新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

御岳山から日の出山、つるつる温泉2011.5.1.

2011-05-01 | ハイキング・登山

今日は、前にレンゲショウマを見に行って、たどった道を別の友人も誘って、新緑の季節に出かけた。

全国的に雨と雷予報まででていたが、朝はくもり。しかし雲は厚そう。どうしようかと連絡したら、一人は中止しようと言い、1人は行こうと言い、私は雷は関東南岸でとの予報だし、雨の予報は昼ごろとのことだったので行っても良いかなと思って、再度お誘いして、皆で行くことに(ちょっと強引に)決定。

中央特快が以前はもっと早い電車があったように記憶するが、今日は新宿7時44分発だった。天気予報が悪かったので電車は空いていた。

御嶽駅(これが路線情報で御岳駅と思って検索したら、山形だかどこかの御岳堂駅しか出てこなくて苦労してしまった)9時過ぎに着く。接続しているバスで、滝本へ。周りの人たちも、ケーブル駅への傾斜にフーフー言っていた。

後数分でケーブル出ますという放送で、慌てて階段を上り、入る。パスモなどで通れるようになっていて便利。

ケーブル駅で降りて、展望をしばし楽しみ、曇り空の下、ヤマザクラ、ミツバツツジなどを愛でながら進む。

  

今日は引越しの手伝いなどで、少々お疲れ気味だったし、天気も分からないのでロックガーデン巡りはやめ、御嶽神社にもお参りせずに、すぐに日の出山へ向かう。

  

下り気味に歩いていくと山楽荘があり、大きなミツバツツジがきれい。大きなモクレンの花が印象的。

  

道々いろいろなスミレが見られる。

しばらく杉並木の中を下って行く。ところどころに大きなヤマザクラから花びらが落ちていて、見上げると赤い新芽の中にやさしい花が咲いていた。下生えのヤマブキもきれいな黄色。

今度は階段状の山道になり、フウフウ言いながら歩いていくと、先の方にピンクの塊が見える。山荘らしきものがあって、そのあたりにミツバツツジがたくさん植えられていたのだ。後で調べたら、東雲山荘というそうだ。

  

その先にきれいなバイオマストイレが設置されていたのだが、花粉対策の杉の伐採作業のために、電源が切られているとかで利用禁止。代わりに近くに仮設トイレが用意されていた。

一登りで頂上だが、その階段状の登山道の脇に、小さなセンボンヤリの花が可憐に咲いていた。さくら保存林で見たものよりもか細い感じで、ほんのりピンクがかっていて可愛らしい。

頂上の東屋にたどり着いた。以前は人がいっぱいだったが、今日は少ない。誰も利用していなかったので。半分使わせていただいて、バーナーでお湯を沸かし、カップラーメンとおかずを頂く。強風でバーナー大丈夫かなと思ったが、大丈夫。ただし、強風でおかずを入れていた容器が飛ばされたりしてばたばたした。日が陰っている間は強風と相まって寒いくらいだったが、日が照りだして、東屋の外に出ると暖かかった。

展望は抜群でほぼ360度見渡せる。ここからの日の出は東京方面の平野から登るので、見事らしい。

  

青空までみえてきて、周りは花の山を目指しているのか、ヤマザクラ、レンギョウ、ミツバツツジ、豆桜?(豆桜にしては花びらが大きくてなんていうさくらか分からないが、誰かが豆桜と書いていたので、そのまま豆桜としておく)もたくさん植えられている。大きな馬酔木にも白い花がたくさんついていて、カイドウも咲きだしていた。足元には例のセンボンヤリや日本スミレなど。植栽された水仙もある。

        

日の出山にこんなに花木が植えられているとは思わなかったので、思わず南高尾に続いてのお花見ハイキングになった。

友人が岩手のアンテナショップで手に入れた「頑張ろう岩手」の刻印のあるどら焼きを持ってきてくださったので皆で分けてコーヒーと共にいただく。強風で寒かったので暖かいコーヒーがうれしい。どら焼きもおいしかった。御馳走様。

    

その後、つるつる温泉に向かう。風が何か暖かく変わってきた。しばらく下りると、杉が大規模に伐採されたところに出会う。花粉対策で植え替えられるようだ。今まで日陰で展望のない道だったが、すっかり展望が開けた。桜も見える。

  

 

それからしばらく杉木立の中を進む。ところどころにスミレが咲いていて、特にピンク色のきれいなアケボノスミレらしいスミレの群落があってうれしくなる。タチツボスミレも色の濃いものも見られた。山つつじも咲きそう。

   

  

高度を下げるにつれて、暑くなってきて汗ばむほどになる。足元には稚児ユリも咲くようになる。やっと林道のコンクリートが見えてきた。

林道では、ニリンソウの群落やら、ホウチャクソウにつぼみがたくさんついていた。

  

途中の橋の欄干には、鉄板で作った蛙、ナマズ、ザリガニが置かれていた。この辺の方が作られたのかしら。

  

少し進むと、団体がバーベキューしているらしく良いにおいが漂う。こっそり仲間に入れないかな?

さらに進んで、つるつる温泉への広い道路に出た。真夏ほどではないが、晴れて暑い。しかし以前よりも遠く感じなかった。

つるつる温泉は源泉のみ使っているとのことで、本当につるつるしてきた。露天風呂は小さめで人がいっぱいだったのですぐに内湯に戻った。ガラス越しの緑が気持ち良い。

のぼせてきたので、上がり、私は牛乳を一杯頂く。

2時15分のバスに乗ろうと言っていたのだが、皆風呂から出ていたので後10分のバスに急遽乗ろうということになり、まだ準備していなかった友人はちょっとご機嫌ななめ。

やっとのことで全員集合して、発車間際のバスに乗った。ソフトクリームを買う余裕がなかったのでアイス最中を買って、急がせてしまった友人と分ける。

五日市駅でパン屋さんでコーヒーを飲んだりしてから帰路に着くが、ホリデー快速は4時台にならないとなくて乗り継ぎが大変だった。拝島で乗り換え、立川でやっと中央特快に乗り継ぎ新宿に戻った。

家に帰りついてから、結構強い雨が降って、ほとんど雨に合わずにラッキーな一日だったことを感謝した。一度は雨に合うだろうと覚悟して出かけていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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