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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

炎暑お見舞いみたいなこと

2017-07-13 23:53:02 | ●Weblog

 奇をてらうつもりはまったくなく、そういえばしばらく聴いてなかった、または、リッピングした記憶のないアルバムにふと手が伸びることがある。パット・メセニー・グループをデンデン(云々)するには必須のペドロ・アズナールと、ブレッカーズやマイク・スターンらのブレインのジム・ベアード。家にこもっていても、やる気をもらえる方法はいくらでもある。ジムさんの『Revolutions』、最高!!


プラケに関する与太ごと

2017-07-09 00:27:12 | ●Weblog

 SACD用のプラケに「Super Jewel Box」という扱いづらいのがあって、いつだったか気まぐれで『ガウチョ/スティーリー・ダン』(0602498605103)のそのプラケを捨ててビニケに移した。いつでも元に戻せると思ったからだ。が、ふと名残惜しくなったので、Acoustic Soundにある1枚1ドルというのを注文したところ、ちょっと見は同じでも規格=内寸の一部が微妙に違って、裏インレイが入らずあれっ?! 写真の吹き出し部分の上下寸法が、『ガウチョ』はやや短い旧型だそうで、パット・マルティーノ盤のが現行規格だとか。しかし、一度思い立ったら何とかしたくなる性分は如何ともしがたく、あれこれ手を尽くしたんだけれど、今もってダメ。自己責任だからしょうがなしか。


いつもながらの与太ごと

2017-07-06 23:04:04 | ●Audio&Visual

 不燃性素材シートと、雄雌両糊(強力)付ベルクロ・テープをカッティングして、仕事机にオッ立っていたモデム×1とルーター×2を、デスクシェルフ裏に固定した。これでそろそろ2週間になるかな。火種になっては元も子もないので、入念に調べたうえでやってみたところ、机上の拭き掃除が格段に手短で済むようになった。今のところ、ダラーンと剥れ垂れ下がることもなく、モアレ状のケーブル以外は見た目も結構気に入っている。アナログ・モデムなのはご愛敬ということで。なお、不燃性素材シートだけは、個体差や使用環境次第でどうなるか分からないので正体を明かせず。コクヨのデスクシェルフの方は、ヴァリエイションが色々あって、プラ製のブックエンドもスライド・取り外し自由なので重宝してきたが、このシェルフ板上にオーディオ・スピーカーを置くことだけは、ダメにしておくべきだと思う。

 


日々、意外な展開の連続

2017-07-05 14:05:04 | ●Weblog

 こういうものを買う羽目になるとは思いもよらなかったトップ賞が、10mm厚のCD2枚組用プラケ5枚入りパック(@363y×10)、次点が、プラケ保護用横フタ糊付きクリアケース100枚入り(@407y×1)。これにするとどっちも幾分棚幅を食うことになるが、ここのところディスク整理に励んだせいと、日本盤の帯をセロテープで止めたタイトルがいくつも出てきた反省が動機になった。プラケと帯の固定は、貼り剥がし自在のメンディング・テープにすればよかったのに、完全に手を抜いた結果、帯にもインレイにも傷跡が残り、もう少し考えるべきだった。まあ、そういう初期盤の大半が譲渡やオク出しできない見本盤なので、極めて深刻な問題ではないけれど、残念ではある。いずれにしても根にあるのは、ディスクが外気に攻撃されないような工夫に注意を怠らずにいよう、という暇人精神らしい。ただ、どなた向けでも何でもないけれど、仕事に追われる部屋の壁面がCDの背表紙でいっぱいな環境には、ショップに間借りするでもない限り、私は耐えられない。しかしながらだ、ファミリー・ネームのABC順+時系列に並べたCD棚には、プラケ、デジパック、紙ジャケありと、例えばハービー・ハンコックのひと枠は天地サイズがデコボコ。だからとパッケージ種を揃えて並べては、狙いが定まらなくなるからやっかいなもの。ちなみに、4枚組以上、それ以上のBig Phat BOX収納には別腹を設けてある。写真は、セロテ止めの痕が残った帯。フレディ・ハバードの38XP-78盤は、帯そのものがシール状で剥がしようがなく、もし剥がせても、天地サイズが微妙に長くてプラケース内に収まらない。こういうあたりをご諸賢はどう対応しているのだろう。


ビニケの受動喫煙

2017-06-23 00:49:45 | ●Weblog

 2枚組CDをビニケに移した頃はまだ煙草を吸っていた。それがどう悪さをしたかが、これで一目りょう然。右のが仕事部屋兼・事務所兼・オーディオ室のはずれのCD棚に並んでいた2枚組用ビニケ。一方が宅内で最も人通りの少ないところの棚にあったやつ。共に日焼けの心配がないところでほぼ同時にスタートしたのに、左は新品、右はジャンクというほどの違いに唖然。煙害が外側ばかりでなく、内側にまで及んでいるとは。受動喫煙の怖さに思いが及んだ。

    


ふたつ目のCD棚を手なずけた

2017-06-23 00:12:51 | ●Weblog

 前項でやったことを弾みに、きつきつで身動きが取れなかったもうひとつのCD棚の中身を、順繰りに後ろへ後ろへと送り込んで空きを作り、新着ものが楽に割り込めるようにした。ウチでは、2枚組、紙ジャケ、デジパック以外の1枚物は、ほとんどすべてが特注ビニケ入りなので、傾きを避けるため、空けたスペースに空っぽのプラケース数枚をあちこちに差し込んで調整している。きつくなってきた時は、1枚2枚とプラケを抜き出す。それでダメな時は、再びディスクを大移動させなければならないが、えーと、ここまで入念にやったのは4、5年ぶりかな。毎度ながら、これが済むと心底からスカっとする。2枚組をプラケースに戻したのも大正解。それが2枚組であることが、一目で分かるからだ。こちらの棚は人目に付かないところにあるためやや散らかり気味だが、ファミリー・ネームの「A」から「F」の中盤までの並びはばっちり。ビニケからプラケへの移行も同様。さてさて、手付かずなのは倉庫の大群だけになったが、そこには邦人作品のすべてと、「L」から「Z」までがあるため、腰を上げるきっかけをどう呼び込むかだ。たぶん、晩秋まで無理かな。

 


飽きずにまたまたディスクねた

2017-06-20 08:33:32 | ●Audio&Visual

 宅内のSACDを掻き集めるのと、ビニケ入りの2枚組CDをプラケースに戻す作業に熱中。そのこと以外は食事を採るだけで、ほぼ半徹状態になったが、気張ってやって良かった。さっと引っ張り出せないところにあったSACD、それもシングル・レイヤーを中心に仕事部屋の棚に集約させることができた。もちろん、ターゲットはまだまだ随所に潜んでいるので、これからは何か事あるたびに、ということにするが、ディスク1枚用の特注ビニケに移してしまったタイトルの発掘には難儀しそうだ。手近に持ってきて良かったシングル・レイヤーの一番は、ユニバーサルのUCGU-90**シリーズ(2010年発売)と、ワーナーのWPGR-100**シリーズ(2011年発売)と、新たなミキシングが施されたヴィーナスのVHGD-**シリーズ。あと、スティーリー・ダンの『aja』と『ガウチョ』は、シングル・レイヤーがあるのを忘れていたので大収穫。ユニバ社のPLATINUM SHM-CD盤より、こちらの方が繊細さに勝る感じがいい。写真は二つ前の項と代り映えなしに見えて、私には大幅にイメチェンできてホクホク。SACDからリッピングできないDSDデータは、ディスク再生のほかは配信をダウンロードするしか手がないので、長い目で見ていくことにした。

                        


2枚組CDに苦戦する

2017-06-20 02:09:43 | ●Audio&Visual

 CDの収納に四苦八苦していた頃、2枚組が収まるビニケを見つけて、少し凝ったことがあった。そのメーカーのHPはここで、ユニオンには在庫ありとあるからまだ手に入るようだが、私が買ったのと同じ寸法のままだとしたら、注意が必要だ。これに入れるとディスクの出し入れにえらく手間取るため、先日、シングル・サイズのプラケースに移し始めたところ、セシル・テイラー(1991年盤)とババトゥンデ・リー(2003年盤)は難なくいったが、マックス・ローチ(1992年盤)とレッド・ホット・アンド・クール(1994年盤)は、インナーの寸法が大き過ぎてプラケースに収まらなかった。たぶんこれらには、4枚対応の分厚いプラケースが使われていたんだろう(捨ててしまったので本当のところは分からない)。では一方で、2枚組がビニケに収まったらだ(実はそう簡単にいかない)。はじめのうちは「やったぁ!!」で良かったものの、以来20年余になる中身を取り出すと、インナーのエッジが歪曲したり、変色があったりで、かなり頂けない惨状。しかも、今やこれが入るプラケースは存在しないかも知れない。まあ、ディスク再生さえきちんとできればいい、と言えばいいのだけれど、部品が痛むのはちょっと考えものだ。が、帰す入れ物のないディスクはこのままにするしか手がない。久しぶりにトホホが訪れた。

     


なかなかいい出来

2017-06-13 07:26:05 | ●Weblog

リッピングしたかしないかをひと目で分かるようにするため、昨日一日を付箋紙張りに費やした結果、まあまあの出来。というより、一応これで白黒はっきりする。付箋紙はダイソーで400枚入りが100円。それをふた袋仕入れて残りはほんのわずか。もっと買い占めておかないといけない。

                  


シングルレイヤーSACD

2017-06-06 23:20:59 | ●Audio&Visual

 超・遅ればせながら、マイルスのシングルレイヤーSACD国内盤をやっと手に入れた。ひとまず、『ジャック・ジョンソン』(SRGS-4504)と『スケッチ・オブ・スペイン』(SRGS-4502)の2タイトル。1999年リリースだから、SACD再生機と同時にリリースされた本邦初になるSACDディスク・グループのひとつで、それがこれ、一応新品。このうち『ジャック・ジョンソン』の「Right Off」を、①1996年のMaster Sound紙ジャケ(SRCS-9120)、②2000年のDSD Mastering紙ジャケ(SRCS-9718)、③2005年のHDCD(SICP-838/24bit +6db Amplification)から改めてflacでリッピングし直し、SACDとの聴き比べをやってみた。ゲインを揃えることのできるfoobar2000のReplayGainが、こういう時に重宝する。で、これらを切り替えるたびにSACDをディスク再生すること10数回、いや、実は「ファイル再生なら③に限る」と一発で結論が出たものの、HDCDをアップスケーリングしたこれのデータをひと口に言うと"ニセレゾ"だ。大体からして、「HDCD」とは「High Definition Compact Disc」のことではなく、「High Definition Compatible Digital」の略で、そもそも変態系の部類に入るもの。そのせいでいつの間にか時間ばかりが過ぎていったが、結論は変わらなかった。太く厚い低域は①と②のはるか上を行く、エレギのリヴァーブの拡散も長く広大で気持ちいいったらありゃしない、時にはSACDよりド迫力な風が吹いてくることもある、など、これには驚きを通り越して呆れ果ててしまった。『スケッチ・オブ・スペイン』にはHDCDがないけれど、近々、似たようなことをやってみるつもりだ。そうこうしていれば、『ネフェルティティ』のシングルレイヤーが後追いで届くはずだ。

 


続・露出計

2017-06-05 17:02:47 | ●Weblog

 こんなのがウチに残っているのをまったく知らなかった。SEKONIC MOVIE METER。方眼のバックはひとマスが10ミリ。もう1枚の写真はこちらから拝借。手巻きの8ミリ・フィルム機を回していた父親が、生前、それ用に使っていたんだと思う。これならシャツの胸ポッケに入れても余裕しゃくしゃく。その代わり、ポロっとどこかに落としたら、踏んづけるまで見つからないかも。実際のところ、こいつは半世紀近く書棚の奥で眠っていた。それだけに、SEKONICというメーカーを見直すことにもなった次第。

 


久しぶりにハイレゾDL

2017-05-03 15:52:34 | ●Audio&Visual

 スティーリー・ダンの『aja』と『ガウチョ』は両方SACDがあるけれど、ハイレゾをファイル再生で聴いてみたくなって、少々値が張るのもやむを得ず、e-onkyoからダウンロードした。ディスク再生とファイル再生とでは、音景が違って見える経験を何度もしてきたからだ。もちろん、SACDはDSD、DLファイルはFlacになったPCMで、安易な聴き比べは禁物だが、聴いておいて良かった。ガツンとやられたい時はコレ!! ややキツメでも音圧をダイレクトに浴びられる感触が気持ち良かった。これで『aja』のデジタルは5種類、『ガウチョ』は4種類、それぞれ微妙な違いがあって興味は尽きない。e-onkyoは一度決済すると10回DLできるので、2台のHDDと1台のSSDにDLし、今はSSDで繰り返し聴いている。その間、ジャケ写がどれも同じだとつまらないので、パッケージの現物をスキャンしてはめ込んだ。おっと、これらを聴きにそろそろ悪友がやってくる時間だ。


乞う、さらなる妙案

2017-04-28 19:47:06 | ●Audio&Visual

 dbpoweramp CD Ripper。調子づいてMulti Encoderをひとつ増やし、三つのストレージに一気にリッピングするテストをしてみた。上からふたつのFLACエンコーダーは、ひとつ目のパス出力が内蔵HDD行き、ふたつ目がバックアップ用の外付けHDD行きで、共にクォリティは同じ。そこで三つ目に外付けSSDをつなげて、それだけWaveエンコーダーにセットしてみると、またまた大成功、何の問題なし。これなら「バックアップのバックアップ」でアップアップしないで済みそうだ。Waveエンコーダーは、Add EncoderでWaveを選ぶと、すぐ設定画面がポップアップするので、好きな人はそこでアップ・スケーリングなどのお遊び設定をすればいい。Bit深度は32Bit、サンプル・レートは384kHzまで上げられる。FLACの場合と方法が違うが、こっちの方が簡単かも知れない。今のところはテラ級のHDDが内蔵の2TBと外付け4TBの2台しかないので、当面はこの2台に保存していくことにした。クラウド・サービスは怖いので手を出すつもりはない。

Rip toをMulti Encoderにしたら、Add EncoderでWaveを追加する↓


Waveの設定をしてリッピング開始↓


大変だったけれど大成功

2017-04-21 17:04:57 | ●Audio&Visual

 dbpoweramp CD Ripperでリッピングしたマスター・データを、バックアップのため別のストレージにコピーすると、その通り一度「コピー」されたデータになる。前々からそれが嫌だなあと思ってきたところ、一気にふたつのストレージ(2台のHDやSSD)に書き込める方法を見つけて、まさに目から鱗オチ。それは、スキン左下コラムの「Rip to」を「Multi Encoder」にして、その右脇タテ組の「Encoder」の「Add Encoder」で、必要とするエンコーダーを2種類(同じでもいい)導入し、それぞれでパスなどの設定(かなりやっかい)をすればいい。これは本来、WaveとFlac、Aiffとmp3など、異なるファイル形式で同時保存できるのが売りだったらしいが、ウチではFlacエンコーダーをふたつ並べて、2台のHDDに送り込む設定でやってみた。するとおおーっ!! 今までやってきた差分バックアップの手間いらず、2台のHDDのデータが両方とも同世代のマスターだ。とはいえ、現在のストレージにあるtrack数はCD-DA規格が42,297、ハイレゾが543、さすがにやり直す気にはなれないが、これからの大いなる励みになった。

↓「Multi Encoder」にして

↓「FLAC」エンコーダーをふたつ導入して保存先を指定


アラン・ホールズワース追悼

2017-04-20 12:44:54 | ●Weblog

 「ギターとピアノのデュオ・アルバム」。これまで何度もこうした雑誌企画に拙稿を寄せてきたが、たぶんこれを漏らしていたような気がする。アラン・ホールズワース(アコギ,エレギ&歌)とゴードン・ベック(アコピ&エレピ)とのデュオ・アルバム『The Things You See』(一部多重録音あり)。ウチにある2枚のCDは、仏ソニー配給の1980年盤(JMS19651-2)、これが全7曲のオリジ編成。もうひとつ日本JIMCOの1992年国内盤(JICL-89086)は、オリジとは別の4人編成で録音したアルバム『Sunbird』の4曲を加えた、いわばお徳用盤。ま、細かなことはさておき、今後、これを漏らしてはなるものかと胸に手をあて、不世出のギター神のご冥福を改めてお祈りした次第。