ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




JYONGRIちゃんのイベント・ライブ、無事に終えて先ほど帰ってまいりました

僕は前回、3月2日の大阪でのイベントに引き続いて二回目だったのですが、圭ちゃんは初参加。でも、圭ちゃんですからね(笑)、もちろん何の心配もなく、昨日の一回きり(3時間くらいでした)のリハも順調に終えて、今日の本番にのぞんだわけです。

しかし、JYONGRIちゃん、素晴らしかったです。数分おきに目の前を「キャーッ!」というすごい歓声と共に轟音で走り抜けるジェットコースターにも全然動じず、とっても素敵な声で、素敵な歌を聴かせてくれました。ライブ後に圭ちゃんとも話したんです。「なんかさ、むしろ僕達が彼女の歌に乗せてもらってる感じ、するよね。で、とっても楽に弾かせてもらえちゃってる、って言うか」って。前回も思いましたが、本当にブレないし、動じないし、堂々としたもんだな、って感心しちゃうんです。僕達の演奏のテンポがちょっと速くても、あるいは遅くなっちゃっても、「あ、そうですか」って感じで、そういう唄い方に自然となるし。その適応がとっても、速くてね。すごいなー、って思うんですよね。そして、どう歌っての、聴いていてとっても気持ちがいいし

今まで僕達も、沢山の素晴らしいボーカリストさんと一緒に演奏させてもらってますが、やっぱり、一流と言われる人達は必ずと言っていいほど、こういう音楽的な適応力とか、即応力を持ってるんですよね。懐の大きさとか、ポテンシャルの高さが、一緒に演奏すると、すぐに伝わってくるんですよ。ビビビーって。

ステージ後の楽屋では、「いえいえ、全然、全然!私なんて!一人じゃ何もできませんから!皆さんのおかげですよ!」とおどけて笑っていましたが、いやいや、とんでもありません。JYONGRIちゃん、まだ、19歳。あれだけの歌を歌って、作詞も作曲もして、英語も堪能で(楽屋でお友達とはずっと英語で喋ってましたよ)、ピアノの腕前もバッチリ。これまた将来が楽しみな、すごい器を持ったアーティストだと思います。ほんと、楽しみです

今日会場に足を運んで下さった方々、どうもありがとうございました。夜は風がちょっと冷たかったですけど、大丈夫でしたか?どうかお風邪など召しませんように

 

---------以下、どーしよーも無い話を(笑)。----------

昨夜はリハの後、早めに夕食をとって、友人のライブを観に行きました(このことはまた後日書きます)。そして、飲みの誘いを「明日ライブだし、そもそもクルマだしー」と、泣く泣く断って帰ってきて、映画を一本観て、早めに就寝。って言っても、3時くらいでしたが。

でも、早くご飯を食べたせいで、夜中にお腹が空いてねー(笑)。何度も目が覚めて、しまいには、「ご飯を食べるんだけどお腹が一杯にならなくて困る夢」を見て目が醒めてしまいました。目覚ましが鳴る2時間も前に(笑)。

でも、せっかく目が覚めたことだし、お腹は減ってることだし、なら早めに出てどこかでご飯をたらふく食べて行こう、と起きてしまうことにしたんです。

軽くいつものシリアルを食べて、パソコンを立ち上げて、昨日のブログにいただいたコメントを読ませていただいて(ありがとうございました。今までずっと書きたかったテーマだったので、いきなりだとちょっとビックリもされるでしょうし、もしかしたら少し難しく思われたかもしれませんが、それでも沢山の深いコメントを頂いて、そうでない方達にもきっと知って色々と考えていただけたかのかなと、嬉しく思いました)、また色々と考えているうちにスルスルと時間は過ぎ。ザバザバとシャワーを浴びて、それから今日の曲の確認をして、持って行くものを確認して、けっこう早めに家を出たんです。

・・・でも、クルマまで行ってエンジンを掛けてから、「あ、ケーブルが足りないといけないな」と思って、一旦引き返したんですね。今日のライブで使うのはレンタル機材。初めて触る機種ですから、念のためエフェクター(←音を変化させるための道具)も用意して行く事にしていたからです。繋ぐためにはケーブルが必要です。大抵は、機材屋さんが余計に持ってきてくれていたりするんですが、スタッフさんの多い大きなツアーと違って、何分にもイベントですからね。万が一の事態に備えて、念には念を入れて、自分の事は自分で、と(←結果、正解でした)

「よし、これで大丈夫。機材関係OK。譜面も持った。地図もあるし。服も着てるし、靴も・・履いてる。携帯も、さっきバッグに入れた。準備万端。よし、行こう。うわー、お腹減ったー。」いよいよ、出発

渋谷あたりまで走ったところで、「さて、何食べようかな」と、思って信号待ちで何気なく助手席を見たんです。いつもの助手席。ジャケットと、カメラと、その日に聴きたいCDと・・・

「・・・あ。」

バッグ、が無いんです。携帯も財布も入れて、ライブ後用にサラサラ・シートまで入れて(笑)、さっき持ったのにー。

キュルキュル。記憶の巻き戻し。

「そうか、さっきケーブルを取りに戻った時だ。」

僕はクルマにバッグを置いておくのは、たとえ短時間でも無用心だよね、という頭があるのです。「うわー、さっき持って家に戻って、ケーブルを持って、バッグを置いて出てきたんだ。何やってんだー。」もう、さすがに今から引き返すには走りすぎました。・・・まぁ、でもね。しょうがない。会場に行けば、知り合いがいるわけだし、事情を話して、お金借りて、それで何か買って食べよう。我慢、我慢。しかしお腹減ったなー、とイソイソとクルマを走らせました。

会場の駐車場は一般の方と一緒でした。そして、ゴールデンウィークの遊園地&温泉施設ですから、当然のように、満車のランプ。係りの方に「すみませんが、今満車ですから、入れませーん」と言われたので「あのー、今日の出演者なんですけども」と言うと「そうですか。では青いチケットをお持ちですね?」「はい?」。残念ながら、そのようなものは、持っておりません(笑)。

・・・しまった。昨日のリハの時、「明日、会場前に着いたら電話下さい。迎えに出ますから」と言われていたんです。でも、電話・・・。

何度か係りの人に「名前、入ってるはずなんですけど。確認してもらえませんか?」とお願いしたんですが、残念ながらバイトの方だったようで「チケットが無い方は・・・」とのこと。「実は、僕、今日、携帯を忘れてしまって」と涙目で事情を説明すると「そうですかー。じゃあ、いいですよ。入れちゃいます」。・・・あはは、入れちゃいますって(笑)。面白いなー、と思いつつ、お礼を言ってどうにか無事、楽屋口にクルマを停めることができました。荷物をおろして、と。

でも、その楽屋口の鉄の扉には、鍵が掛かってたんですよ。何度ノックをしても、扉の隙間に向って「あのー」と声を掛けても、誰も出てきてくれない。うわー、どうしよー。皆、中にいるはずなのに。聞こえないんだ。勿論、誰の携帯番号も覚えていません。今は、電話番号って基本的に覚えなくなってますからねー。駐車場の方に言っても「そこは管轄が違いますから・・・」とのこと。途方に暮れる事、15分。お腹へった・・・。

ほどなく、会場を見に行っていたスタッフさんが通りがかってくれて、事なきを得ましたが、・・・携帯って、無いと不便ですねぇ(笑)。ちなみに、鉄の扉の向こうにはまだ誰もいませんでした。僕が一番乗りだったみたいです。そりゃそうだ、ご飯食べようと思って、意気揚々とかなり早く家を出たんだもの。僕の場合、携帯が無いと時計も無いことになるので、そんなことにも気付きませんでした。暗闇に向って「あのー」とか言ってる場合じゃないですよね(笑)。

俊くんのライブに引き続いて製作をして下さっている石坂さんには、「でも、カメラは持ってるんだ(笑)。一眼に携帯機能があればいいのにね。それ、耳につけて『モシモシ?』ってやってたら面白いに(笑)」と笑われ、圭ちゃんには「サザエさんかいっ(笑)」と大笑いされました。

 

・・・うん、じゃ、サザエくん、と呼んで下さい(笑)。

 

楽屋では、めでたくお弁当も用意されておりまして、3分で即完食。もう、限界でしたし(笑)。そして、食後にJYONGRIちゃんのマネージャーさんから「差し入れです、どうぞー」と頂いたクリーム入りメロンパンを頂きまして、その30分後に石坂さんに買って頂いた、会場内で売っている肉厚ジューシーなダブルチーズハンバーガー(なんと一つ千円だったとか!高~っ!でも美味しかったですー。ご馳走様でしたー。あれっ、でもご馳走するよ、とは言ってなかったかな・・・(笑))。あと、ステージの目の前で売っていたケンタッキーも頂いて、そんでもって固焼きポテチとやらをボリボリと頂いて。むー、今日はライブも合間、ずっと何食べてましたなー。何かを取り戻すかのように(笑)。

帰りしな、やっぱり俊くんツアーでも一緒だった若手スタッフの三村くんが「ケン坊さん、お弁当が余ってますよ」と言うので「あらら。じゃあせっかくだし、貰って帰ろうかな。」というと「二つはイケますよね」と、本当に二つ手渡すので(笑)、「・・・いくらなんでも、そんなには食べませんがな(・ε・ )」と、一つだけ頂いて、でもあと「あ、これも余っちゃったの?」と、テーブルにあったお握りを二つ貰って帰ってきました。勿体無いしね(笑)。これは、焼きおにぎりにしてみようと計画しております。ってことは、今夜もずっと食べるつもりか(笑)。

うん、食べるかも(笑)。昨日みたいな夢は、辛いですからー(笑)。

ではー。



コメント ( 51 ) | Trackback ( 0 )