経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 ■ 野球とイメージ力のトレーニング 625 二兎を追うブログ

2024-06-25 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言06

 

  【経営コンサルタントの独り言】 ■ 野球とイメージ力のトレーニング 625

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

■ 野球とイメージ力のトレーニング 625

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの種目に野球・ソフトボールが加わりました。

 近年は、サッカーに押され気味の少年野球ですが、このままでは野球は先細りのような懸念もあります。

 アメリカのメジャーリーグは盛んなようですので、日本の優秀な選手は皆海外に行ってしまうのでしょうか?


 私達が子供の頃は、ちょと広めの道に、数人が集まって野球のまねごとをしていました。

 当時は、自宅にTVがある家はほとんどありませんでしたので、ラジオにしがみついて放送を聴いたりしました。

 子供では、なかなかシチュエーションをイメージすることは難しかったのですが、一所懸命に状況を想像しながら見ました。

 それが、理解力やイメージ力のトレーニングになっていたのかもしれません。

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【経営コンサルタントのお勧め図書】 ドラッカー、渋沢栄一を評価『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』  2406

2024-06-25 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 ドラッカー、渋沢栄一を評価『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』  2406   

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。
 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。
 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。
本
■    今月のおすすめ
   『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』
         (国貞 克則 KADOKAWA)


出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2020/11/20) 発売日 ‏ : ‎ 2020/11/20
単行本 ‏ : ‎ 224ページ      寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.6 x 18.9 cm
ISBN-10 ‏ : ‎ 4041109116   ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041109113

本
「新紙幣の人物」渋沢栄一を称えた「知の巨人」ドラッカー(はじめに)
【新紙幣の渋沢栄一(1840-1931)とは】
 新紙幣は今年の7月3日に発行されます。新1万円札の肖像画は「近代日本経済の父」「日本資本主義の父」渋沢栄一です。1万円札の肖像画の採用は、聖徳太子(1958年)、福沢諭吉(1984年)に次いで3人目となります。
 渋沢栄一は、「論語と算盤」「士魂商才」「細心にして大胆なれ」等の言葉、「道徳経済合一」の思想でも知られています。また、明治維新の直前、第15代将軍となった徳川慶喜の実弟徳川昭武に随行し、パリ万国博覧会を見学の後1年半に亘り、イギリス、スイス、イタリアなど欧州諸国を訪問し、銀行、株式会社の仕組みや貨幣制度、株式・債券・為替の仕組みを学んでいます。倒幕を機に帰国し、帰国後は、大蔵官僚として造幣、戸籍などの政策立案で活躍。退官後は、産業界に於いて500以上の企業の設立に係り、また約600の教育機関や社会公共事業、研究機関等の設立・支援に携わりました。具体的には、「第一国立銀行(第一銀行)」「東京株式取引所(現;東京証券取引所)」「日本鉄道会社(現:JR東日本)」「東京電灯会社(現:東京電力)」「商法講習所(現:一橋大学)」「博愛社(現:日本赤十字社)」などが挙げられます。
【渋沢栄一を称えたドラッカー(1909-2005)】
 「マネジメントの父」「現代社会最高の哲人」「知の巨人」として、現在も世界中から注目されているドラッカーは、渋沢栄一と日本を次の様に称えています。それは、『渋沢は、新しい日本は、古い日本の基盤の上に築かなければならないことを、よく認識していました』、『・・イギリスに住んでいましたが、(西洋の日本化、教育制度、日本の伝統美術、など)すっかり「明治」に魅了されてしまったのです』の言葉です。(「NHKスペシャル 明治1 変革を導いた人間力」〈NHK出版〉より)
 一方、ドラッカー自身の著書でも、『渋沢栄一は、論語にねざした理想の「専門的経営者」像を描いたが、この像にはやがて魂が宿った。渋沢による卓見の奥底には、「マネジャーを支えるのは、財力でもなく地位でもなく責任である」という考え方があり、現実の成り行きを見通すものだった』、『渋沢栄一は、企業と国家の目標、企業のニーズと「個人の倫理」との関係という本質的な問いを提起した。この渋沢栄一の思想と業績が、20世紀における日本の興隆に、大きく貢献した』『プロフェッショナルとしてのマネジメントの必要性を世界で最初に理解したのが渋沢だった』と渋沢栄一を称えています。(「マネジメント、務め、実践、責任」〈ドラッカー著 有賀 裕子訳 日経BP社〉より引用)

【渋沢栄一とドラッカーに共通する思想】
 著者は、渋沢栄一の思想「論語と算盤」とドラッカーの思想「integrity of character」には、深い共通点があると指摘します。ドラッカーも渋沢も、新しい時代のリーダー(経営者)のあるべき像を提起していたのです。共通するキーワードは、以下で詳述しますが、「正しさ(道徳・高い視点・責任)」です。
 渋沢栄一は、著書「論語と算盤」の中で、『「道義を伴った利益を追求しなさい」それと同時に、「公益を大事にせよ(経営者だけが利益を得るのではなく、社会全体が利益を得る“理念”“倫理”にかなう志の高い経営を行わなければ、幸福は持続しない)」』、『論語〈道徳〉と算盤〈経営〉を一致させること(道徳経済合一)』など、“道徳をベースとしたビジネス”、及び、“企業人に必要なのは、一企業の利益を超えた、高く広い視点“、の二つの考え方を提起したのです。これこそ渋沢栄一の偉業の本質なのです。
 ドラッカーが最も大切にした「integrity of character」は「人の資質としてのintegrity」と置き換えることが出来ます。辞書では、「正直,誠実,高潔,廉直」ですが、その他、「真摯さ」(「マネジメント- 基本と原則」2001年版・上田 惇生訳・ダイヤモンド社)、「仁」(「ドラッカーと論語」2014年販・安冨 歩著・東洋経済新報社)等の翻訳・解釈もあります。私(筆者)は、『リーダーシップとは正しい事を行うこと即ち責任である。このリーダーシップの極みがintegrity of characterである』(「ドラッカーが伝えたかったこと“未来企業(1992年)第15章を読み解く”」―シックスセカンズジャパン―より引用)との解釈がドラッカーの意に沿うと考えます。

【二人の共通した思想に基づく「未来創造」の考え方】
 この共通する思想を視点として、著者は、ドラッカーと渋沢の『「未来創造」の方法論』について解説しています。その解説を、本質と具体的方法論に分けて述べています。次項では、本質について記させて頂きます。二人が実行した具体的方法論については紹介本をお読みください。
本
■ 渋沢栄一とドラッカーに共通する『「未来創造」の方法論の本質』
 著者は次のように述べています。『過去の経験が生かせない大きな変化の時代には、何をどう考え行動すればよいか分からなくなる。この様な時に立ち返るところは変化しない本質である。本質を理解するために学ぶべき人は、ドラッカーとドラッカーが高く評価する渋沢栄一である』。
 加えて著者は言います。『日本人は「本質を見極める」という能力に秀でており、過去もそうであったように、新しい時代の課題に応え、新しい日本を創ってくれると確信している』。
 著者は、この様な考えに基づき、ドラッカーと渋沢の二人に共通する『「未来創造」の本質』を、以下の3項目に要約して、示します。
【「高く広い視点で時代が要請するものを見極めていた」】
 渋沢は、常に天下国家という意識がありました。明治という時代が求める、ありとあらゆる、事業を設立していきました。この事業の設立の順番も理に適っているのです。まず、経済の血流と言われる銀行を設立しました。銀行の次に、明治になり紙幣による納税や、義務教育で学校の教科書が必要になる等、大量の紙が必要になることを踏まえ、製紙会社を設立したのです。
 ドラッカーは、社会が、19世紀に主流の個人事業から、20世紀には人類の大半が組織で働くようになり、組織のマネジメントが機能しなければ人類は幸せになれないという時代の要請に応え、マネジメントの研究に向かいました。ドラッカーの思想の根底にあるのは「人間の幸せ」「仕事を通して人間はどうすれば幸せになれるか」を考え続けた人でした。

【「本質を見極めていた」】
 渋沢は、事業において極めて重要なのが「専門的経営者」であることを見極めていました。著書「青淵百話」で、「事業の成否は、経営者に適切な人物がいるかどうか」と述べています。事業を起こす際に、事業を始める遥か前から、経営者に相応しい優秀な人材を探していました。この様に本質を極めたことで、500社もの企業を設立できたのです。
 ドラッカーは、現在の大変化の本質を、産業中心の社会つまり資本主義社会が終わりを告げ、知識社会の到来と捉えます。この知識社会において、事業を切り開いていくために見極める本質を提起しています。それは、『事業の本質としての「顧客」と「知識」』、『顧客を知り尽くすための「分析」と「知覚」』、『知識の生産性を高めるための「統合」』、『古いものの上に新しいものを載せて「一体化する独創性」』、『改革の原理としての正当保守主義(持っている「強みを生かす」)』の5つです。詳細は紹介本をお読み頂ければと思いますが、一つだけ、ドラッカーの本質の深さの例として、上述の「知識」について、説明させて頂きます。ドラッカーは「知識」の本質をこの様に解説しています。『「知識」は本の中にはない。本の中にあるものは情報である。「知識」とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』(「創造する経営者」より)です。

【「誰もやっていない新しい道を歩むことを決意した」】
 渋沢は、論語などの思想の影響もあり、高い志を持っていました。心の奥底には官尊民卑への憤りを持っていました。大隈重信の「新しい日本のために一肌脱いでくれ」の言葉もあり、大蔵省の役人になるも、大久保利通との意見の相違から上司の井上薫と共に官を辞するに当たり、民間の実業界に出ることを決意します。「民間に出たら役人にあごで使われるだけ」と慰留を受けるも、決意は変えず、論語の道徳観をベースに、民間における品位と才能のある人材の育成の道を歩んだのです。この高い志・決意が、人材の育成を含め、日本の近代資本主義社会の盤石の礎を築いたのです。
 ドラッカーは、まだマネジメント学のない時代に、GMからの依頼もあり、GMを調査して書いた「企業とは何か」(1946年)を出版します。しかしGMの経営陣から否定され、当時勤務していたベニントン大学の学長からも認められなかったのです。ドラッカーは「成果を上げる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わるものである」と述べている通り、ユダヤ系オーストリア人であったことから、ヒトラーの出現を機に、勤務していたドイツを離れ、オーストリアを経てイギリスへ、更にはアメリカへと移ります。家族と別れ、母国を離れ、ユダヤ人同胞の悲劇を知り、ドラッカーの心の奥底には、人間への絶望、独裁者への怒りなど、他人からは推測できない辛い感情を持ちながら、一方で何としても、組織で働く人々を幸せにしようとの強い思いで、マネジメントの研究に突き進んでいったのです。そして「マネジメントの父」と言われるまでになったのです。
本
 渋沢栄一が紙幣の肖像になることの意義(むすび)
 産業人が紙幣の肖像になるのは、渋沢栄一が初めてです。この機会に渋沢栄一の偉業とその本質、及び、渋沢栄一を称賛したドラッカーとの二人に共通する『「未来創造」の方法論の本質』を学び、私たちの経営に生かしていこうではありませんか。
本
【酒井 闊プロフィール】
 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本

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【お節介焼き情報】有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴

2024-06-25 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報
【お節介焼き情報有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴
お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。
 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
◆ 有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴
 世の中には有能なビジネスパーソンがいて、それぞれの人が、それなりにすばらしいものを持っていらっしゃいます。それを盗み取ることが、その仲間入りする人の行動で、「コンピテンシー」とは何かを理解されている人です。
 それらの人の多くは、論理的にものごとを考えられる人です。論理思考のできる人の多くは、直観力にも優れています。直観力というのは、「物事の本質や真相を、経験や推理の力を借りずに、いきなりとらえること」ができる能力です。すなわち、「真理を直観する」ことができる人なのです。
 また、そのような人というのは「直感力」も持っています。「直感」とは、「何かを瞬間的に心で感じ取ること」のできる能力をさします。すなわち、直感を働かせて、事象の本質を見抜くことができるのです。
 日本で最初にノーベル賞をとったのは湯川秀樹博士です。博士は、1935年に中間子の存在を理論的に予言した功績で受賞しました。寝ている時に、この理論を思いついたそうです。いわゆる直観力が働いた結果と言えます。このように直感力を働かせることができるためには、その基本的な知識や情報が豊富であればこそできる結果です。
 直観力が、働く人は小さな種を元に想像力が働き、これまでに存在しなかったようなことを思いつくことがあります。すなわち、直観力のある人の多くは、創造力も合わせていると考えられます。別の表現をすると勘が良いと言うことをできます。
 これらの力を持って創造力を働かせるためには、思考を充分に働かせるためには、マクロの視点とミクロの視点の両方を持ち合わせていることも必要です。マクロの視点、すなわち物事を俯瞰的に大局的な視点から見ることができる能力のことです。あまり具象的なマイナーなことにとらわれすぎてしまいますと、具象的な事象にとらわれすぎ、発想が限定的になります。その結果、創造的な発想をすることができないのでえす。
 創造的な発想にはポジティブな発想法も必要です。ネガティブな発想をしますと思考が収縮そしてしまいます。逆にポジティブな発想ができる人は発想を拡大することができます。このように発散思考ができる人は、発散思考により思いついたアイディアを収束思考でまとめ上げることができます。
 収束思考で纏めあげるということは物事を抽象的に表現できることにつながります。有能な人は発散思考で具象的なアイディアを豊富に生み出すことができる一方で収束思考による抽象化をする能力も持ち合わせます。すなわち有能な人は具象と抽象の間を行き来させ、創造的な発想ができるのです。
 ここで述べてきたことは、有能な人の発想法の一端に過ぎませんが、私たちが日常の生活や活動の中で、それらを駆使することにより、一層豊かな発想方ができるようになると確信しています
【経営コンサルタントへの道】
 

 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月24日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし

2024-06-25 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月24日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

◆第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし
 徒然草の中でも最も短い段の一つです。

◆【原文】 手のわろき人の
 手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし、見苦しとて人に書かするはうるさし。


【用語】
 手: 筆跡
 わろし: へたな、まずい
 はばかる: 遠慮する
 書き散らす: 意のままに書く
 うるさし: わずらわしい

【要旨とコメント】 手のわろき人の
 字の下手な人が、それを気にしないで、遠慮なく、意のままに、どんどんと手紙を書くことは、良いことです。
 字が下手だからといって、他人の代筆してもらうは、好ましいことではないです。

 兼好は、このように言いながら、自分ではアルバイトで恋文の代筆をしていたと言うことも伝わっています。
 世の中には、達筆な人も多いですが、そうでない人もたくさんいます。後者の様な人の大半が、鉛筆やペンの持ち方が正しくないように思えます。
 近年は、SNSなどを利用したコミュニケーションが多いですので、紙で文字を見る機会が少なくなっているのかも知れません。印刷物も、パソコンなどから印刷することが容易になったことから、個人でも印刷物を作ることが容易になりました。
 その結果、手紙を書く機会も少なくなったと言えます。兼好は、たとえ、字が下手であっても、手紙は書くべしと主張しています。

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
     この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月25日 ■ 住宅デー ■ 天覧試合  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 あなたはUFOの飛来を信じていますか? 624
 太陽界の外にある系外惑星が2000余も見つかっているそうです。
 最も近いところにある惑星で、ハビタブルゾーン(生物生存可能圏)の星も存在しています。
 生物が生存している可能性が高いわけです。
 ただし、原始地球のような状態かもしれません。
 人間のような高等生物が生存している可能性となりますと、かなり限定的となるようです。
 それでもゼロでなければ生存している可能性があります。
 そうなりますとUFOがすでに飛来してきているのかもしれません。
 OCNがかつて行った「UFOを信じますか?」というアンケート調査では約35%の人が存在を肯定していました。
 これまで、確たる証拠がないですので、存在も、飛来も確定的ではありません。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月15日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第38段3 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは?

2024-06-25 05:44:29 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月15日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第38段3 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは?   

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

◆第38段3 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは?
 第38段2に続きます。

【原文】 名利に使われて
 智恵と心とこそ、世にすぐれたる誉も残さまほしきを、つらつら思へば、誉を愛するは、人の聞きをよろこぶなり、誉むる人、毀る人、共に世に止まらず。
 伝へ聞かん人、またまたすみやかに去るべし。誰をか恥ぢ、誰にか知られん事を願はん。
 誉はまた毀りの本なり。
 身の後の名、残りて、さらに益なし。これを願ふも、次に愚かなり。


【用語】
 心: 人格、品性
 誉(ほまれ): 名誉 ←→ そしり:非難
 人の聞き: 評判
 身の後: 死後

【要旨】 名利に使われて
 知恵と心というものは、世間で優れた名誉として見られ、それを残したいというのは人情です。しかし、よくよく考えてみますと、「名誉を愛する」ということは、人の評判を喜んでいるに過ぎません。誉める人も、非難する人も、両者共に、この世に長く生きているわけではなく、
 また、その評判を伝え聞く側の人も、すぐにこの世を去ってしまうのです。
 だれに対して恥じることも必要なく、まただれに知られることを願う必要もないのです。
 名誉はまた非難のもとでもあります。
 死後に名声が残っても何のメリットもないのです。こういう名誉を頗うこともまた、一番好ましくないと考える「高位高官を望む」ということに次いて、愚かなことです。

【 コメント 】 名利に使われて
 この段を読んでいて、マズローの欲求5段階説を思い浮かべました。

 五段階の最高位は、「承認の欲求」といいますか、人から認められることが、人間の欲求の中で最終的なものであるとマーケティングの時間に学び、また、その通りであると思ってきました。
 兼好は言います。
 評価される方も、する方も、長い時の流れからしますと、一瞬のことですので、だれに対して恥じる必要がありましょうか。だれかに良く思われ、それを知られるということを好ましいと思い、それを願う必要があるのでしょうか。
 「人の噂も七十五日」
 人生もまた短いのですから、名誉名声を求めても、悠久の時間の流れからすると塵にもならないというのです。
 そう言われますと、確かにそうなのですが、やはり煩悩から離れることができない自分が、この世に存在しているのです。その矛盾を楽しむことが、人生を楽しむことに繋がると自分を納得させている、自分があります。「いと恥ずかし」

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 お彼岸のお中日に説法を聴く 715

 本日は、お彼岸のお中日です。

 檀那寺(だんなでら:信徒が属す寺)である臨済宗建長寺派の某寺で説法を聴いてきました。

 京都府舞鶴市松尾にある西国第二十九番札所青葉山松尾寺(まつのおでら)の「人生往来手形」の話を聴いてきました。

 人間は、縁(えにし)あってこの世に生を受けた、「この世の間借り人」であるといいます。

 間借り人ですので、好き勝手に生きて良いわけではありません。

  三度の食べ物に文句をいわないで
  美味(おいしい)と誉め

  人と気まずいことがあっても
  我が身の至らぬせいと思い

  愚痴なく、
  怒らず
  むさぼらず

 そして、最後は「ほどよく、この世に暇乞いして、元のあの世に帰る」とのことでした。

 人間は、死ぬと気になって幸せな人生であったかどうかが解ると言われています。

 周囲の人に迷惑を掛けない、良い死に際でありたいものです。


■ お中元と盂蘭盆会、宗教というのは複雑ですね

 7月15日は、お盆の「お中日」です。この日は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」でもあります。

 先祖を、偲びあう仏教の重要な行事です。【Wikipedia】によりますと「父母や祖霊を供養したり、亡き人を偲び仏法に遇う縁とする行事」とあります。

 この時期には「お中元」の贈答を行う人が多いでしょう。

 このお中元ですが、仏教の関連かと思いきや・・・


 7月13日に盆入りで、迎え火を焚いてご先祖様の霊をお迎えしましたが、7月16日は、そのご先祖様をお送りするために送り火が焚かれます。

 京都の大文字焼きは送り火のひとつとしての行事です。

 迎え火は、ご先祖の霊が、キチンと自分達のところに帰って来て下さるように、その目印として焚きます。

 送り火は、ご先祖様が帰ってきて下さったことへの感謝の気持ちを持ち、見送るということを表しています。

 送り火は、夕方に同じ場所で、焙烙にオガラを折って積み重ねて燃やします。

 お墓で迎えたり送ったりするのが正式といわれています。

 お迎えの時には提灯に明かりを灯して、霊を家まで導いて帰ります。

 近年は、マンションなどでは火をたけませんので、盆提灯を迎え火や送り火の代わりと見なせるそうです。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【今日は何の日】 6月25日 ■ 住宅デー ■ 天覧試合  一年365日、毎日が何かの日

2024-06-25 00:03:00 | 【今日は何の日06月】

 

  【今日は何の日】 6月25日 ■ 住宅デー ■ 天覧試合

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 住宅デー

 全国建設労働組合総連合が、住宅建設ブームで悪質業者が多く、信用回復のために1978年に制定しました。

 この日は、スペインの偉大なる建築家である、アントニオ・ガウディが1852年に誕生しました。

 ガウディ(1852年6月25日 - 1926年6月10日)は、スペイン、カタルーニャ出身の建築家で、19世紀から20世紀にかけて盛んになった「モデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期」のバルセロナを中心に活動しました。

 サグラダ・ファミリアの建設で有名です。グエル公園(1900-14)、カサ・ミラ(1906-10)をはじめ、一覧のガウディ作品群として、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。

「サグラダ・ファミリア」は、日本語では「聖家族教会」ですが「聖家族贖罪教会」という意味の正式名称を持っています。

 1882年3月19日に着工しましたが、途中財政難などもありましたが、1926年に亡くなるまでライフワークとしその設計・建築に取り組みました

 

 
■ 天覧試合

 

 1959(昭和34)年6月25日、昭和天皇が皇后陛下とともに巨人対阪神戦をご覧になりました。いわゆる「天覧試合」です。

 後楽園球場の熱気は今でも記憶に鮮やかです。4対4の同点で迎えた9回裏のことです。ジャイアンツの背番号3を背に掲げた長嶋選手が、タイガースの村山投手から放ったのはサヨナラホームランでした。

 はじめてプロ野球をご覧になった天皇皇后両陛下の眼前で、このようなパフォーマンスができる長島選手のスター性にはシャッポを脱ぎます。

 今日、インターネットやテレビなどのマスコミを巧みに利用して知名度を上げている人が多数います。その力は高く評価をしなければなりませんが、パフォーマンスだけで評価される世の中のあり方には疑問を持ちます。
 
 年末恒例の紅白歌合戦を見ていて、「これがプロの歌手なのだろうか?」と首を傾げたくなることがしばしばです。プロがプロではなく、ルックスやパフォーマンス、何らかの好機だけで脚光を浴びることが多いようです。
 
 それを嫉むわけではないですが、経営コンサルタントの世界には実力もあり、仕事も熱心で、成果を上げている先生がたくさんいます。残念ながら彼らには脚光を浴びる機会がないというだけで知名度が低いままです。
 
 住む世界が違うのですからやむを得ないのかも知れませんが、彼らが評価される機会を作りたいと私も影ながら協力しています。力不足で、なかなか成果に結びついていませんが、「真の力」を見抜ける人とともにやって行きたいと思っています。

 
■ 【今日は何の日】その他

◇ 満誉寂

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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