ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




普通に花が咲いて、見る限りでは普通の空で

 

外出が厳しく制限がされているイタリアからのレポートで、印象的なものがありました。

「ベランダから眺める街は、陽気も暖かで、クルマがほとんど走っていないせいもあって、空気がとても澄んでいて、静かで、美しい。」

「家で過ごす日々は、ひどく退屈だが、とても平和でもある。そして、私たちがこうして静かに過ごしている今、病院ではまさに、戦争が起きているのだ。」

文章は正確な引用ではないですが、こういった内容でした。

 

いよいよ、病床数が足りなくなってきたとのこと。

テレビでは、

「新型コロナ以外の病気のケアが遅れ、手術が先送りになるケースなども増えている。早期発見できるはずだった初期のがんなどの病気が、放置されることで悪化して手遅れになってしまうケースも考えられる。」

と言っていました。

 

ここ数日の数字が、二週間前のあの三連休付近の結果だとすれば、自粛が改めて厳しく言われてきた、これからの二週間では減っていくのでしょうか。

コンテイジョン

という映画、ご覧になられていなければ、是非(予告編)。

僕は、数年前に一度観ていましたが、改めて昨夜観なおしてみたのです。

9年前の映画ですが、全編通して、新型コロナ禍の今を予言したかのような内容には、目が離せませんでした。

下記の記事と共に、是非。

NY感染症医監修の映画『コンテイジョン』はコロナ騒動を恐ろしいほど言い当てている 

(各社の動画サブスクサービスでご覧になれると思います。僕が観たアマゾンでは、現在有料でしたが、一見の価値はあると思います)

 

また、「感染(コンテイジョン)」とはどういう事なのかを完全に捉えているこの映画の医療監修をした医師が、今回、中国でパンデミックの調査中に新型コロナに感染し、3月24日にはテレビのインタビューで、自宅から

「情けないことですが、感染しました。私でも感染したのだから、誰もが感染するでしょう('If it can hit me, it can hit anybody')」』

と語ったということ(医師のインタビューは上の記事内にあります)、

 

また、映画の中で「私は(感染者と)10日前に接触した」「(今なんでもないなら)大丈夫。このウイルスはそんなに潜伏期間は長くないから」というセリフのやりとりがあるのですが、たしかに映画の中の架空のウイルスは、比較的すぐに、数時間から一日程度で発症する設定なのですが、

しかし、現実の新型コロナは、二週間もの潜伏期間があること。

なんとも言葉を失うものがあります

 

映画を見ると、ウイルス感染というのは、自粛と言っても生半可なものでは100%完全に防ぐのは不可能ではないかと思われるのですが、

ただ、とにかく気をつけて、1%でも確率を下げる努力をするしかない、と気づかされます。

気をつけましょう

 

ではー。



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