新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

北横岳スノーハイク2020.3.21

2020-03-21 | ハイキング・登山

天候などの関係で2月からのびのびになっていた、北横岳スノーハイク。やっと実現の見通しになった。強風で、21日も22日も「てんきとくらす」では不適Cになっていたが、天気はよさそう。

昨日午後から中央線の鈍行で、のんびり小淵沢にでて乗換、夜6時ごろにやっと茅野についた。Rカードの特典で安く泊まれる駅近のビジネスホテルに前泊した。駅を出てみたら、風も強くすごく寒かった。明日は寒そう。ラジウム温泉があり、利用させていただいた。日帰り利用もできるようだったけれど、たった駅から2分でも、電車の都合で帰りは利用しなかった。

小淵沢あたりからの甲斐駒ヶ岳

朝起きて見ると、部屋からの杖突峠方面かしらの山並みに新月がクッキリ。なかなかきれいな朝焼けだった。空は快晴の様子。昨日ではなく、今日で良かったと思った。

バスが遅いので、500円朝食を頂いたが、今時もバイキング形式!と驚いたが、最初に並んだので、私たちは安全だったかな。ホテルの受付にはアルコール消毒液が置かれていたが、食事処には置かれていなかった。おいておいた方がよさそうです。口コミでは料理数が少ないと書かれていたので、期待していなかったが、一通りは用意されていて、お値段から言えばまあまあだった。お味噌汁も美味しかったし。

北横岳ロープウェイ行きのバスの始発、といっても7:55発は、ロープウェイの始発に合わせていて着いたのは8:50着だった。バスには合計15人位乗ったが、まあ混みあうというほどではなく、安全な人数ですね。

バスの車窓からの南八ヶ岳方面。

ゴルフ場や雑木林の中の別荘などを見ながら、ロープウェイ駅について、並んだが、結構な人が並んでいた。スキーの最高地点になるらしく、スキーやスノーボードを持った人たちが大勢並んでいたのだった。登山姿の人は1割位かしらね。

しかし100人乗りの大型ロープウェイで、私たちの後もまだ人が乗り込んでいた。風も少しあったが、危険に感じるほどではなかった。オゾン消毒を実施していると、断り書きがあった。かなり込み合っていたが、スキーヤーもマスクをしている人もいたが、していない人たちも結構いた。下の方は地面が出ていて、人工雪の様子だった。

帰りのスキー場の写真

1800メートル近くから、2332メートルまで一気に運んでくれた。軽アイゼンつけずに歩いたら凍ったところが滑るので、すぐに軽アイゼンをつけた。結構寒くて、タイツを二重に履いてきて正解だった。

標識に従い、北横岳を目指す。それほど高度差もなく、楽々ハイキングのつもりだったが、多分高山病的な状態だったのだろうか、すぐに息が切れる。まさかコロナに感染?ではないだろう。なだらかな起伏の坪庭あたりは時々強風が吹いていたが、それほど問題はなかった。そこを外れて樹木の間を登るようになると、結構急斜面で、リーダーを追いかけて走って登ったら、心臓バクバクしてしまった。それからは急斜面になるとしんどくて、深呼吸法も忘れてハアハア言いながら、リーダーから遅れがち。寒さの影響もあるのかな?マスクの上にネックウォーマーをしていたので、呼吸がしにくかったかもしれない。リーダーにマスクを外せと言われて、マスクを外した。少し呼吸が楽になったものの、急斜面になると、苦しくなる。深呼吸法を思い出して、実行し始めて、何とか登り続けることができた。

このコース、細いジグザクの雪の登山道を登り下りするので、それほど楽々ではなかった。雪がなければ、岩も多いのかもしれない。

水分補給に一休みして、歩きだしたら、もう北横岳ヒュッテだった。やまと高原の地図だと1時間とあったが、45分位で着いたみたいだから、やっぱりかなりハイピッチだったのですね。それでも若者たちには相当に追い抜かれてしまっていたけれど。

トイレを利用させてもらったり(100円)(アイゼンを外さないとならず―常識だそうだ―面倒だったが)、写真を撮ったりした。スマホを取り出すときに、うっかりロープウェイの往復切符を同じポケットに入れていたのが一緒に飛び出し、風で飛んでいき、慌てた。柵の向こう側に一度行って、このまま追いかけたら崖から落ちるかなと思ったが、幸い風で広場の方に舞い戻り、何とか無事に拾うことができたが、危ないですね。取り出しやすいものと一緒にしてはいけないのにね。

それでアイゼンを付け直して頂上まで10分というので登り始める。結構急な登山道で、降りてくる人たちも多い。下山者は口々に頂上の強風は半端ないと言っていた。スノーシューでは登れないとブログにあったけれど、確かにスノーシューだと難しそう。今日は雪が人々に踏まれているのでなおさらだ。

樹木の間はそうでもないが、時折強風に見舞われる。リーダーに遅れながらもずんずん登ると先が開けて、頂上らしかったが、すごい強風で、一歩がなかなか進まない。ストックで体を支えても体がよろけて飛ばされるかと思った。強風を押して、頂上でリーダーの写真を撮ろうとして、写せたつもりだったのだが、寒さでシャッターが下りるのが遅くなっていたみたいで、なんと足しか映っていなかったのだ。ごめんなさい。標識だけの写真も取ったつもりが、地面しか写っていなかった。友人に写真をその足だけの写真を送ったら、頂上は雪が積もっていなかったのですね、とメールが来て、初めて、雪が積もっていなかったのに気づくほど、強風に自分が飛ばされないようにするのに夢中で、帽子は3回も飛んでしまったが、何とか回収できたけど、地面のことなんて見ていなかったのだ。このところ続いている強風で雪が飛ばされていたようだ。

南峰は5分程度と、ブログなどで読んでいたが、もうこの強風のなか、頂上を横切るのも大変で、後戻ることにした。360度の展望だったが、目に焼き付けて、帰ることにした。

少し下がったところで、写真撮れそうだったので、それでも強風の中、写真を撮ったけれど、何しろシャッターが下りるのがすごく遅くて、取ったつもりの山々がほとんど写っていなかった。フー!

降りていくときに登る人たちがいて、お子さん連れもいらしたが、あの風では子供だと飛ばされるのではないかと心配になった。ストック持っていない人も結構いらしたし。

北横岳ヒュッテの手前の陽ざしの暖かい広場にビール箱など置いてあったので、椅子として使わせていただいて、リーダーに往き掛けにお湯を入れておいて頂いたご飯パックを頂いた。まだ暖かくて助かる。凍える手で、ゆで卵の皮をむいて頂いた。私のポットのお湯でコーヒーとか紅茶を入れて、飲んだ。手が凍えてきたので、チョコだけ頂いて、すぐに撤収。隣に陣取った方は雪で風よけを作ってバーナーでお湯を沸かしていた。

ヒュッテで山バッジを購入した時、軽アイゼンを外さないとならなくて、外したアイゼンをはめようとしてよく見たら、アイゼンの後ろ側のゴムが切れかけていた。下山中持つかしら?もう10年近く使ってきたから、寿命ですね。買い替えないと。10本爪は安定感は良いのだが、何しろ鉄の部分が多いので重い。リーダーの簡単な6本爪の方が軽くてよさそうだ。

私はまだ高山病的で、下山時も遅れがち。時々登りもあると、ハアハアしてしまった。途中も家族連れも結構いたが、中には手袋していないお子さんもいらして、心配してしまった。

坪庭のあたりも、強風で、ロープウェイの建物が見えてきても、スピードは出せなかった。少し雲も出てきていたが、頂上部は晴れ渡っている様子だった。何とか軽アイゼンもゴムが切れることはなく、無事12時15分位には降りついた。3時間半くらいの行程の予定が強風のおかげで2時間半で着いた感じ。ドキドキも取れない訳だ。

ロープウェイで降りる人は少なくて、帰りはこっち側、あっち側と移動して写真を撮ることができたが、時折強風でがたんと揺れて、緊張した。

右は乗鞍のようだ。

車山とか白樺平の方かしら?

南アルプス方面?

下に降りてみると、12時台にバスはなくて、30分もまたないとならなかった。一階にも無料の更衣室とかテーブルとイスなどがあった。ひとまず荷物を少し離れたバス停において、ソフトクリームでも食べようと、戻った。

ロープウェイ駅にはスノーシューを借りるところとか、スキー用具やスキーウェアを借りるところがあるようだった。2階がレストランと土産物屋になっていた。私たちはコケモモミックスのソフトクリームを頂いた。コケモモの方は結構酸っぱい。ミックスにして正解だった。

土産物屋に入ると。賞味期限が4月初めのクッキーが500円が300円というので、思わず買い求めてしまった。今、開けて食べて見たが、まあまあのお味だった。

バスはやはり15人くらいは乗っただろうか?途中で二人降りたが、私はほとんど熟睡していた。

駅のコインロッカーで、登山にいらない荷物を入れていたのを取り出し、普通が当分なかったので、茅野から甲府まで特急の指定なしの券(昔の自由席券)で乗り込んだ。車内はガラガラで赤ランプのついた席に乗り込んだ。

甲府からは鈍行に乗って塩山に。塩山で後続の高尾行きに乗り換えた。ところどころ梅やなしの花がきれい。初狩のあたりで往き掛けに枝垂桜がきれいだったと思ったが、見当たらなかった。どこの駅だったのかしら?途中で乗り込んだ中高年のハイカーの一団、マスクもしていなかったが大丈夫かしらね。まあ、あまりおしゃべりもせずに寝ている方が多かったから、感染危険はないのかな?

高尾で反対側に停まっていた快速電車に乗り換えたが、結構停まる駅も多くて、特急でそのまま新宿に向かえば4時半前に着いたものが6時ごろやっと着いた。快速は結構混んでいたが、窓が一カ所空いていたので、まあ、大丈夫だろう。マスクもしていたしね。

というわけで新宿で分かれて、私は自宅に直行。リーダーが目的の電車に乗るころには自宅についてしまった。お疲れ様でした。

疲れ具合からは、特急で帰るべきでしたね。まあ、珍道中の山旅でしたが、スノーハイクを楽しむことができました。樹氷はさすがに見られませんでしたが。リーダーに言われたように、今は通勤もしていなくて、圧倒的に運動不足なので、毎日歩かないと山登りはできそうにありません。といいながらも、今日はまだ歩いていないのですが。毎日1時間は歩かないとね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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