北野寿美枝訳、マイクル・シアーズ著『ブラック・フライデー』を読みました。
不正行為を働いて服役した元花形トレーダーが、ウォール街の証券会社の
責任者から、事故死した若手社員の取引を調査するよう依頼されます。
冒頭は人が死ぬシーンから始まります。まあ、ミステリではたまにありますよね。
おもしろいのがその次。主人公のジェイスンが出所するシーンから
ストーリーが進んでいきます。
ださいおじさんかと思いきや、さすがは元花形トレーダー。
頭が切れます。しかもオツトメのせいで、筋力UP!(笑)
証券会社の取引の調査、ということで、難しい内容を想像していたのですが、
専門用語がときどき出てきますが、別に知らなくても読んでいけます。
それに、事件に絡む謎、ジェイスンの元妻、その恋人、自閉症(と思われる)
息子、新しい魅力的な女性の登場……など、いろいろな要素がてんこ盛り!
真っ黒な表紙とタイトルから、お堅いシリアスなミステリかと思っていたのですが、
とてもおもしろく読めます。
ただ、登場人物が多いので、黒幕がわかったとき、「誰、こいつ?」となって
しまいました(もっと注意しながら読めよ、私)。いや~、ロマンスの方ばかり
気にしてたもんで。
でも、おもしろかったですよ!
シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ賞)最優秀新人賞受賞作だそうです。
不正行為を働いて服役した元花形トレーダーが、ウォール街の証券会社の
責任者から、事故死した若手社員の取引を調査するよう依頼されます。
冒頭は人が死ぬシーンから始まります。まあ、ミステリではたまにありますよね。
おもしろいのがその次。主人公のジェイスンが出所するシーンから
ストーリーが進んでいきます。
ださいおじさんかと思いきや、さすがは元花形トレーダー。
頭が切れます。しかもオツトメのせいで、筋力UP!(笑)
証券会社の取引の調査、ということで、難しい内容を想像していたのですが、
専門用語がときどき出てきますが、別に知らなくても読んでいけます。
それに、事件に絡む謎、ジェイスンの元妻、その恋人、自閉症(と思われる)
息子、新しい魅力的な女性の登場……など、いろいろな要素がてんこ盛り!
真っ黒な表紙とタイトルから、お堅いシリアスなミステリかと思っていたのですが、
とてもおもしろく読めます。
ただ、登場人物が多いので、黒幕がわかったとき、「誰、こいつ?」となって
しまいました(もっと注意しながら読めよ、私)。いや~、ロマンスの方ばかり
気にしてたもんで。
でも、おもしろかったですよ!
シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ賞)最優秀新人賞受賞作だそうです。