ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

ジェフリー・アーチャー『レンブラントをとり返せ ロンドン警視庁美術骨董捜査班』

2022年03月18日 | 読んだ本(日本語)
ジェフリー・アーチャー著、戸田裕之訳『レンブラントをとり返せ ロンドン警視庁美術骨董捜査班』

久しぶりにこういうタイプの主人公の本を読んだかも。
父親が超一流弁護士で、自分は美大を出て警察官になり、大卒者向けの昇進が早くなる制度を使わず、
地域巡回を経て、念願の捜査員となる……という。

若くて、まぁまぁお坊ちゃんな感じ。

癖と傷のあるおじさん刑事を読み慣れていたので(いぶし銀??)、なんかいろいろな意味で新鮮。

大物名画窃盗犯フォークナーから名画を取り戻した!と喜んでいた刑事たちに、それ偽物ですよ、と
言ったことがきっかけで(本当に偽物だった)、美術骨董捜査班に加わった主人公ウィリアム・ウォーウィック。

お世話になった教育係の巡査が殉職してしまい、それが唯一?心の傷っぽいけど、わりとあっさりしてる。
ときどき思い出してはいるけど。

んで、名画を取り戻すために、ミセス・フォークナーと寝たよね? 寝たよね?
その時点でベスと付き合ってたけど、え~のんか? まあ、ベスはレンブラントへの思い入れが
ものすんごいから、ウィリアムが自分に言い訳してたように、それでえ~んかもしれへんけど……。

んで、ミスター・フォークナーが服役するんかと思ったら、なんやあの汚い弁護士のおかげもあって、
執行猶予が付き、服役せんとは。

勧善懲悪大好きな私としては、ミスター・フォークナーにも、あの汚い弁護士にも
ぎゃふんと言わせてほしかったな!

ベスのお父さんの裁判とフォークナーは何も関係なかったな! 同時進行だったから、
もしかしたらあるんかと思ったけど。

なんかいろいろ腑に落ち~~~~ん!!!!!
まあ、続編があるらしいから、そこでまた動きがあるのかも。

法廷でのやりとりはおもしろかった。


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