだろう。
やっと来週夏休みを取ることができる。
暑さと忙しさでへとへとで、肉体的にも精神的にも限界に近づいていたのでなんとかこれで巻き返したい。
そうはいっても全くのんびりできるかというとそんなことはなく、休み中もいくつかのメール審議があるのですっかり気は抜けない。
庭の草花は気温が下がって息を吹き返したみたいで、どれも調子が良い。
これほど暑く、さらには雨が多いとどれもずいぶん傷んでしまってかわいそうだったが、なんとか耐え抜いてくれた。
ウクライナカラーの青い花も、再び元気を取り戻してくれた。
情報戦が行われていいて、ウクライナとロシアのどちらの言い分を信じたらいいのかわからないが、もともとあった国境線を変更しようと戦争を始めたのはロシアで、攻め込まれたウクライナの方を信じたい。
ネット上にはウクライナにも悪いところがあるという意見もみるが、汚職が多いとかオリガルヒとかは国内問題だし、NATOに近づいたのはロシアを信じることができなかったわけだし、結局こうなったので、ウクラナの言い分は間違っていないと思う。

最近、ウクライナからの避難してきている方のことがよく報道されている。
避難生活が長期化すれば当然様々な問題が生じるが、仕事がないということはつらいようだ。
女性や子供が多いので、できる仕事は限られてしまうだろうが、経済的な援助をしつつ帰国後は故国で生かすことのできるような技術を身につけてほしい。
それにはどんな仕事があるかを考えたい。
まずは言葉の問題を

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山のうえの幸せを見て思う子供を持つという負担

2022年08月18日 | 日本のこと、世界のこと
起きた時は小雨だったが、病院に着いた時は大雨。
このまま午前中の間は、強い雨が降ったり止んだりとなるらしい。
毎日こういうことをブログのエントリーに書いていれば、夏休みの宿題なんて全く怖くない。
20代、いや10代からこうやって発信することのできる機会があったら、人生はまた違ったものになっていただろうと思うと悔しいが、歳をとったから毎日を振り返るようにになっただけなのかも知れず、なんとも言えない。

私が住む家のある谷戸は鎌倉でも比較的古くに開発され、こじんまりとした住宅街となっている。
住民の多くは開発された時に移り住んできた親の家にそのまま住んでいるので皆裕福だ。
そしてどの家にも同じような年頃の孫がいて、今年もお盆休みには各家庭から子供の声が聞こえた。
その無邪気でわがままな声と、やさしい声で返事をするおじいさんおばあさんの声を聞くとなんとなく複雑な気分になるが、それが私には幸せの典型であるかのように見えてしまうからかも知れない。
裕福な家庭に生まれ、名門大学に進学、有名企業に就職、やがて子供を持ち、その子供が孫を連れて盆暮れに帰ってくるということが、どの家庭でも当たり前のように行われている。

私もやがてそんなことに巻き込まれていくのかと思うと恐怖にも似た疑問を持ってしまう。
妻とは添い遂げるつもりで結婚したのでその関係性に疑問はないが、その後の子供を持つべきだという圧力、子育てのために妻が仕事を諦めたということ、今後考えられる子供たちへの手助け、そんなことが当然なような雰囲気がこの国にはあることには疑問を持たざるを得ない。

いったん授かった子供の存在を否定することはナンセンスだが、今の時代、客観的に子供は必要だっただろうか。
少なくとも経済的には私たち夫婦にはマイナスだったし、行動も”子供中心”となり、著しく制限された。
さらにい、教育費が家計の中の最大の支出であるというこの国最大の問題は解決されないままで、結果として若い人の成長は妨げられている。

少子化の原因が子育てによる負担であることは間違いないのに、裕福な家庭に育った2世、3世の政治家にはそのことがわからず、格差社会の抜本的な解決がなされていない。

文科省が大学の認可基準を見直すことにしたそうだが、昭和の末から定員割れの問題はあったわけで、遅きに失した感もあるが、やらないわけにはいかない。
こういうことをしてきたから、教育費にいくら金を投入しても、”教育利権”に持っていかれるばかりで実効性が乏しかったのではないかと思う(教育を産業にする人たちの自縄自縛 2018年5月)。

そろそろ子育てが終わり、やっと夫婦水入らずの生活になると思っていたのに、世代が継がれることによりいつまでもそうなりそうもないと思うと、複雑な思いに捉われてしまう。
子育て負担の軽減を

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