春は別れの季節というが、わが家からも息子が出て行った。
寮の部屋の入れ替えの関係で、引越しのできる日が今日1日しかなく、車2台で家財道具を運んだ上に、買い物だのなんだので、結局、朝から晩まで付き合った。勤め先が都内でよかった。
息子は初めての一人暮らし。そして、ここのままわが家から出て行くことになる。小学校から大学まで自宅から通ってくれ、家計的には大変助かった。そういう意味からも大変な孝行息子だった。
10年前、ブログの記事に”子供は親のものではなく天からの預かりものだ。”と書いた(よいこの育て方 エピローグ 子供は親のものではない2009年09月23日 )。
子育ても今日で終わり、まずは一人、社会にお返しすることができてホッとしている。
今日のその日がそんな日だということをしみじみとかみしめた。卒業旅行だなんだと、ここのところ、ロクに家にいなかった息子だけれど、今日1日、妻と私3人でたっぷり一緒に過ごせてよかった。
最後の子煩悩となったが、息子も最後の一人っ子扱いされて、楽しかったようだ。
わが家の息子として過ごしてくれた24年間に感謝し、社会に送り出そう。ありがとう。
明るく頑張れ!