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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

湿度

2007-02-05 00:43:43 | ●Weblog
 エアコンで暖房している冬場の仕事部屋は、バリゴの湿度計が40パーセント前後になるほど乾燥状態になるから、何もしないと喉も皮膚もカラカラ。そこで否応なしに加湿器を炊く。昔は火鉢に鉄瓶、ある時はだるまストーブにヤカン。換気さえちゃんとしてれば、相当合理的な暖房環境だった。それに比べ今は、まるでオーディオと一緒。何かひとつ動かせばボードが必要になって、次はそれが鳴り過ぎるからとインシュレターや制振材に手を伸ばす。いや、それがオーディオというもの、ということに最近改めて開眼したつもりではいるが、こっちにとって優先すべきはレゾナンス・チップとかよりまず加湿器。魔法瓶とほとんど同じ構造で、モーターレスのEE-LA50というのを入れたら、3リッターのタンクが半日で終わるけどホカホカ、ペタペタでごきげん。が、という矢先、湿度のある部屋のオーディオ・システムはあちこちの酸化が早い上、磁気回路のサビを誘発、という金言をネットの随所で読んでガクッ。ウォームビズを励行してきたとはいえ、屋台で呑んでるわけじゃないから、まさか部屋でダウンジャケだけは着たくない。鼻水は風邪の兆候を表すためばかりでなく、鼻孔の乾きを潤すために出てくることが多いそうだ。そうなったら、オーディオを消して加湿器をガンガン炊く方を選ぶ。バリゴ計60パーセントくらいの時が、なぜか煙草もしっとり美味いもの。

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