毎年、見事な新緑と真っ赤な紅葉で楽しませてくれた千手院の紅葉・・・。
昨年くらいから虫に入られ、専門家を頼んであらゆる手段を投じましたが、残念ながら枯れてしまいました。そのままにはしておけないので、根元から切らせていただきました。
切り株に土がかかり分かりづらいですが、直径約30センチ、胴回り約1メートルの境内でも大変古い木でした。
まるで、「寺号碑の邪魔になるから、そろそろ出番は終わりだなぁ~。」と言ってくれているかのような最後でした。
何とも言えない感謝の気持ちで一杯です。
紅葉のあとには代わりに赤くなる芝桜を植えました。
そして寺号碑建立場所の脇にはハナミズキを植えました。
また、この紅葉の子を何年か前に鉢植えにしてあります。この紅葉の木のように真っ赤にはなりませんが、次の代として別のところに植えようと計画しています。
お寺の動きを察知してくれたような、不思議な因縁に本当に感謝です。