新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

日光半月山を目指したが・・・2019.12.7.

2019-12-07 | ハイキング・登山

今日は、もともと富士山に対峙する愛鷹山への登山を計画していたが、関東南部は雨予報で、栃木のほうが天気持ちそうと、急遽寒そうだが、日光の半月山に登る計画を立てた。

愛鷹山もバスなど冬季運行で本数が少なく、計画に四苦八苦したのだが、日光のほうも冬ダイヤで、苦労したが、東武日光駅から、バスで明智平にでて、ロープウェイに乗って茶ノ木平に行き、そこから縦走しようと企画した。どちらにしても今回は何とか日帰りができそうなので、日帰りにした。

友人と私は早朝渋谷をでて浅草に。リーダーは大宮から春日部へ。今日は日帰りのため、特急をウェブで予約しておいた。切符はチケット屋さんで12月いっぱいしか使えない株主優待券を買い求めたが、結構安かった。帰りは様子を見ることにした。

順調に合流して、8時56分着。東武日光駅へ。途中の栃木あたりの低山の紅葉がまだきれいだった。

バスは案内所の方にお聞きしたら、フリーチケットを買ったほうが安くなるというので、中禅寺温泉までのチケットを購入。しかし、チケットなくさないようにしないとね。

いろは坂を登って明智平についた。10時ごろ。ロープウェイ駅で切符を買おうとしたら、なんと、遊歩道は冬季通行止めで、往復券しか売らないという。私がホームページを見たときにはそんなことは書かれていなかったが、受付の方はホームページにも書かれているといった。しかし、今帰ってみてみたが、そんなことは書かれていなかった。

友人が12月に入ってから、観光協会に電話したら、車道は通行止めだとは言われたそうだが、遊歩道が封鎖とは言われなかったそうなのだが。

仕方ないので往復切符を買って、行けそうだったら決行しようと思ってロープウェイに登ったのだが、登山道入り口は結構急な細い道で、2本の棒とその先にも棒が渡されていて、乗り越えるのはちょっと大変そう。仕方ないで、展望を楽しんだ後、ロープウェイで戻った。残念ながら一本ロープウェイを逃して、バスが出るのは、10時40分になってしまった。

反対側の景色

さあ、今日は忘年登山だがどうしようか?バスを待つ間にいろいろ話し合った。湯ノ湖のほうに足を延ばすか、竜頭の滝を見てから温泉に入るか?などなど。でもせっかく半月山に登ろうと来たので、中禅寺湖川から登ってみようということにした。下る予定のコースを往復することにしたのだった。

日光レークサイドホテル前で降りて、今はリッツカールトンホテルの新築中の工事現場を右手にみて、その先のグリーンのホテルは星野リゾート界だった。

それからイタリア大使館公園のほうに向かって、湖岸の道を歩く。フランス大使館別荘の建物を見て、立木観音の入り口に出た。

時間がないので立ち寄らず、そのまま直進。手前は歌が浜の駐車場になっていた。それからイギリス大使館別荘があり、途中ベルギー大使館別荘の名もあった気がする。

若干起伏のある道を歩くと、イタリア大使館別荘の記念公園に出たが、12月1日から確かレストランになっていたと思うが、営業停止で、雨戸が占められていた。壁も市松模様に板が張られていて、それは保護のためなのかもともとそういう作りなのかはわからなかった。

工事中の方と話す仲間

それからも湖岸に沿って細い道を進むがなかなかムジナ窪には、着かない。しばらく歩くと何か旅館的な建物と、重厚なログハウスの別荘が2棟立ち、最後に個人の別荘のようなところを過ぎたら、その先の道路はなく、半月峠への標識が見えた。そのあたり昔は民宿があったらしいのだが、そういう建物は見当たらなかった。

やっと登山道が見つかった。千手ヶ浜まで行ってもよいかなと思ってよく見たら10キロあった。今からではとても無理ですね。

そこからざくざくと深い霜柱がある結構急な登山道を登る。

凍っているところも。

しばらく急登が続いて息が切れるが、そのうちに緩くなった。まだ半分も来ていなかった。

でも温泉に行きたいからこの辺で食事にして帰ろうという意見もでてそうしようかなと思っているところに、トレイルランニングの二人連れが来て、明智平から登っていらしたとか。半月峠までたぶん45分くらいかかるだろうとのこと。ちょっと大変かもしれないけれど、まだ12時半だし、やっぱりその辺までは登ろうと、また歩き出した。

樹間に中禅寺湖が見えた。白い雪の山も見えた。

道は緩やかにまいて、大回りに感じで、やっと1時過ぎにたどりついた。しかし、この道、鹿の踏んだらけ。

中禅寺湖側の展望はほとんどないが、反対側には足尾銅山方面らしい、白っぽい山肌の山々が見えた。

右手の細い道を登ると半月山展望台を経て、半月山につくが、温泉に入って帰りたいから1時半には撤収しようと、風の当たらないところで弁当を広げた。今日は寒そう(予報ではマイナス5度)だから、ポットのお湯でカップラーメンを食べた。私は普通の魔法瓶だから、あまり柔らかくはならなかったがまあ、何とか食べられた。温かいものは助かります。おかずも少しだけ用意して食べたが、フルーツを手にもって食べたりしていたら指先が凍えてきた。足元はあったかタイツを二重に履いてきたので、寒くはなかったが。

途中からの景色も雲が晴れて白根山がきれいに見えた。

降りついた分岐の道標

そこに上のほうから5人のグループの方が降りていらした。その後その方たちがついて降りていらっしゃるのを感じながら、ずんずん降りた。登りは1時間15分くらいかかったが、下りは35分で降り着いた。

そしてたどってきた舗装された道をすたすた歩いて、中禅寺温泉のバスターミナルにでた。湖岸を歩いたが、日光レークサイドホテル側の道を歩いたほうが少し近かったみたい。しかし、閉まっている店が多いですね。舗装道路を登山靴で歩くと足が痛くなります。

歌が浜からの男体山と日光白根山方面。雲が晴れていた。

バスターミナルの温かい待合室で少し待って、東武日光行きのバスに乗り込み、いろは坂を上手に運転なさる運転手さんに感心しながらも、熟睡して、降り着いた。

日光ステーションホテルに日帰り温泉が利用できるという情報があって、そこに入ろうということになったのだが、東武日光駅のあたりには、そういうホテルはなくて、よく調べたらJR日光駅のほうにあるので、さてはてJRの駅はどの辺だったかなと思ったが、東武日光駅のロータリーを左に曲がって少し下ったところに駅はあり、その向かい側にホテルがあった。

ホテルの受付けで700円払って、温泉に。お風呂は露天と、熱めとぬるめの二つの内風呂があり、すいていたのでゆっくりできた。私は熱いのとぬるいのと交互に入った。

ホテルの食堂は4500円のバイキングしか利用できないとのことで、私たちは東武日光駅に戻って売店で買い物してから、結局特急に乗り込んだ。ネット申し込みの行の特急料金よりも安いので、どうしてかしらと駅の方にお聞きしたら、最終の特急で割引になっているのだとか。そんなことがあるのですね。前は知らずに鈍行で帰ったのでした。

まあ、ゆったり快適に飲み食いして、帰宅できました。売店で買い求めた鱒寿司、ご飯の間に湯葉が挟んであっておいしかったです。富山の鱒のすしと違って、厚切りの鱒が載っていた。お値段高いわけですね。

しかし日帰りはちょっときつかったです。皆、寝不足て、疲れ切ってしまいました。しかし、心配した雨も降らず、霧で何も見えないということもなく、半月峠では薄日もさして、展望もあり、皆無事に帰れたので良かったです。

茶ノ木平の遊歩道が封鎖と知っていたら、直接中禅寺温泉にでて、レイクサイドホテルの裏のほうにあった登山道から登れたのに、残念でした。明智平から来たという方々は、あの封鎖された棒を超えて登られたのかしら?台風の影響もほとんどなかったとか。まあ華厳の滝が見えたので良かったとしよう。

でも熊も出るし、遊歩道が台風で荒れている可能性もあるし、というロープウェイの職員の方の脅し?のおかげで、諦めてしまって、ちょっと残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする