京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

小倉伊勢丹・催事販売始まりました。

2007-01-24 09:59:25 | お漬物の話
 おはようございます。
 本日より、1月30日まで、福岡・小倉伊勢丹におきまして、「グルメのための全国美味しいもの展」催事出店が始まりました。
 冬季催事・最終版です。
 お近くの皆様、是非是非お立ち寄り下さいませ。

 (初回セール品なので、今ごろもう無くなってるかもしれませんが。)
 割大根が、「ええっ!」という値段で売ってあります。
 直売より、安くなってるでー!!!
 大丈夫なのか・・・
 利益はあるの?
 いや、無いかもしれない。 
 まじで・・・
 何を考えているのか分かりませんが。
 私もビックリの価格で販売(初回セールだけですけどね。)するみたいです。

 正直、割大根は「人寄せパンダ」にしなくても、十分に売れる(1000円でもいけるで!)自信あり!の商品なのですが。
 まあ、より多くの方に味を知っていただきたい、ということでしょうか。
 「また、食べたいなー。」と思っていただければ幸いです。



 さてさて。 
 小倉といえば・・・
 小倉といえば。
 小倉城。しか知らないわたし。
 今を遡ること、20ん年前。
 父とドライブをしまして。(広島からね。)
 だいたい、下関あたりが定番だったのですが。
 関門トンネル渡ってみよう、ということになりまして。
 着きましたところが、小倉城。

 どんな城だったか。 
 すっかり忘れていたのですが、たしか白壁が映えていたような記憶があります。
 あとは、「珍しく」スリムな時期だったので、(成長期のはざまだからか)
 ミニスカートがそれなりに似合っていたような・・・
 そんなことしか憶えてません。

 ただ、(広島にも路面電車があるにもかかわらず)
 小倉で、路上を電車が走っていることに、ひどく驚きましたっけ?
 あと、モノレールない?
 あれ、違ったかな。どうだったでしょう。

 ともかく、初めて行った九州に、ひどく興奮しましたっけ。

 私が知っている小倉人。
 一人は、大学の先輩です。
 ほして、一人はよくお歳暮いただく、(ふぐと明太子)身近な方。

 それから、極め付けが、ある私小説をお書きになった、大阪の茶業をなさっていた方。(故人。出身が、小倉。)
 この方が、小説の中で描写されている小倉、と小倉人。
 そして、ご本人のなんと魅力的なこと。
 一言で言って、モダンといいますか。
 活気あふれて、江戸っ子気質とでもいうのか。
 すでに故人であるのが、本当に惜しいほど、素敵な方でした。

 この私小説、激戦地を生還された、戦記物であるのですが。
 権威的でもなく。
 押し付けがましく、正義とか平和とか訴えるものでもなく。
 とにかく、人間描写が素晴らしいのです。
 まっすぐに、ありのままの人間と現実をとらえてあります。
 私は、何回も読みました。
 何回も読んで、やっぱり、この人素敵だなあと思ったのです。

 だから、小倉という町は好きです。
 この方が、生きておられたら、ほんとに、押しかけたかったんですけどね。
 (あ、でも、大阪の方か。)
 そんな素敵な方が、生まれ育ったところとは、どんなところだったのか、知りたい気がします。


 そうそう、小倉城について。
 お笑いのロンドンブーツの田村淳さん。
 彼は、下関のご出身なのですが。
 城好きで、よく小倉城に行っていたそうで・・・
 俺が攻めるなら、どこから登って攻めようか、とか、いつも考えていたそうです。
 この人、正直、「嫌い」と思ってましたけど、この話を聞いてから一転、なんだか好きになりました。
 「すごく、面白いことを考える人だ!」と、感銘を受けたのです。
 そういう妻!

 
 
 小倉催事、今回も売れたら、いいですね。
 不調だと、お家に帰ってから、すごく機嫌が悪いんです。
 売れなかった上に、帰ってくると、お店はオフシーズン。
 ひまーーーーで、すごく自分が負け犬に思えるみたいです。

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