京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

草木染め、初挑戦。青しそ&びわ

2014-08-28 10:18:21 | 妻!日記

8月24日の地蔵盆で草木染めをすることになったので、ためしにやってみました。

まずは・・・

前準備。

シルクが一番染色の定着が良いのだけど、高いので、綿100パーセントのさらしでします。

染色を定着させるためのタンパク処理です。

バケツ一杯に牛乳パック1本の豆乳。

さらしは、30センチ四方のハンカチが25枚ほど作れる量でした。

豆乳はいい匂い

でも、陰干ししたら、若干カメムシっぽい匂いに

でも、安いので、がまんします。

 

で、翌日。

ちょうど、外で青しその仕事をしてはったので、落ち葉を拝借。

枯葉でも金の卵、というのが、草木染めの醍醐味でしょうか

量は適当。

たぶん多いほど濃い色が出ます。

最初はためしに、鍋いっぱいの葉っぱに、1.5リットルほどの水。

結論、水は半分でも良い位。(濃い色を出すためには)

     ↑ 一回目の煮出し汁(30分ぐつぐつ炊きます)

一回色だしした葉っぱも、まだ使えるそうなので、どうなるかやってみました。

   30分煮込みました。

 

二回目の煮出しを経て、三回目…

         ↑  三回目。

 一回目が茶色い汁だったのに対して、三回目はかなり黄色に近くなりました。 

 

そして・・・

いよいよ染色の準備。

ビー玉、おはじき、スーパーボール、箸置きで模様づくり。

 

そして、お鍋に染め汁と布を入れて、80度保温します。

染め汁には、金属由来のものをいれて、色を逃がさないようにします。

今回は、漬物でも使うミョウバン。

量は適当。

ちなみに、ミョウバン風呂はダイエット効果があるようで、中学生の時、浴槽に一袋入れて入ってました。

効果のほどは微妙ですが、結構良かったと思います。

浴槽を傷めるかどうかは分かりませんけど。

別府の明礬温泉は良いらしいですよ。

ひたひた。

スーパーボールのところまで、染めようと思ったら、染め液を足さないといけないので、

もったいないし ↓ こうしました。

湯せん。

萩焼の一輪挿し、ごめんなさい

こちらの作業も、お鍋でぐつぐつなので、待ってる間に、次の作業。

店先にあるビワの葉っぱ。

こちら、子供が種植えしたものの、育てる場所ないし、実はならないし、きれいでないし、場所とるし、

黙って捨て子に出そうかと思ってましたが、金の卵であることが発覚

上品にハサミで切ってみましたが、

結論、これは手でちぎるべし。

茎もボキボキ折って、放り込むべし。

まったく子供向きの作業であります。

 

そして、数時間後。

たのしい、陰干し作業

 ↑ 左端だけビワ染め              ↑青しそ1回目煮汁

 ←右端(1回目煮汁)

           ↑ 青しそ3回目煮汁  ↑一回目煮汁で、再び染色したもの。

   

 

ぬいぐるみ用の布団を作りました

ビワ染めは、パッチワーク三色の真ん中の色です。

上手くいけばピンクが出るそうですが、今回はベージュです。

ぬいぐるみを寝かせてみました

これは、見ているだけで、相当な癒し系ですね

 

初挑戦、草木染めは、ビギナーズラックか、大成功でした

 


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