新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

2024.5.4都立浅間山公園

2024-05-06 | 公園・庭園

先週、浅間山公園の様子をネットで見たら、キンランが沢山咲いているらしいことが出ていた。武蔵野キスゲも来週くらいが見頃とか。

それで休みの土曜日に行ってみることにした。花好きの友人も行くかしらと、一応メールしてみた。夜遅かったので、メールに気づかなかったが、翌朝見て一緒に行くことになった。

家族の炒めご飯を作って、少し多すぎたのをおにぎりにして持参。それだけでは足りないかもと、お稲荷さんも買い求めて出かけたが、おやつは持参し忘れた。

東府中駅で降りて、バスを待った。コミュニティバスは、シルバーパスが使えないけれど、ちょうど来合わせたのは普通のバス。シルバーパスで乗ることができた。

ヒメジョオンの群落

浅間山公園の入り口の看板の近くにも武蔵野キスゲが咲いていて、見ごろらしかった。

そのあたりのキンランはそれほど多くはなかったが、花が大きく立派だった。ギンランも少ないけれど見ることができた。立派なギンラン(笹葉ギンラン)の近くに小さな花数も少ないギンランが咲いていたが、それがギンランだとは思わなかった。

ササバギンラン

キンラン

のばらの白い花もきれい。かすかに香っていた。

途中のニガナ(Google先生の使い方を調べて調べたところ、ヤクシソウではなくてニガナだった)

途中に見られたサルトリイバラの青い実

関東タンポポも見られる。

ヤマツツジはここだけ?

そのうちに東屋のあたりに出た。キスゲ祭りのイベントでにぎわっていた。

野鳥の会の方とか植物観察の方のほか、木の葉や草を葉などを白い布の上に乗せて、クリアファイルにはさみ、スプーンにこすって木の染料を生地に移すということを子供たちがやっていて、赤いモミジや草の葉できれいに色が付くのにはびっくり。多分長く置くと色があせるかなとは思ったが、こんなに簡単に植物染めができることには驚いた。昆虫の専門の方も見えていて、標本の展示もあった。

その近くに日影て早昼。

そのあたり、中山の頂上らしかった。標高74Mとか。海抜だよ、という声が聞こえて来た。

それから丘を降りてすその道をたどり西側に向かう。

4~5本の幹が集まった大木はイヌザクラと書かれていた。ウワミズザクラと煮ているが花穂の下に葉が付くのがウワミズザクラで、イヌザクラの花穂の下に葉は付かないそうだ。これは府中の銘木百選に選ばれているそうだ。

その先にホウチャクソウの群落があり、説明している高齢のおじさまがいらした。

ホウチャクソウの下向きの花の中を見ると、ちゃんと花が咲いているよ、と説明があったので、写真撮ったけど、ピンボケ。

その団体について行ったら、姫コウゾの説明があった。同じ枝に雌花と雄花があり、緑っぽい小さい方が雌花らしい。すでに受粉したらしいところがあってこれが雌花だったところだろう。

そのあたりに苗代いちごの花も見られた。最近あまり見なかったので珍しかった。

近くの山百合の葉の上に珍しい虫を見つけた。後で標本の中にいないかなと思ってみたら、トラフ(シ)カミキリに似ているようだったが、普通のトラフカミキリは黄色っぽいので、少し違うようでもあったが、トラフカミキリの仲間のようだ。

途中テントウムシも見られた。七星テントウは害虫だったかしら?

友人が赤い実を見つけて、一つ食べてみて、甘くておいしいと言っていた。葉を見てもグミにも似ているようだがちょっと違うし、味も全く違うらしい。

後からネットで調べたら、ウグイスカグラの実だと分かった。イベントで購入した浅間山四季の花々という写真集に、ちゃんと出ていた。先にこれを見ていたら良かったのだが。。。 ウグイスカグラは友人が参加している公園の保護活動の公園の近くに沢山植えられているから、見に行ってみようと思ったのだが、我が家の植木の手入れに追われて、まだ行っていない。

その後、ハンショウヅルが咲いているという話を聞いて、後戻って探した。弦が伸びて花が咲いていた。花が遠くて写真はぼけてばかり。別の道を辿ろうかと、移動したら、もう一つあり、よく見ることができた。山で一度だけ、ミヤマサンショウヅルを見たことがあっし、もしかしたら、前に来た時にも咲いていたのかもしれないが記憶が定かではない。

近くのササバギンラン

その後おみたらし神社の方を通る。

以前はエゴノキが目立ったが、今日はまだつぼみが多いみたいだった。道端に紫の花が見え、写真撮ったらタツナミソウだったが数は少なかった。

がまずみ

いぼたの木に見覚えがあったが、名前がなかなか出てこなかった。

その先はむさしのキスゲやキンラン、ササバキンランも多く見られた。

キンラン

ギンラン

武蔵野キスゲ

登り返すと浅間山の頂上。海抜79,4Mのようだ。

神社

参道

こちら側にも鶯かずらの実があった。

クマシデの花はホップに似ていますね。

なんとアザミが咲いていてびっくりしたが、5~6月に咲くノアザミらしい。

アメリカフウロも咲いていた。

ミツバツチグリ

途中クロアゲハが飛んでいて、シャッターを次々切ったら一つだけに映っていた。なかなか制止しなかったのだ。

すその道を通って、多磨霊園の方に抜ける道を通ってみようと、キスゲ橋を渡った。

反対側から見た橋。

橋の脇にニセアカシア(ハリエンジュ)の木があり、橋の上からその花が良く見えた。白くて藤の花みたいできれい。

北海道でこの花の天ぷらを頂いたことを思い出した。

霊園まで行かないうちに、府中の森公園に行ってみようということになり、出口に出て、カンカン照りの中、20分ほどグーグルマップのお世話になって。府中の森公園に向かった。

 


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