今日は天気が下り坂でいつ雨が降るか分からないということだったが、部屋の整理をしていて、寝具の洗濯を始めてしまい、朝一に出かけることができなくなった。というのも合服のスーツのスラックスをどこにしまったか分からなくなってしまったからだ。
それで、衣類ボックスを次々開けて調べたらやっと下の方からスラックスが出てきた。良かった!クリーニングを取り忘れてなくなってしまったら、上着も着られなくなるし。少々不安だったのだ。
あれこれ家事をやっていたらもう12時近く。しかし、娘も花見に行きたいというし、一緒に千鳥ヶ淵に行くことにした。雨の準備もして。
最初、竹橋から行くのかなと思って九段下で乗り換えようとしたのだが、案内板に武道館、千鳥ヶ淵と出ていて、人がぞろぞろ歩いていた。それでここで下りたらいいのだと分かった。大分前に来たので忘れてしまった。
ベビーカーがあると階段やエスカレーターを使えない。それでエレベーターの表示に従っていくと細いホームの先にあって、なんだか危険。車いすの人はほんとに狭い線路際の通路を通らないとならないのだから神経を使いますね。
エレベーターを乗り継いで地上に出た。大通りを渡って武道館方面に行く。桜の見晴らしの良かった九段会館は地震で天井が崩落した後は使われていないみたいだった。古い建物は風情があるが、安全対策がしっかりしないと使えませんね。
その先の昭和館の横も人だかりがしていてそこからはお堀(案内図を見たら牛が淵とあった)のさくらと武道館の緑の屋根が見えていて、なかなか景色が良かったが、先を急いだ。
北の丸公園への入り口、田安門(武道館の入り口)には、法政大学の学位授与式と書かれていた。卒業式ですね。帰りは袴のあでやかな女子学生の姿も見られた。
その横にスペースがあって千鳥ヶ淵の方に抜けられそうだったので、そちらを通る。道々も桜が見事。すぐに車道側に合流したが、反対側が靖国神社でお祭りの屋台が並んでいて、人混みがすごかった。
靖国通り沿いの桜並木も満開。
人の列に続いていくと、柵があり、広い方なら通れたのでそちらを通った。地面は舗装されていて、ベビーカーでも大丈夫。人が多いからちょっと気を付けないと。
お堀側が左側通行だが、写真を撮る人たちで渋滞気味。最初のうちは空いていた右側を通った。
やっぱりお堀の方へ大きく枝垂れた桜は見事だ。
最初曇っていたのだが、展望台とボート乗り場の方に近づくと日差しが現れ、気温も少し上がったみたい。人いきれのせいかな?
すごいボートの数、全部出払っていて、ボートハウスの向こう側には大勢の人たちが並んでいた。
花大根もきれい
そろそろ折り返す。
青空も出てきて、桜が一段と映えた。
小鳥もたくさん来ていた
ほどほどのところで後戻り、どこか休めるところはないかと、二松学舎大学の方に足を延ばしたが、看板のあったレストランは閉まっていてた。そのあたりはまだ若い桜並木が続いていた。
この先は何処にでるのかしらと、警備の方に聞いたら半蔵門の方だという。それで後戻ってきた道を引き返した。途中の中華やさんで中華まんと胡麻団子を買って、昭和館のところで座って頂いた。桜を見ながらの饅頭もおいしかった。ちょっと珍しい具だったけど。護摩団子も中も胡麻餡でおいしかった。
ベビーが起きて、ベビーカーから下して、遊んでから帰宅。赤ちゃんにとっては連れまわされて迷惑な話だろうな。
本当に最後まで雨は降らず、思ったほどは寒くはなく、よい花見になった。