千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

ハッチョウガミと雲海!

2013年12月05日 | Weblog


毎年この時期の仕事のひとつに「ハッチョウガミ」があります。
お正月用の切り紙です。

このハッチョウガミをしめ縄に挟み込み、しめ縄飾りを作ります。

その年にもよりますが、大小あわせて300枚くらいを切ります。
写真は大サイズのもので、しめ縄につるすと写真左から「目出」、右の「鯛」で、上から「めでたい」という飾りが垂れるようになります。

このハッチョウガミはいつ頃から始まったかは定かではありませんが、先代住職が若い頃から切っていたので、私の分かる範囲では70年ほどは続いているでしょうか。

お寺に飾るものと、あとは御歳暮と一緒にお配りし、そのお宅で飾っていただいています。

今はホームセンターなどでも、きれいに切られたものがありますが、呼び名も違いますが、千手院ではこのようなものを作っています。

これを切るのに丸2日ほどかかります。

さて、話は変わり、今年は昨年よりも雲海が見られる日が少ないようです。

昨日、朝起きると外はかなりのモヤがかかり、かなり深い雲海が広がっているなぁ・・・と思いつつも、朝の仕事のため日の出には行けなかったのですが、9時過ぎに時間ができたので、急いで行ってみました。



昨日の雲海は相当深かったようです。
9時を過ぎてもこれだけの雲海が広がっていました。ちょっと雲海が深すぎて視界不良・・・越後三山も雲海に隠されてしまっていました。

ちょうどニュースで九州のラピュタロードという雲海スポットが話題になっていましたが、こちら魚沼の雲海もそれに匹敵するような雲海です。ただ、見られる確率が九州に比べればはるかに低いですが・・・。



南の方を見れば、正面には湯沢、谷川連峰などが望めますが、こちらも視界不良。写真左手前に小さい山が2つ見えますが、そこが坂戸城跡になります。

あさってあたりは雪の予報。
お寺から車で5分ほどの所なのですが、雪が積もるようになると、この地点までは行くことはできなくなります。

さぁ、今年はまだ雲海に会えるでしょうか?
12月中旬頃が八海山八ツ峰からの日の出になります。

初冬の日本海。

2013年12月02日 | Weblog


昨日、宗派の会議で上越市へ1泊で行ってきました。
初冬の日本海。昨日は大して荒れてもいなく、曇り空でしたが落ち着いた日本海でした。やっぱり海はいいですね~。



会議の会場になった窓からの1枚。室内から撮ったので室内灯とかが映っていてすいません。

このような松林は浦佐では決して見られません。
よく手入れされていて、松の向こうにはすぐに海が広がっています。

肝心の会議も無事終わりました。
私が言うのもなんですが、やはり地方の寺院は、お寺の護持が大変です。都市部のお寺とは随分と違うのが実状です。
けれど大変だからこそ、何か智恵を絞らねばなりません・・・。