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■■<最終回> 息子に託す 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.165

2011-12-27 11:57:43 | 小説・先見思考

■■<最終回> 息子に託す 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.165<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 7 通算165回<最終回> 息子に託す<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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「社長業というのは、やれば何とかなるものですね。でも、先生がいらっしゃらなければ社長はやってこられなかったでしょう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「いえ、いえ、経営コンサルタントを使いこなせない社長が多い中、あなたは立派に経営コンサルタントを使いこなし、利用し、活用しているではないですか」<o:p></o:p>

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「そんなこともないのですが・・・」<o:p></o:p>

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「育猛君は、そんな社長の背中を見て、自分にも社長ができるかも知れないという希望を持つようになり、それが確信に繋がったのではないでしょうか」<o:p></o:p>

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 幸の目が潤んできた。涙腺が緩むのは、年のせいだけではないと言いたげに、恥ずかしさを吹き飛ばすように、真っ白なアイロンのきいたハンカチを出して堂々と目に当てた。<o:p></o:p>

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「とにかく先ほど話した、今日だけではなく来るべき時代に、ラッキーはどのような経営をするのか、それがあなたの宿題です。それだけではなく育猛君の良さをよく理解してやり、彼を育さん以上の経営者に育てなければならないのですよ」<o:p></o:p>

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 これほどまでに、竹根がラッキーのことを考えてくれているのに、幸は、愛子と竹根との関係の進展が思うように進まないのに歯ぎしりする自分に後ろめたさを感じた。<o:p></o:p>

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 靖国神社の一番奥にある、竹根がもっとも好きな場所の一つという神池庭園まで行ったのは、幸は初めてであった。都会のど真ん中に、あのように静閑な場所があるなんて、ましてや、竹根が主催する茶会の席にまであがるとは予想だにしていなかった。<o:p></o:p>

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 一時間半程であったが、言葉にできない何かを学び取れた靖国神社での散歩も終わりに近くなってきた。陽はまだ高かったが、木の間を流れてくる夏風は心地よかった。<o:p></o:p>

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――アッ、そうだ、一つ大事なことを忘れていた。愛子さんだ。竹根先生にもっと接近させなければ・・・――<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

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 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■息子のホンネを知る 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.164

2011-12-26 11:30:38 | 小説・先見思考

■■息子のホンネを知る 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.164<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 6 通算164回 息子のホンネを知る<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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 いつもなら、すぐに答えを言わない竹根である。にこりとして語りはじめた。<o:p></o:p>

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「育さん、あなたの経営に対する姿勢を見てきたからですよ」<o:p></o:p>

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「・・・・・」<o:p></o:p>

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「育さんは、今の会長が社長の時に、やはり社長になることを躊躇したでしょう。なぜですか?」<o:p></o:p>

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「そうか、あの時は、会長がアメリカ遊学を提案してくれたり、活版機の導入を受け入れてくれたりと、将来に向かって私を導いてくれた・・・」<o:p></o:p>

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 竹根は頷くだけである。<o:p></o:p>

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「あの頃は、印刷業界の将来に対して、非常に不安だった。業界関連の技術の変化が怖かった。自分自身に社長の器ではないことを知っていたとも言えます」<o:p></o:p>

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「今でも、社長の器ではないと思っていますか?」<o:p></o:p>

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「社長業というのは、やれば何とかなるものですね。でも、先生がいらっしゃらなければ社長はやってこられなかったでしょう」<o:p></o:p>

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「いえ、いえ、経営コンサルタントを使いこなせない社長が多い中、あなたは立派に経営コンサルタントを使いこなし、利用し、活用しているではないですか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「そんなこともないのですが・・・」<o:p></o:p>

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「育猛君は、そんな社長の背中を見て、自分にも社長ができるかも知れないという希望を持つようになり、それが確信に繋がったのではないでしょうか」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

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■■まだ道半ば 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.163

2011-12-24 17:35:13 | 小説・先見思考

■■まだ道半ば 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.163<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 5 通算163回 まだ道半ば<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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「しかし、勝負はこれで終わったわけではないんですよ。新しい挑戦を続けていかなければいつかはライバルに追いつかれます。これからは、パソコンの時代です。それがネットワークでつながるようになると、受注形態も今までとは異なってきます。コンピュータ技術が印刷技術にも関係してきます。たとえば、版下を印刷して、それを製版し、刷版をつくって印刷をするなどという工程はなくなるでしょう」<o:p></o:p>

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「全ての業務が、また川上から川下まで全てがネットワークに繋がるようになると先生が仰っていましたね。それを噛みしめます」<o:p></o:p>

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「育猛君がネットワークの研究をずっとしていたから、育さんの会社もネットワーク活用で時代の先端までとは言いませんが、中小企業にしては上手に利用してきましたね。私も、顧問先のICT導入前の利用例としてしばしば見学先として利用させてもらいましたね」<o:p></o:p>

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「育猛の実力や努力を過小評価していた自分の人間を見る目のなさを恥じています」<o:p></o:p>

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「育さんは、育猛君がなぜ社長を継がないと言ったのか、解りますか?」<o:p></o:p>

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「育猛に訊いたことがないので・・・」<o:p></o:p>

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「では、質問を代えましょう。なぜ、はじめは社長を継がないと言っていながら、注ぐ気になったのでしょうか?」<o:p></o:p>

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「う~ん・・・」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

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■■個客主義と業績先行管理 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.162

2011-12-24 13:13:00 | 小説・先見思考

■■個客主義と業績先行管理 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.162<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 4 通算162回 個客主義と業績先行管理<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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「そういえば、店舗が三つになったときですよね。会議がマンネリ化して、だらだら会議をしていたときに先生が丁度来られて怒鳴られましたね」<o:p></o:p>

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「私が、怒鳴りました?」<o:p></o:p>

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「そうですよ、初めて厳しい口調で言われました。『時間はお金では買えない』あれは良い教訓でした。会議もいすを取り払って立ったままやるようにしたのもあのときでしたね。事前に資料を準備しておくという基本的なこともやっていなかったんです。あれは、先生に会議の進め方という研修を受けた直後だったので先生は余計に厳しく言われたのだろうと思います」<o:p></o:p>

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「確か、テレビの取材もありましたね?」<o:p></o:p>

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「いえ、あれはうちではなかったのですが、私がテレビに出たときに紹介はしました。先生は、いつも『印刷業界はお客様が第一なのだ。お客様を知れば自ずと何を売り込んだらよいのかわかる。』と提案営業の極意を教えてくれました。顧客管理をパソコンで行うようになり、顧客ごとに売り込み戦術を立てられるようになりました。それが安定売上につながり、三ヶ月先行管理は非常に楽になりました」<o:p></o:p>

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「そうでしたか」<o:p></o:p>

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「顧客管理で、どのような印刷がいつ頃来るのかそれが読めるようになり、提案書どころか、見積書を持って行くだけでも受注できるようになりました。お客の販促行事にまでアドバイスをするようになり、同業他社の追随を許さないほどになれました」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

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■■成功の要因 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.161

2011-12-21 11:56:34 | 小説・先見思考

■■成功の要因 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.161<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 3 通算161回 <o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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「潜在的需要の掘り起こしというマーケティング手法ですね」<o:p></o:p>

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「ドメインを明確にして、その範囲内で積極的に活動するのはよいですが、ドメイン外ではきちんと戦略を立ててからでないと痛い目に遭います」<o:p></o:p>

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「そうそう、先生にそのことを言われましたね。『ドメインてなんだかわかりますか?』って言われて、かっこよく『知っています』なんていったら、結局そこで失敗しましたね。ドメインというのは領域という意味で、それをテリトリーという意味にとっていたんです。そうしたら、ドメインとはどのようなビジネス領域なのかということを知らずに、スーパーのチラシに手を出してしまいました。あの時は、短納期で忙しいばかりで、さらには直しが多く、社員がくたくたになってしまい、退社する社員が続発してしまいました。その上、競争が激しい仕事なので利益率は低い。先生から、具体的にスーパーのチラシには手を出すなと言われていたことをすっかり忘れて、金額が張るし、継続的なのでつい手を出してしまいました」<o:p></o:p>

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「別にスーパーのチラシが悪いというのではなく、ラッキーの目指すところは、ワープロや、当時なら和文タイプを中心にした印刷物がドメインであることから逸脱してしまったからです」<o:p></o:p>

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「あのときに、提案営業と言うことも教えられました。これは新規顧客開拓ができて、そのお客の多くが今日まで続いているのです」<o:p></o:p>

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「そういえば、店舗が三つになったときですよね。会議がマンネリ化して、だらだら会議をしていたときに先生が丁度来られて怒鳴られましたね」<o:p></o:p>

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「私が、怒鳴りました?」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

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■■経営書通りではうまくいかない 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.160

2011-12-20 11:50:47 | 小説・先見思考

■■経営書通りではうまくいかない 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.160<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 2 通算160回 経営書通りではうまくいかない<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には。二人が思い出に浸る中で、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

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「経営書通りやれば経営がうまく行くのであれば誰もが社長になれ、誰がやっても成功すると言うことですものね」<o:p></o:p>

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「大きい声では言えませんが、だからこそ、われわれ経営コンサルタント業が成り立つのです」<o:p></o:p>

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 二人は、お互い顔を見合わせ、笑った。<o:p></o:p>

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「しかし、当初は資金繰りに苦労されましたよね」<o:p></o:p>

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「確かに毎月資金繰りに苦労しましたが、パソコンを利用したこともあって、方向性はすぐに決まりましたね。それに先生のご指導による三ヶ月先行管理は、私の稚拙な経営を助けてくれました。パソコンを見るだけで、三ヶ月先、多少のブレはありますが、半年先くらいまでは読めるようになりました。印刷業界という受注産業において、これほど先まで見える経営ができたのは先生のおかげです」<o:p></o:p>

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「三ヶ月先行管理のオリジナルな手法は、私の恩師の竹之下嘉助先生やそのブレインの考案です。それを竹根流にアレンジし、パソコンで利用しやすくしただけです」<o:p></o:p>

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「先生は、あの有名な竹之下先生のお弟子さんだったのですか?」<o:p></o:p>

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「お弟子さんとはほど遠いですが、一緒に仕事をさせていただきました」<o:p></o:p>

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「そうでしたか。それにしても先生は営業面でもいろいろと改革をしてくれましたね。店頭担当だけではなく、それまで外回りする営業担当者がいなかったところを、外回りもするようになり、軽印刷関連の受注が飛躍的に増えましたね。先生の関係の化粧品メーカーがらみの販売店の各種の催し物案内の印刷とか、カタログ補足のための説明資料とか、アイディアが出てくるものはどんどんと取り入れましたね。売上がおもしろいように上がって、こんな調子でよいものかって、かえって怖かったですよ。潜在的需要の掘り起こしというマーケティング手法ですね」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

■■ ブログポリシー  ←クリック<o:p></o:p>

■■ 経営コンサルタントのブログの読み方 ←クリック<o:p></o:p>

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■■企業は生き物 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.159

2011-12-19 11:17:14 | 小説・先見思考

■■企業は生き物 【連載小説】竹根好助の「先見思考経営」 No.159<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■14 エピローグ 1 通算159回 企業は生き物<o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 その一つであるプリントショップビジネスに対して、その第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 新たな難問を社員自らの知恵で解決でき、社長や社員がこぞって自信を持つことができた。<o:p></o:p>

 もちろんその陰には、竹根達、経営コンサルタントの力があることを橋上の幸が最も理解しているのである。<o:p></o:p>

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【現代】 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「先生、あのときにはあんなにすんなりと案件が通るとは思っていなかったのです。先生のムードづくり、竹根マジックのおかげです」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「私は、マジシャンではないですよ。社長の熱意があればこそ、反対意見を持っていた人たちも態度を軟化し、結局賛同してくれたんですよ」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「今日、このように六店舗を展開するまでに至ったのも、先生のご指導による社員用のマニュアル作りも功を奏しましたね。社員研修と連動していて、アメリカ的なマニュアル活用のマイナス面を払拭できたのが良かったですね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「ノンファブリック戦略や、それを推進するための人材登用と組織作りなど、一般的に言われている経営的判断とは異なる経営手法に固執していては差異化はできませんものね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「みんなで渡れば怖くない方式で、隣と同じ経営ではいけないことを学びました」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「もちろん、隣でできることを自社でできないのでは困りますけどね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「先生には頭が上がりませんので、返す言葉もありません」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「企業は生き物と言うことは、育さんも何度も聞いて、耳にたこができていると思いますが、百社あれば百通りの経営方法があります。時にはA社で『白』であるものがB社では『黒』であることもあります」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「市販の経営書は、あくまでも経営手法の一つであって、その通り実行すれば良いという者ではないと言うことですね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「そうです」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「経営書通りやれば経営がうまく行くのであれば誰もが社長になれ、誰がやっても成功すると言うことですものね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「大きい声では言えませんが、だからこそ、われわれ経営コンサルタント業が成り立つのです」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 二人は、お互い顔を見合わせ、笑った。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

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■■最後の詰め 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.157

2011-12-15 12:02:36 | 小説・先見思考

■■最後の詰め 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.157<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

■13 初めてのイベント 13 通算157回 最後の詰め <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の、印刷業界のコンサルティング経験が豊な荻野が登場し、停滞していたミーティングにカツが入った。<o:p></o:p>

 しかし、意見が大松田と刷増の間を激しく行き来した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「版下を作ることが問題なので、版下作成の時間を短縮すればいいと思います。それには、お客がフロッピー・ディスクにワープロデータを保存して持ってくる、これにより版下制作時間と費用は大幅に削減できます」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「だんだん、いい線に来たね。今一歩」<o:p></o:p>

 また、ブツブツに変わった。大松田は、天井画を眺めるかのようににらみ上げている。社長室の天井は、和風の板張りの天井である。木造建築を改築して作ったために建物にはあまりお金をかけていない。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「要は、完全版下、あるいはそれに近い形で持ち込まれれば、版下制作の時間とコストを下げられるのだから、お客に完全版下を持ち込んでもらえるようにすればいい訳です」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「うん、また一歩近づいて来たな、部長」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「社長、そこまではいいのですけど、それからが・・・」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「お客様の立場になって考えてみてください」と荻野がまたヒントを出した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 ブツブツと天井にらみがまた始まった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「なぜ、お客は版下を作らないか。ワープロがない、見出しなどの大きな文字を作れない・・・」と今度は、大松田が独り言を言った。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「お客は、版下作りに自信がないのだから、そのヒントを出せばいいんだ。他社がやらないような差別化を図れば良いんだね。版下作りの勉強会を開く、社長、こんなのはどうでしょうか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「大松田部長、それはいけそうですね。先生どうでしょうか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

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■■発散から収束へ 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.156

2011-12-14 12:00:00 | 小説・先見思考

■■発散から収束へ 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.156<o:p></o:p>

<o:p></o:p>

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

<o:p></o:p>

■13 初めてのイベント 12 通算156回 発散から収束へ <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の、印刷業界のコンサルティング経験が豊な荻野が登場し、停滞していたミーティングにカツが入った。<o:p></o:p>

 しかし、意見が大松田と刷増の間を激しく行き来した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「先生のおっしゃることは、ちょっとレベルの高い経営的な問題を含んでいるんだよ、刷増部長」と幸が割り込んできた。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「経営の原則の一つに、固定費の低減化ということがある。人件費というのは、固定費なので、人を増やして問題を解決するというのは、できるだけやらないで済ませたいのだ。そうなると、協力会社に仕事を出して、人件費を固定費から変動費への転換に繋がり、経営リスクを下げることになる。一方で、外部に依頼すると、先ほどの話のように納期に不確定要素が出てきてしまう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「これでは、社長、堂々巡りですね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「竹根先生の言葉を忘れたか?ゼロベース思考だよ」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「いきなりゼロベース思考といっても、そう簡単に知恵が出てきません」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「考えないで、あきらめるなんて、刷増部長らしくないね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 二人とも考え込んでしまった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 社長室の壁に掛けた時計の音が急に大きくなった。時が刻まれるうちに、刷増のブツブツが始まった。これが始まると何かアイディアが出てくることが多い。幸も荻野も辛抱強く待った。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「版下作りが問題なんだよな」と刷増のブツブツが独り言に変わった。刷増の顔が、一瞬ゆるんで、居住まいを正した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「版下を作ることが問題なので、版下作成の時間を短縮すればいいと思います。それには、お客がフロッピー・ディスクにワープロデータを保存して持ってくる、これにより版下制作時間と費用は大幅に削減できます」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「だんだん、いい線に来たね。今一歩」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

■■ ブログポリシー  ←クリック<o:p></o:p>

■■ 経営コンサルタントのブログの読み方 ←クリック<o:p></o:p>

 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■顧客ニーズが何処にあるか 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.155

2011-12-13 13:17:57 | 小説・先見思考

■■顧客ニーズが何処にあるか 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.155<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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</o:p>

■13 初めてのイベント 11 通算155回 顧客ニーズが何処にあるか <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の、印刷業界のコンサルティング経験が豊な荻野が登場し、停滞していたミーティングにカツが入った。<o:p></o:p>

 しかし、意見が大松田と刷増の間を激しく行き来した。<o:p></o:p>

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</o:p>

【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 料金設定とその名称の問題で意見が続いた。<o:p></o:p>

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「確かにそれもありますね。そのような場合には、こちらから印刷物ができたらお届けしますというように『できたらサービス』に切り替えてしまえばよいのではないでしょうか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「でもナー、スリマッちゃんよ、完全版下を持ってくるお客がどれくらいいるかな。初めのうちは、たぶん少ないと思うよ。それなら、そんなにこのことを気にしなくてもいいのかもしれないよ」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「うん、そうかもね。様子を見て、また考えるか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 二人のやりとりで、次第に形が整ってきた。荻野が乗り出してきた。大詰めに来たと幸が見計らって、口を開いた。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「非常におもしろくなってきた。最終的には担当の大松田部長が刷増新課長とまとめることにしよう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「完全版下をお持ちのお客様のことは考えなくてもよいのでしょうか?」と荻野が口を挟んだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「先生、先ほども言いましたように完全版下を持ってくる顧客は初めのうちはあまり多くないと思います」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「と、いうことは、どうでしょう。それだけラッキーの負荷が増えますね。たとえ版下屋さんたちの協力を得たとしても、お客様は、版下制作を待たなくてはならないわけで、それでは他の印刷屋さんとあまり変わらなくなります」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「でも、版下作成の期間を短くすれば差別化になりませんか。先生」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「それを徹底することは重要です。中期的に見た時に、それだけでよいのでしょうかね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「中期的に見ると、うちでも社員を入れたり、育てて対応できるので、短納期化はできるようになります」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「先生のおっしゃることは、ちょっとレベルの高い経営的な問題を含んでいるんだよ、刷増部長」と幸が割り込んできた。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

■■ ブログポリシー  ←クリック<o:p></o:p>

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 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■顧客の立場で顧客心理を読む 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.154

2011-12-12 12:31:06 | 小説・先見思考

■■顧客の立場で顧客心理を読む 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.154<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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</o:p>

■13 初めてのイベント 10 通算154回 顧客の立場で顧客心理を読む <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の、印刷業界のコンサルティング経験が豊な荻野が登場し、停滞していたミーティングにカツが入った。<o:p></o:p>

 しかし、意見が大松田と刷増の間を激しく行き来した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

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 大松田と刷増の二人がビンビンと反応してくる。それに荻野が応える。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「それも一案ですが、できれば値引きではなくて、お客様がそれと同様なメリット感を感じるような何かをつけられませんか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 荻野がヒントを出すと大松田がそれに応える。<o:p></o:p>

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「お知らせサービスの場合には、翌日とか、場合によると何日か後になるわけで、お客にとっては、わざわざ出かけてくるのが煩わしいよね。納品をうちでやるか?」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「でも、それじゃ、かえって人件費というコストがかかることになりますね」<o:p></o:p>

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 また二人の掛け合いが始まった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「できたらサービスもお客としてはまた出直すわけだから、いっそのこと納品はうちがすべてやってはどうかね。もし、お客が自分で取りに来るという場合に割引券をつけるってのはどうかね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「割引は、パーセントではなくて、一律何百円とかにしたらどうでしょう。一層のこと、料金は全部同じにしてしまったらどうかな」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「それじゃ、不公平だろう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「お待ちいただくお客には、時間というサービスを提供できます。できたらサービスの場合には、原則当日配達と言うことで、お待ちいただかなくてもその日のうちに配達されます。お知らせサービスの場合には、時間的余裕のあるお客なので、できたらサービスに比べるとうちにメリットが大きいので、その場合に限って割引券を出すようにしてはどうでしょうか」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「なるほど、お客をお知らせサービスに誘導するという方法だな。そしたら、いっそのこと、そっちは『お届け割引サービス』っていような名称にしちゃったらどうだろう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「部長、それもいいですね」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「だけど、待てよ。それだとお待ちサービスを選ぶお客が増えすぎないかな?」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

■■ ブログポリシー  ←クリック<o:p></o:p>

■■ 経営コンサルタントのブログの読み方 ←クリック<o:p></o:p>

 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■アイディアの応酬 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.153

2011-12-09 07:36:48 | 小説・先見思考

■■アイディアの応酬 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.153<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

<o:p>

</o:p>

■13 初めてのイベント 9 通算153回 アイディアの応酬 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の、印刷業界のコンサルティング経験が豊な荻野が登場し、停滞していたミーティングにカツが入った。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 料金面で、なかなか折り合いがつかない。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「ややややや!出てきそうだぞ。『出来たらサービス』なんてどうかな?俺もまんざら頭が硬直化していないな」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 大松田の突拍子もない声に刷増が反応した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「自己満足しないでくださいよ。でも、さっきの『お待ちサービス』と同じような発想だし、それはいけるかもね」<o:p></o:p>

<o:p>

 

</o:p>

「そうだろう」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「俺にも、残りのやつができたぞ。『お知らせサービス』ってのはどうだ」<o:p></o:p>

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「うまい、うまい!」<o:p></o:p>

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 二人のやりとりを幸はうれしそうに聞いている。黙ってアイディアを引き出す役に徹していた荻野が口を開いた」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

「お二人とも、頭が柔らかいですね。いい案だと思いますが、念のためそれは仮決定として、先に進みましょう。とにかく、大松田部長の懸念を今の案でも軽減できるのではないでしょうか。名称が決まれば、比率の問題ですね。お待ちサービスに対して、できたらサービスでしたっけ、それが前者に対して二十%引きくらいは、妥当なような気がします。問題は、やはり、最後のお知らせサービスの設定ですね」<o:p></o:p>

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「三十五というのは中途半端じゃないかい?スリマッちゃんよ!」<o:p></o:p>

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 大松田が、普段の言葉になった。<o:p></o:p>

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「じゃあ、三十%でいくか。でもな、一方は二十%引きだからな。うーん、先生!名案はないですか?」<o:p></o:p>

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「例えば、『お知らせサービス』ではなく、なにか付加サービスをつけられませんかね」<o:p></o:p>

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「付加サービスとは?」<o:p></o:p>

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「次回に五%引き割引券とか?」<o:p></o:p>

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 二人がビンビンと反応してくる。それに荻野が応える。<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

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 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■納得できる条件 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.152

2011-12-08 09:11:54 | 小説・先見思考

■■納得できる条件 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.152<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■13 初めてのイベント 8 通算152回 納得できる条件 <o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない。サービス内容と料金面でも、問題がある。<o:p></o:p>

 そんなところに竹根事務所から担当の荻野コンサルタントが会議室を訪れた。<o:p></o:p>

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【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

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「値引率があまり大きいと、特急料金に割高感を持つ人が出ると思います。即納がうたい文句でスタートしたので、『特急』という言い方にも問題があるような気がします。<o:p></o:p>

何か良い表現方法はありませんでしょうか」<o:p></o:p>

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「なるほど、確かに表現方法次第でだいぶ違うからな。刷増部長、若い柔軟な頭で、何かアイディアを出せよ」<o:p></o:p>

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「若いったって、部長といくつも違わないではないですか。部長こそ、いつも名案を出すのですから、社長をうならすようなアイディアを出してくださいよ」<o:p></o:p>

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 三人とも、荻野の提案の回答に窮してしまった。大松田は、思考するときに天井を見る癖がある。思考だけではなく、先日の研修の時にもあったが、人前で話をする時もそうだ。刷増は、ブツブツ言いながら考える。ブツブツ言っているのが、声となって出てきた。<o:p></o:p>

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「例えば、特急は、特急ではなく、最初の通りお客様にお待ちいただいている間に印刷ができるのだから例えば『お待ちサービス』なんていうのはどうですか」<o:p></o:p>

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「『お待ちサービス』か、今風でおもしろいじゃない。その調子で、次は・・・」<o:p></o:p>

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「部長、私にばかり考えさせないで、自分でも考えてくださいな。うん、今と同じ考えでいくと、印刷が出来たら当日中に印刷をあげるのだから『当日サービス』っていうのはどうかな」<o:p></o:p>

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「お待ちサービスも当日サービスには違いないからな」<o:p></o:p>

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「大松田部長は、俺のいうことにけちをつけるだけじゃない」<o:p></o:p>

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「そう、怒りなさるな」<o:p></o:p>

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「怒っているわけではないけど、さっきから具体的な案が全然出てきてないではないですか」<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

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■■印刷業界のエース登場 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.151

2011-12-07 11:31:22 | 小説・先見思考

■■印刷業界のエース登場 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.151<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■13 初めてのイベント 7 通算151回 印刷業界のエース登場 <o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない.<o:p></o:p>

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【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

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 万策尽きた感じで、全員が黙り込んでしまった。<o:p></o:p>

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 そんなときに、幸に内線が入った。荻野が近くに来たからといって、寄ってくれたという。幸は、すぐに社長室に来ていただくようにと返事をした。<o:p></o:p>

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「これはよいタイミングで、先生が来てくれた」<o:p></o:p>

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「竹根先生がお越しなのですか?」<o:p></o:p>

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「いや、荻野先生だ。荻野先生は、印刷業界に詳しいので、良い知恵を貸してもらえるかもしれない」<o:p></o:p>

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 荻野が入室してきた。<o:p></o:p>

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「社長、この度はおめでとうございます。大成功でしたね」<o:p></o:p>

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「それはいいのですが、忙しくて、忙しくて、うれしい誤算続きです」<o:p></o:p>

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 荻野が着席すると、会議の趣旨を説明し、すぐに会議に戻った。<o:p></o:p>

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「確かに悩ましい問題ですが、料金差の比率の問題もあります。大松田部長のおっしゃるように、ちょっと問題ですね。加算方式ではなく、減算方式にしてはどうですか?」<o:p></o:p>

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「ゲンサン?」<o:p></o:p>

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「引き算というか、値引き方式です。特急の場合を一〇〇として、至急や標準は値引く形にするのです。割安感はあるし、大松田部長の指摘にあるように、あまりにも方針を安易に変更することへの抵抗感も減ると思うのです」<o:p></o:p>

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「なるほど、例えば、至急の場合には特急の二十%引きとか、標準は、五十だとさっきの問題になるし、三十とか三十五とかにするか・・・」<o:p></o:p>

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 料金の問題になるとやはり営業部長として刷増が具体案を出すべきと自覚している。荻野は、視点を変えてみることを促すために発言した。<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

■■ ブログポリシー  ←クリック<o:p></o:p>

■■ 経営コンサルタントのブログの読み方 ←クリック<o:p></o:p>

 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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■■ビジネスの整合性 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.150

2011-12-06 15:20:31 | 小説・先見思考

 

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■■ビジネスの整合性 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.150<o:p></o:p>

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 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>

【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>

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■13 初めてのイベント 6 通算150回 ビジネスの整合性 <o:p></o:p>

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 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。<o:p></o:p>

 プリダ軽オフセットを使ったプリントショップビジネスの新事業への取り組みが決まったものの、それを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が抜擢されなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。<o:p></o:p>

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室であった。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。<o:p></o:p>

 竹根と話をしているうちに、幸は再び1980年代の竹根に顧問を依頼した頃に思考が戻った。<o:p></o:p>

 五カ年計画のプリントショップビジネスの第一弾として、福田商事とラッキーの共催でセミナーを開催し、ビジネス紹介のでも現場も見られるようにした。これがヒットした。しかし新たな問題として、顧客のニーズにラッキーの体制が整わないことが予想された。<o:p></o:p>

 その対策会議は遅々として進まない.<o:p></o:p>

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【回想2 1980年代】 <o:p></o:p>

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「難しい課題ですね」<o:p></o:p>

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 大松田も刷増も、黙り込んでしまった。<o:p></o:p>

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 しばらく続いた沈黙を破ったのは刷増である。<o:p></o:p>

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「料金体系をいくつかに分けましょう。特急は、当初のスローガン通り待っていただいている間に印刷をする。至急は、当日仕上げとして、標準を仕上がり次第電話連絡をする。このようなのはどうでしょうか?」<o:p></o:p>

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「なるほど、それはおもしろいね。だけど料金の違いをどのくらいつけたらいいだろうね」<o:p></o:p>

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 幸は刷増の提案に乗り気であるが、料金の付け方となるとちょっと自信がない。営業的感覚を持つ刷増に振った。<o:p></o:p>

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「二対一・五対一というのはどうでしょうか」<o:p></o:p>

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「差が二倍か、ちょっと差が大きすぎないかな」<o:p></o:p>

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「お待ちいただく間には、コーヒーを自由に飲めるようにしてはどうだろう」<o:p></o:p>

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「それでもまだ高いような気がするけど、大松田部長はどう思う?」<o:p></o:p>

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「確かに、ちょっと差がありすぎるような気がするし、当初はすぐにできるということを売り物にしたのに、開業してすぐそのように変更しては詐欺みたいではないでしょうか」<o:p></o:p>

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「詐欺は言い過ぎだけど、確かに大松田部長のいうことに一理あるね」<o:p></o:p>

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 また、黙り込んでしまった。<o:p></o:p>

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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>

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■■ 脚注<o:p></o:p>

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ PC←クリック<o:p></o:p>

■■ これまでのあらすじ mobile ←クリック<o:p></o:p>

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 ブログというのは漫然と読むのでは記憶に残ったり、感動したりして行動に繋がることが少ないでしょう。どのような考え方でブログを書いているのかをご紹介しています。<o:p></o:p>

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