こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

修行

2010年08月30日 | 日々思うこと、考えること
夏が終わらない。
一体いつまでこんな暑さが続くのだろう。

この年になって、毎日連続して35分×2(朝晩)、歩くようになって思うのだが、勤め人と言うのはみんな聖人のようなものではないか。
私は往復3時間、これに仕事13時間が入る。朝家を出て、夜家に帰りつくまで、もちろん途中休憩はあるが、平均16時間くらいになる。
病理医だからこれで済むが、臨床医で当直でもあったらこれに24時間足さなくてはいけなくなる。
医者でなくても、結構働いている人は多い。
聖人はそれが仕事で、苦行に挑むが、ほかの職業の人も、みな大変だ。

暑くても

2010年08月26日 | 日々思うこと、考えること
こんなに暑い毎日でも、季節は進み、もみじの種が・・・

もみじの種は、竹とんぼのような形をして、空を舞うように遠くまで飛んでいく。
といって、遠くまで飛んだところで、そこが生育に適した土地である可能性は低いだろう。

人間も同じだ。人間いたるところに青山あり、といったところで、遠くはなれたあこがれのその場所がはたして自分にとって最善の場所かどうかはわからない。
むしろ、今自分のいる場所こそが、最善の場所かもしれない。

というようなわけで、種はこれからどこへ飛んでいくのか?

夕焼け

2010年08月24日 | 日々思うこと、考えること
自然の織りなす風景に、言葉を失うことがある。

「だれが、こんな景色を作り出すのだろう?」と思う。

ここのところ、夕焼けが綺麗だ。月も綺麗だ。

でも、暑い。
心頭滅却しても、やっぱり暑いものは暑い。

病理医の定年

2010年08月22日 | 日々思うこと、考えること
「診断病理」という雑誌がある。
病理診断を専門とする病理医のための雑誌で、私もこちらに属する。我が国で病理を行うものには、ほかに研究を主として行う実験病理学者というグループがある。ちなみに実験病理学者は優秀なので、病理専門医資格をとったあと、研究を主として行ないながら、アルバイトで病理診断を行う。

さて、今回の診断病理のテーマは、病理医の定年、で、病院で病理診断を行ってきた医師の定年後の生活を紹介しているが、皆さん立派に病理医を続けていらっしゃる。
大したものだ。
医者だから、というわけかどうか分からないが、みんな定年後も働くものなのだろうか?

私なんぞは、今から定年後の庭いじりを楽しみにしているのだが、それだけではつまらないのかな?
まあ、病理もほそぼそと続ければそれなりにやっていけるということか。

夏の終わり

2010年08月22日 | 日々思うこと、考えること
夏の甲子園が終わった。
神奈川県代表の古豪は、沖縄代表に破れた。
なんだか、今年は沖縄(=戦争)を強く意識する年だ。
辺野古、朝の連ドラ(ゲゲゲの女房)そして興南高校の甲子園春夏連覇。

とはいえ、そういったことは、今の私には関係ない!
甲子園の終わり=夏の終わり=宿題、試験(私の大学は前後期二期制だった)
そしていまでは、学会シーズンの幕開け。

子ども達も、相当大変そうだが、私も人のことは言っていられない。
今日も、今日とて頑張らないと!

リフト(夏期の利用方法)

2010年08月21日 | 日々思うこと、考えること
夏のスキー場。リフトで山頂へ。
山頂から見る景色はすばらしいが、夏のリフトは、何となくしょぼい。
というか、けっこう邪魔で無粋だ。

高山植物を大切に、なんていっても、こんなものがあると折角の風景も台無し。
冬には、雪の絨毯で、すっぽりおおわれるので、植物たちにあまり被害は無いのだろうけど。

それにしても、以外と低くて驚いた。

暑さも一服

2010年08月20日 | 日々思うこと、考えること
蝉の声は相変わらず凄いが、今日は薄曇り、暑さも一服となりそうだ。

雲のカーテンがこんなにもありがたいものとは思わなかった。
幸い、今週はじめは東京にいなかったので、よかったが、こんな暑さでは朝(8時前後)でも、熱射病になっていたかもしれない。

なんだか、少しだけ秋が近づいて来たと感じられるのだが、どうだろう?

なんて、来週あたりにはまた猛暑復活となるのだろうね。

お手軽登山と自然

2010年08月17日 | 日々思うこと、考えること
車山にリフトであがった。靴は普通の運動靴。
下山は歩いたが、すれ違う人の中にはきちんとした登山靴を履いている人も多かった。途中、何度か小石に足を取られそうになる。こんな観光地でも、ちゃんとそれなりの靴を履いてこないといけないと思った。

夏になると山での遭難事故の報道が多くなる。今年は,救助ヘリの墜落事故が相次いだことから余計にその報道が目立つ。
民間のヘリだと1分1万円ということで、消防署などの公的救助施設に救援を依頼する人が多く、足をくじいたくらいでも呼ぶ人がいるらしい。このあたりは、救急病院のコンビニ化と共通するものを感じる。

そのことは別として、中高年のお手軽登山が増えているそうだ。あまり経験がない人が、軽装備で山に入るらしい。そりゃ、遭難するわな。
どうせ、また、団塊の世代が多く含まれているに違いないのだが、こうなってくると本当に迷惑だ。
中高年の皆様、自分たちより人数が少なく貴重な若い人たちに迷惑をかけないように気をつけましょう。自戒を込めて。

蓼科家族旅行

2010年08月16日 | 家族のこと
久々の家族旅行。
去年は二人とも受験だったし、家の設計とお金の工面でてんやわんやだったから、旅行らしい旅行もできずじまいだったので、今年は楽しめそう。

行き先は蓼科/八ヶ岳。

今日は、柳生博の別荘(八ヶ岳倶楽部)の雑木林を見て、スパゲッティを食べた。このスパゲッティ(アラビアータ)、とてもおいしかった。
八ヶ岳農場では、ソフトクリーム。このソフトクリーム、奥の売店の券売機で食券を買うんです。

息子がボーイスカウトの訓練で一人キャンプを昨晩からやっていて、夕方回収、それまで、妻と娘と3人で、のんびり過ごせた。
それにしても、茅野辺りは暑いです。湿度は鎌倉ほどではないにせよ。やっぱり暑い。

スモークフリー 神奈川県の禁煙推進運動

2010年08月14日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル
神奈川県はずいぶんと禁煙に力を入れてくれている。
だが、鎌倉駅の周辺では相変わらず歩きタバコの人が見かけられるし、我が家の近くの建築現場ではタバコ好きの人がぷかぷかやるたびに窓を閉めなくてはいけないし、朝の散歩で吸っている御仁も多い。

東京は相変わらずニコチン中毒天国で、うまいそば屋でもタバコはOKで、味はNGになってしまう。

店屋でタバコを吸わせると言うのもどんなものだろう?
おいしい食事を出しているのに、タバコで味が壊れてしまうと言うのは悲しくないのだろうか?
料理人自らがタバコを吸うから気がつかないのだろうが、食事を楽しむときに別の臭いが混ざると言うのは本当につらい。

もちろん、タバコを吸っていた頃にはこんなこと、全く考えたことは無かった。
(初期の)美味しんぼ、でタバコの臭いが料理につくことで、勝負に負けた料理人がいたのを、思い出すが、本当にタバコは食事も何も台無しにしてしまう。

タバコを吸っている限り、人生の楽しみの半分は失われている。

スモークフリー

今からでも遅くない、あなたもタバコから自由になりましょう。
もう、十分税金としてのタバコ代は払ってきました。
これ以上税金を払う必要はありません。

雨宿り

2010年08月13日 | 通勤・交通・旅行
西日本を北上して通過した台風の名残か、止んだと思った雨に降られて雨宿り。
病院を出て歩き始めたまではよかったのだが、途中から大雨になってしまった。

傘を持たずに歩き出したのが運の尽きだったのだが、途中でどこかの軒先きを借りようと思ったのだが、こんなご時世、勘違いされても困るので、普段の通勤ルートとは少し離れたところにある屋根のあるバス停まで頑張って歩いた。

止むのを待つうちに、たまたま待ち合わせていた妻に車で拾ってもらった。

最近、雨宿りというのをする機会が少ないように思う。
というのも、都心では地下街が発達しているので、出口からすぐに建物に入れるし、すこし地方ではほとんど車を使うからだ。

小学校の頃は、雨宿り、というか、雨に降られても平気だったが、中学高校になると、ズボンが臭くなるので嫌だった覚えがある。大学の頃はどうだったか?たしか、バス停には屋根が着いていて平気だったように思う。

雨宿り、というのはたいがいは一人でするような気がする。
雨の音が結構耳について、夜だったらけっこう奥深い闇が見える。
一人でいることを、けっこう実感できる時間だったりする。

不調

2010年08月12日 | 通勤・交通・旅行
私はSuicaを使っているが、最近反応が悪い。

ラッシュ時に、前の人が使えるとすぐに両脇の改札機に目をやり、空いていればそこに移動するということをするが、自分がこれをやられる羽目になるとは。

今の私の通過方法は、定期入れを読み取り部に5センチくらい上から落とすというやり方をとっている。2センチほど跳ね上がってくる定期入れを素早く掴み、通り抜ける。これだと、急いでいる時などは、多少手前から読み取り部に投げるようにして当てることも可能になる。

などと、いうようなことを編み出したのだが、最近、この調子が悪い。
おそらく、読み取らせる時間があまりにも短いのかもしれない。JR東日本では通信距離10センチ以内に、といっているが、タッチの時間も重要なのではなかろうか?
すなわち、タッチの時間が0.1~2秒だと、自動改札機を通り過ぎる前に装置が反応できないのかもしれない。0.3秒くらいで通過するので、おそらくそうではないか?
JR東日本には、もっともっと頑張って欲しい。

ETCの通過と一緒で、利用者は極限状態で頑張っているのだ(って、一部の通過オタクだけか?)。

それにしても、通過できない時の悲しさは無い。無数の軽蔑したような、また迷惑そうな視線、舌打ち。さらには、あっという間にできる人の列、流れの変化。
そういったものがドーーーーッと押し寄せてくるのは、つらい。

今度からは、前の人がミスったときに、「どうぞ」と言って、待ってあげるくらいの親切をしてあげたい。

お盆

2010年08月11日 | 通勤・交通・旅行
お盆休みに突入。
総理大臣も今日から夏休み。

電車も普段の8割くらい。道路を歩く人も少ない。
やっぱりこういう時期は、人間休まなくては!

私は、朝イチでカンファレンス。
汗だくになりながらも、いつも通り歩いて病院まで。

汗の引くのを待つのもままならず、顕微鏡の前へ。
予習しておいたはずだが、急に考えていなかった鑑別診断が思い浮かんで来てしまい、不安に駆られながらプレゼン。お盆といっても、結局忙しい。

朝焼け

2010年08月10日 | 鎌倉暮らし
二日続きの雨。
いつも起きる時間には、雨も止んでいて、綺麗な朝焼けが朝比奈の方(当たり前か・・・)に見えた。
気温は昨日より高くなるようで、湿度も高い。

でも、ここのところの猛暑も一服。
天気予報のお姉さんたちは、今度はじめじめしそうです、などというが、猛暑に比べれば数段いいわけで、もう少しポジティブな報道をして欲しい。

朝から、今日一日じめじめしています。なんて、聞きたかないよ。

最近のマスコミは、誰(政治家とか)でも彼(天気まで!)でも、何でもいじめているような気がする。

めぐみの雨

2010年08月09日 | 鎌倉暮らし
久々の雨。

酷暑の続く、このごろではまさに恵みの雨。慈雨。

水たまりも苦にならない。

気温もせいぜい30度とのこと、ほっと一安心。

多少のじめじめも”猛暑日”に比べれば、我慢してしかるべきだろう。

こういう涼しい日は、窓を開けながらお風呂に入ると気持ちいいんですよね。