こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

いよいよ蒸し暑くなってきた

2024年06月26日 | 自然災害・事故・感染症
薄曇り。
先週末に大量に出た剪定ゴミを集積所に出しに行ったら、ほんの2往復だというのにずいぶん汗ばんだ。
6月中の熱帯夜が当たり前となって、熱中症に対する注意喚起が当たり前となってきた。

最近、暑熱順化という言葉を初めて聞いた。
暑さに慣れていない今の時期がもっとも危険なようで、激しい運動を控えて、少しずつ汗をかくをトレーニングが必要だ。

メッカへの大巡礼で1300人以上の方が亡くなったというが、気温が50度を超える熱波が相手では暑熱順化もない。

1日2リットルの水が必要とすれば、2週間旅するとしたら30リットル近くが必要になるわけで、そんなものを準備して行くのは不可能に近い。
それでも数万人の人が巡礼に向かうのだから信心の力はすごい。

今年でエルニーニョが終わるということだが、今年の夏も猛暑だという。
もう、地球全体の気温上昇は止まることはないだろうか。
寝ている間が一番怖い

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防災意識が杞憂とならないように

2024年02月06日 | 自然災害・事故・感染症
昨日の午後から降り出した雪は、すっかり上がっているものの空は厚い雲によっておおわれて、寒い。
玄関までのアプローチと車の前だけでもと雪かきをしたら、びちょびちょで重く、さらに下の方は凍っていてあっという間に腕と腰が痛くなってしまった。
このあとは雨が降るようなので、少しでも溶かしてくれると助かる。

昨夜はわが家のある鎌倉にも大雪警報が出て、帰宅時には北鎌倉あたりで竹が倒れたとかで、横須賀線は大船から先が運転見合わせとなってしまった。
モノレールで江ノ島か、東海道で藤沢に回って江ノ電で帰ろうかとも思っていたが、妻が車で迎えに来てくれた。
たまの南岸低気圧による大雪のために車は4駆で、スタッドレスタイヤにしている。
なにせ坂の途中にある家なので、何かあったときには身動きが取れなくなってしまうのでやはりこういう時のために備えておいてよかったと思う。

先日は、札幌で古いスノトレが両足とも壊れてしまうということがあったが、幸い、新しく買ったスノトレは暖かくて、雪や氷の上も安心して歩くことができた。
ちょっとしたことで転んで怪我をするとも限らないし、冷えて体調を崩すということもある。
四六時中気を張り詰めていたらそれは杞憂だが、何もしないで”その時”が来るのを待っているわけにもいかない。

防災というのは個人レベルから地域レベルまで幅広い。
お金のかかることも多いが、私にできることは私自身からせいぜい隣近所のことまでだが、できる範囲、できる限りのことをするように心がけたい。
一人一人の意識の持ち方で

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遠くにいる私はどう行動したらいいか

2024年01月11日 | 自然災害・事故・感染症
冬の太陽の弱い光とはいえ、それすら雲で遮られてしまうと、体感温度はとても低くなる。
おまけに今日は風も強い。
ベランダのバードフィーダーには早くからシジュウカラやらメジロ、スズメが集まってせっせと餌を啄んでいる。
能登半島地震で被災地に住んでいた動物たちはどれだけが生き延びて、どれだけが死んでしまっただろう。
林や森のダメージは想像を絶するものだろうから、この先も餌に困ってしまうに違いない。

今回は”たまたま”関東地方ではなく、北陸地方でこのような天災が起きてしまったが、それは仕方のないことで、難を免れた人たちはやがてくるであろう大災害に備えるしかない。

今できることとして他に何があるか。
まずは、お金だ。
スポーツ選手はミュージシャンが次々と寄付を申し出ている。
たくさん稼いでいるのだから、そんなの当たり前だという人もいるかもしれないが、あの人たちのお金はそれぞれの努力の賜物であって、他人が使い道をどうこういうものではないわけで、やはり立派な行動だ。
それほどの余裕は私にはないので、ふるさと納税を使った寄付をした。
税金を自分の住む自治体にではなく、被災地に納めただけだが、何もしないよりはましだ。

12年前の東日本大震災の時、友人の一人はボランティアとして、津波に襲われた家屋からの泥の掻き出しに行っていたが、その彼も今回はもう難しそうだ。
別には、震災の状況を自分の目で確かめるのだと、乗り込んでいった友人もいたが、今となってみたらあれはどのように社会に還元されたのだろう。
そして今やそういうことはマスコミにだけ任せ、遠くから見守るべきということになっている。

誹謗中傷デマ、そういったことをわざわざSNSで広めるようなことはしない、そういうフェイクニュースは無視して、心の中で被災地にエールを送ることぐらいしかできないが、私にはそれが今できることだ。
祈りとともに

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よりによって新年早々令和6年能登半島地震

2024年01月01日 | 自然災害・事故・感染症
穏やかな元日。
新年明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
今年もしょうもないことをあれこれ考えて参りますが、お付き合いいただければ幸いです。

昼前に母が来て、お墓参りに連れて行った。
昨日、綺麗にしておいたのでよかった。

息子も来て妻の作ったおせち料理を食べていたら、緊急地震速報が鳴った。
震度6強のあと、震度7。
早速、令和6年能登半島地震と気象庁によって命名された。
刻々と被害が明らかになっているが、石川の輪島で大規模な火災が発生しているようで心配だ。
母を駅まで送りがてら鶴岡八幡宮に初詣。
昼間はさぞ人が多かったのだろうが、夜になってだいぶ少なくなっていた。

鎌倉は8度。
日本海側はさぞ寒いだろう、避難された方の安全を祈念する。
このことで、今年を占うわけにはいかないが、正月早々大変なことが起こってしまった。
安全確保を

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今年の流行語は新型コロナの5類移行でどうですか

2023年11月30日 | 自然災害・事故・感染症
今朝も比較的暖かく、過ごしやすい1日となりそう。
昨夜、鎌倉駅に帰ったら駅前の並木にイルミネーションが点っていた。
いよいよ明日から12月。
私が今の勤め先に異動した2019年の年末には忘年会がいくつかあったが、今年はいつもの飲み仲間の病理医との一件だけ。
今、中年以上の人にとって忘年会は年末のキーワードとして残っているだろうが、あと50年もして、この世代が死に絶えるころには忘年会なんて言葉、死語になっているのではないか。

今朝、テレビで今年の流行語大賞の候補ワードが挙げられていた。
ついていけない言葉が多いと思ったが、明るいニュースも少なくなく、これはやはり新型コロナウイルスの5類移行のおかげではなかろうか。

新型コロナに人類はコテンパンにやられた。
約3年もの長きにわたり、人類の動きを止め、歴史までも変えてしまった新型コロナウイルスだが、若い人にとってはただの風邪にすぎず、100年前だったら、年寄りが一掃されただけの病気だったかもしれない。
3年ぶりだかの甲子園、なんていうイベントがあったようだが、年寄りのための防疫につき合わせたのは気の毒だった。
とはいえ、若い人が重症化しずらいというのが確定的になったのは、最近のことだし、若い人でも重症化のリスクのある人はいるので、対策は致し方あるまい。

このウイルスが一体どこから出てきたのかはいまだにわからないことになっているが、ナントカ市場の証拠はほぼ完全に消去されているだろうから知るよしもない。
いずれにしても、どこかの国で起こった年寄りキラーの新型ウイルスが、米国製の新型ワクチンによって封じ込められたということだ。
どこかの国が生物兵器として開発していたものならば、その国への勝利ともいえる。

行動の活発な若年層が集団免疫を獲得しつつあるだろうから、今後パンデミックはもう起きないような気がする。
そういう訳で、5類への移行によって新型コロナウイルスがほぼ終息したようで、行動制限のくびきがとれた。
これはやっぱり喜ぶべきことで、私としてはこれに関する言葉を今年の流行語に推したい。
喉元すぎても忘れずに

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富士山の次の噴火はいつだろう

2023年11月20日 | 自然災害・事故・感染症
昨日の疲れ、というか無理な作業で腰痛背部痛が酷くなるのではないかと心配していたが、案外平気でホッとした。
とはいえ、ちょっとふんぞり返ったり、無理に振り返るとギクっとくるので気をつけて過ごそう。
空には雲ひとつなく、今日も快晴。
横須賀線上りの大船の手前のカーブからは富士山がよく見えた。

今の時期、富士山の雪の量はちょうどいい。
真っ黒な夏の富士山も、真っ白な冬の富士山も、それはそれで見応えはあるが、山の上に白い雪を載せれば誰が書いたって富士山に見えるのが今の時期の富士山だ。
富士山はそのうちまた噴火するのだろうが、それがいつかはわからない。
これは杞憂なのか、現実問題として対策を練るべき問題なのか。
空は一度も崩れ落ちてきたことはない一方、富士山は過去に何度も噴火しているので、現実問題として捉えなくてはいけない。
かといって、具体的な対策が今ひとつ見えてこないというのもどうかと思う。
江戸時代にも200年前に大噴火があって、それでも遷都しなかったのだからこの先何かあっても凌げるのか。

つくばに学園都市が作られた理由の一つに、富士山が噴火した時に火山灰が飛んでこない距離だというのがあったそうだが、この話以外にも何かあるか。
富士山が目と鼻の先にある神奈川県の対策には何があるのかと、思って調べたら、『神奈川県富士山火山広域避難指針』という、溶岩流対策が策定されていた。
火山灰対策とか、新幹線・高速道路対策など色々必要だろうが、それもそれぞれどこか、JR東海とかNEXCO中日本、とかにあるに違いない。

巨大な災害への防災対策というのは本当に気が遠くなる様な作業だ。
研究に研究を重ね、準備に準備を重ねても、自分が生きているうちに来るかどうかわからないし、本当にこられたら困るし、ひとたび来たら人の営みなど微塵もない。
とはいえ、行政・大学・研究所に頑張っていただくしかない。
私も、たまには、こうしてふと富士山を見て、いつかまた噴火することを思い出した時に考えているが、まあ、それでも本当に大災害が来た時の足しになるだろう。
パプアニューギニアで大規模噴火

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地球がトータル・リコールの世界のようになってしまう前に

2023年07月18日 | 自然災害・事故・感染症
今日もいい天気、また昨日のような暑さになるのだろう。
週の半ばに天気が崩れるということで、梅雨明けは来週以降に持ち越しとなるらしい。
東北地方もまた大雨が降るようで、これはもう踏んだり蹴ったりとしか言いようがなく、お気の毒だ。
それにしても年々暑さが異常に暑くなっているように感じる。

息苦しいと夜中の3時ごろ妻が窓を開けた。
冷房を弱めに入れておいたが、今は外の方が涼しくなっているからということだった。
たしかに、窓から入る風は優しく、冷房の起こす一定の向きと強さの風とは違い、のどにも優しく、体もホッとしていたようだった。

その寝入りばな、アーノルドシュワルツェネッガーの映画『トータル・リコール』を思い出した。
映画の中で、空気の薄い火星で暮らす人たちは、ドームの中で生活しているのだが、これが冷房の効いた部屋の中にいなくてはならなくなりつつある今の私たちの生活にオーバーラップして見えたのだ。
こうして夜中まで暑くなるようでは、やがて窓を開けての生活などできなくなるのではないかと思うと、途端に息苦しさを感じた。

私は閉所恐怖症で、この先こうして窓の世界に出ることができなくなったらどうしようとちょっと慌ててしまった。
その時期は案外目前に迫っている。
庭の植物たちをみていると、暑さによく耐え頑張っていると思うが、地球規模で見れば温暖化の影響は植生などにでているわけで、対策が急がれる。

そう思いながら、冷房の効いた電車に乗って通勤し、病院も快適だ。
目が覚めているうちは、窓1枚で隔てられた外の世界に出て行こうという気には全くならないし、気にもならない。
こんなことでいいのだろうか、と思いながらも地球温暖化に加担しているという小さな罪悪感は、日常の雑事であっという間にかき消されてしまう。
さあ、また仕事だ

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ワクチンもマスクももはやあれこれいうのはおせっかい

2023年05月31日 | 自然災害・事故・感染症
北朝鮮がミサイルを発射したという警報で1日が始まった。
打ち上げに失敗したのか、幸いにも日本には飛来しなかったらしい。
こういう警報が日常茶飯事とならないことを願う。
そういえば、北朝鮮関連の報道をみると、マスクをしている人を見ることがないが、あの国は新型コロナ清浄国なのだろうか。

昨日、新型コロナウイルスワクチン6回目を接種してもらった。
6回目ともなればずいぶん慣れているだろうと思っていたが、いざ打たれるとなると、チクリとしてやっぱり嫌だった。
それなりに副作用もあって、午前中に打ったが、午後からはちょっと頭痛がして、仕事の効率が若干落ちたし、注射した左肩はまだ痛い。

勤務先で接種したが、6回目の人もいれば、まだ4回めなんて人もいた。
ただ、4回目と申告した人は新人のような若い看護師で、学生時代打たなかったのかもしれない。
先日、恩師から電話があって、6回目は打った方がいいのか、副作用はどうか、ということを相談された。
私としては、その都度抗体価が上がることは確かでもしもかかった時には軽症で済むでしょうからやっぱり打った方が良いのではとお勧めしておいた。

結局のところ、選択肢は打つか打たないかの二つしかない。
留学をはさんで1度しか打たなかった娘だけが罹って、3回打っていた私たち夫婦は罹らなかったということがあったが、やはりワクチンの効果は絶大で、副作用はほぼ起きないから、やはり接種一択だろう。
娘もその後は打っている。

ワクチン接種が始まった頃は、このブログでもワクチン接種を勧めていたが、5類となった今ではもうどうでもいい。
打ちたくない人は打たなきゃいいし、打たないでコロナに罹ったらそれはそれで、誰の責任でもない。

これはマスクも同様で、私がマスクをつけるのは病院に入ってから(正面玄関に、病院内ではマスクをしろと書かれているため)病理診断科の部屋までと、医局やトイレに行く時など廊下を歩く時、切り出しなどで技師さんと話す時などだけになった。
外では、もうすっかりマスクはつけていなくて、周りの人がなんのためにつけているのかわからなくなる。
マスクをつけている人たちは、自分たちがなんのためにしているのかわかっているのだろうか。
それよりむしろマスクはもはや日本の文化として定着しつつあり、これはこれで観光の目玉になるかもしれない。

ワクチンにしても、マスクにしても、もはやあれこれいうのはおせっかいだし、大きなお世話だろう。
ワクチン接種もこれで7回目、ほとんどの人が、打つか打たないかを一度は考えただろうから、もう自分で判断もできるはずだし、少なくとも誰かに相談することはできるだろう。
これこそ自己責任

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新型コロナも3年で、朝ドラではパリのロックダウン

2023年03月29日 | 自然災害・事故・感染症
3月ももう終わり、朝の連続テレビドラマ”舞いあがれ”も最終週を迎えているが、もともとそれほど伏線を張っていないわかりやすい話だったので、”最後の盛り上がり”というよりは、予定調和的な終わりに向かっている。
物語の最後になって新型コロナのパンデミックが描かれていて、主人公の夫がパリのロックダウンの渦中にいて、無事帰ってこられるだろうかと心配しながらみている。
新型コロナウイルス感染症が始まってから、かれこれ3年あまりが過ぎた。
今になって、失われた3年という思いが強く感じられる。

妻は当時のことを仔細に覚えているが、私は喉元過ぎれば熱さ忘れるではないが、ずいぶんいろんなことを忘れてしまっている。
そこで、以前のエントリーを振り返ってみた。
2020年3月、
2021年3月、何とほぼ同じタイトルで、
2022年3月、

2020年は未知のウイルスの侵入に対する不安と苛立ち、2021年は緊急事態宣言解除後の疑心暗鬼、2022年は蔓延防止等ナントカ措置が解除された時で、ウクライナ戦争が起こった後ということもあり、新型コロナ関連のエントリーはずいぶん減った。
今年はもはやマスクフリーの是非の話になっている。

この3年間で、社会は大きく変容した。
感染拡大時には多くの高齢者が亡くなったが、いまは抑え込みつつある。
先日など、孫のお宮参りに付き合ったあと、銀座三越地下食品売り場をノーマスクでうろうろしたのに感染しなかった。
まあ、ここ最近、また感染者数が増えていて、第9波に入るかもしれない。
おそらくこれは多くの人の進学、就職、異動によるものだろうから致し方あるまい。
2月時点での抗体保有率は42.3%とかで、若い人に限って言えば50%を超えている。
若い人の抗体保有率がもっと高くなって、集団免疫が獲得できることを願う。
ノーマスクの私も、感染者が増えたら、たとえ5類になっていても、またマスクをつける。
こだわるつもりはない

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ムラ社会的発想が生むマスクプレッシャー

2023年03月14日 | 自然災害・事故・感染症
あれやこれやとあった週末が過ぎても、まだ忙しさは続いていて心はちょっと疲れている。
今週末も学会続きで、泣けてくるが、仕方ない、せっかく参加するのであれば積極的に臨まなくてはもったいない。
もう一踏ん張り頑張っていようと思うのだが、昨晩は妻に少し乱暴な物言いをして悲しませてしまった。
反省しなくてはならない。

昨日は朝焼けが綺麗だったが、夕焼けもなかなかだった。
横浜の大学病院を訪ねた時はもう日没後だったようだが、残照に照らされた空とその光のあたった病院の巨大な建物は美しかった。
この中に多くの病める人がいて、その人たちを支える医療従事者がいる。

地下鉄の駅を降りてすぐにマスクを外したものの、夕焼けの写真を撮った後に着け直して建物の中に入った。
病院内とはいえ、時間外の外来エリアや医局、廊下にいる人は、みんなリスクの低い人ばかりだし、それほど密でもないのでマスクをせずに歩いていいように思うが、病棟を出入りしている人のことを考えると、そうもいかない。

もうだいぶ前に屋外ではマスクフリーとなり外して歩いている人をちらほら見かけるようになっていたが多くの人がそのままで、息苦しくはないのだろうか。
私は苦しいのでいちいち外しているものの、頑張っている人の方が圧倒的に多い。

今後もマスク警察はいるだろうし、外せというプレッシャーをかける人も出てくるだろう。
こういう人たちがいる本質的なところは、日本のムラ社会的な発想があるのではないか。
人目が気になるというが、そんな人は"どこの誰"の目が気になるのか?

もちろん、新型コロナが抑え込まれたわけではないし、感染しやすいウイルスで、重症化ハイリスクの人もいるので、完全に以前のようにしていいわけではないが、集団免疫の獲得を目標にせざるを得ないのではない状況で、マスクプレッシャーはなくていい。

つけ外しは面倒だが、私としてはなるべくマスクを外した生活をしていきたいと思っている。
屋外空間はもとより駅構内、ホテルのロビーのような広い空間、空いた電車内、そういったところでは黙っていたら済むこと、大声での会話を控えることや咳エチケットを守っていたらいいだけの話だ。

私としては、マスクを外すことで個としての自分を社会に復帰させることが必要なのではないかと思う。
少なくともマスクを外した人に対する無言の圧力のかからない社会になって欲しい。
マスクを外すと花粉がキツイ

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災害の時も人間関係が大切になる

2023年03月06日 | 自然災害・事故・感染症
朝のうちの雨模様もじき上がり、あたたかくなりそうとのことで、ジャケットにマフラー手袋。
夜中のうちに花粉対策の薬は飲んでおいたが、雨のおかげで花粉も少ないはず。

週はもう明けて3月6日、啓蟄。
昨日ウグイスの声を聞いたのだから当然だが、日付の数字をみるとハッとする。
昨晩の南海トラフ地震を想定したドラマでは、地震そのものの恐ろしさよりも、地震の起きた時の人間の行動の大切さが描かれていた。
まず自分の身を守る、というところ以外は、発災時の避難の援助、避難所での暮らし、復興過程での相互の協力、など人間同士の協力がいかに重要かということがわかる。

だが、火事場泥棒は必ずいるものだし、避難所では限られた物資の奪い合いが起こるだろうし、復興に際しては利権が動くだろう。
災害という極限状態では、何事も一筋縄ではいかないが、それでも他人を信じ、初めて会話する人たちと協力して生きることしか私たちにできることはない。
それは例えば、この満員電車に乗り合わせた両隣の人かもしれないのだ!
そして、このことを忘れずに、自らがしなくてはいけないことを考え淡々と実行していかなくてはならない。

それにしても、日本地図が何度も映されるのをみて、この国の人が海岸線に張り付くように住んでいるものだと再認識した。
そして、この海岸線にあるのは先の大地震のあった終戦前後とはくらべものにならないほどの巨大なインフラで、これらが南海トラフ地震で一網打尽に失われたらこの国は破綻してしまうだろう。
私たちは海に育まれて国を大きくしてきたといっても過言ではないが、その海は時としてその海岸線を津波によって洗い流すことがあるということを覚えておかなくてはならない。
地球にとっては些細なこと

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3.11が近づいて南海トラフに備える

2023年03月05日 | 自然災害・事故・感染症
昼過ぎに妻と山のほう、写真の真ん中やや左の谷のあたり、を歩いた。
日差しがなくて今ひとつ肌寒かったが、梅やミツマタの香りただようなか、ホーホケキョ。

初鶯

いつも藪の中にいて姿がなかなか見えないが、葉の少ない今の時期は見つけることができた。

もうすぐ3.11ということでかNHKでは南海トラフ大地震に備えてのテレビドラマがあった。
劇中ではもちろん、3.11後の日本が舞台となっている。
先日のトルコ・シリアの大地震では建物がたくさん倒壊していたが、日本の場合、建物の倒壊、火災はもちろん怖いがやはり津波、ドラマのなかでもやはり津波の怖さが描かれいた。

自宅の標高は30メートルだが、勤務先は80メートル、津波の心配はないものの通勤途中に大地震があったらどうしたらいいかシミュレーションしておく必要がある。
備えよ常にとはいうものの、薬まで持ち歩くとなると結構大変。

南海トラフについてのスペシャル番組、今夜は第二夜。
こういうのは何度も見ておいて損はないだろう。
まずは自分の命を守る

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冬の寒さに人類は

2023年02月14日 | 自然災害・事故・感染症
今朝の空もどんよりとしている。
関東地方のうち太平洋岸はスッキリとは晴れないようだが、職場のある都内も同様。

発生から一週間となるトルコ・シリアの大地震では死者が三万七千人を超え、被災者は二千五百万人にもなる。
夜は氷点下の寒さということで、被災した人は大変お気の毒で、お見舞いの言葉が見つからない。
今回の地震は冬に起こったが、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)、東日本大震災(2011年3月11日)のいずれも冬に起きた。

酷寒のウクライナではロシアによる侵攻が続いている。
エネルギーインフラへの攻撃という、非人道的な戦いはいったいいつまで続くのだろうか。
寒さをも利用しての戦いはロシアが得意としてきたことだからとことん続けるのだろうが、ウクライナの人がなんとも気の毒でならない。

人類は冬の寒さを克服するために様々な工夫を重ねてきたが、そもそもなぜこんな寒い北半球にまで住んでいるのか。
熱帯には伝染病を媒介する虫、猛獣も多く、そういったものから逃れるために北上したのだろう。
北上するにつれ、火や衣類、家屋といった”暖かさ”を獲得し、今のような人口分布に落ち着いたのかもしれない。
寒さへの対応ができない動物は人類の主たる生活圏には入ってくることができない。
すなわち人類は冬の寒さを味方につけて地上を征服したと言える。

しかし、残念ながらその冬の寒さが手を緩めることはなく、対処方法を失ったら人類はひとたまりもない。
この寒さに苦しむ人々がまずは春まで耐え忍んでもらえることを願う。

トルコ・シリア大地震への緊急支援のための
国連高等弁務官事務所の寄付サイトはこちら

しょせん人類地球の子

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マスクを外せるようになりそうで

2023年02月13日 | 自然災害・事故・感染症
雨上がりの朝、といっても雲は取れていなくて空気はひんやりしている。
今朝の気温が最高であとは下がる一方で、週の半ばにはずいぶん寒くなるそうだ。
そう考えると、やっぱり昨日一昨日の暖かさはありがたかったし、なによりおかげで十分体を休めることができた。

第8波は収束に向かっているみたいで、新型コロナウイルス感染症の感染者数が、ガクッと減った。
これまでの累積感染者数は3千万人あまりで、集団免疫の獲得まではまだこの倍は必要になるが、ワクチン接種による免疫能を信じるならば、集団免疫獲得に到達しつつあるのではないかとも思う。
そんな状況下、マスク着用 “3月13日からは個人の判断で”と、政府が決定したそうだ。

医療機関受診時は、感染者がきている可能性があるので仕方ない。
高齢者施設というのも、重症者、死者の大部分が60代以上ということを考えたらやむを得ないだろう。
通勤時の電車、バス内でもというのは仕方がないが、乗り換え時に階段を上り下りすると結構息が切れて窒息しそうになるので、他人との距離が十分保たれているホーム上では外したい。
私の場合、仕事中目の前にいるのは患者さん、コメディカルではなく顕微鏡と標本ということでマスクフリーでやっているのでコロナ前とあまり変わらない。

ただ、これから花粉症のシーズンとなると、別の意味でマスクが必要となる。
そろそろフッと鼻水が出ることがあり、そんな時は、花粉がちょっと飛び始めたのだろうと思う。
ただ、コロナ感染防止と違って、花粉対策のマスクは、効果が実感できるので、つけることへの抵抗感はない。
とりあえず、花粉さらには黄砂対策ということで4月ごろまではマスクをつけるだろうから、それで様子もわかる
9波が起きなかったらそのまま、マスクフリーになるかもしれず、そんな日が来るのが楽しみだ。
とはいえ、私もそろそろリスクが高くなる年、少なくも口角泡を飛ばして、なんていうディスカッションができるようにはならないだろう。
とても楽なんだけど

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ワクチンは感染すれども重症化せず

2023年01月05日 | 自然災害・事故・感染症
私のご近所付き合いというと、8割がたが朝のゴミ出しの時間で、今朝も集積所で顔見知りの方に新年の挨拶ができた。
今のところに雪の下から越してきたのが、13年前の暮れ
あの頃はけっこう元気だったみなさんも、ふと気がつくとみなさん年をとったものだ。
誰にとっても時間は等しく流れる。
できたら、健康でいられたらいいが、老化だけでなく、コロナ禍などもあり、それはなかなか難しい。

昨日挨拶した中に、正月休みは新型コロナで大変でしたという人がいた。
お子さんからうつされた様で、ちょっと喉が乾燥したかなと思っていたらコロナでした、とのことだった。
幸い後遺症はないそうで、やっぱり、ワクチンのおかげですね、という様なことになった。
ご近所にも、一家で罹ったというところがあったが、ワクチンを打っていたせいか、軽症で済んだとのことだった。
このような話を聞くにつけ、ワクチンが重症化を防いでいるというのを実感する。
残念なのは、感染を防ぐというのと重症化を防ぐというのを勘違いしている人が依然として多いことだ。
                            
打ってもかかるんじゃしょうがないというがそれは無理な話だ。
そこらへんにウヨウヨいるウイルスを防ぐのはマスク、手洗いだが、そんなもの同居する家族が持ち込んだら(濃厚接触)あっさり突破ーすなわち感染ーする。
でも。ワクチンの効果で、速やかに抗体が産生されたらウイルスの侵入は水際で済むから、罹ったか罹らなかったかわからない程度だろうし、仮に一部の細胞に感染したとしても、それ以上は広がることはない。
これが、重症化を防ぐということであって、ワクチンの何よりの効用だ。

今朝のニュースで、一時、深刻な状況が伝えられていたインドはコロナの封じ込めに成功したという話があった。
集団免疫を獲得したということなのかもしれず、日本も早くそうなってほしいが、やはりそれには一人でも多くの人がワクチン接種を受けることだろう。
全員が接種を拒否して、かかるのを順番に待っていては、効率が悪いし、命の危険もある。
デジタル庁の出している新型コロナワクチンの接種状況によれば、1、2回接種が77%、3回が67%、4回が43%、5回は18%程度と、惨憺たるものだ。
周囲の状況を見ると、3回では重症化は免れないし、4回でもどうかというところ。
5回というのは根拠があってのことであり、とくにオミクロン株に置き換わっている状況ではそれまでのものとは効果も違う。

ワクチンを打っても、コロナには感染する、でも、ワクチンが自分の免疫力を助けてくれるから重症化はしない。
副反応が辛いという人もいるが、重症化したり後遺症に苦しんだりすることを考えると、副反応に耐えることのほうが得策だろう。
アレルギーなどがありワクチンを打てない方以外で、オミクロン株対応ワクチンが未接種の方は、いまからでも遅くはないので、接種を検討すべきだ。
ワクチン代<<<重症化による医療費(=税金)

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