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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

クリア・ビニールに意表を突かれた

2012-12-06 12:24:44 | ●Audio&Visual

 『サンケン・コンドズ』のアナログ盤をつまみ出してびっくり。なんとクリア・ビニール盤で、Pure LPより透明度はもっと上。盤質の成分比までは分からないが、考え方には通底したものがあるだろう。クレジットに追記がないので、マスターはCDと一緒のよう。デッドワックスには昔ながらの「MASTERDISK」の刻印が復活。音の方はCDに比べ中低域がほっこり押し出しも豊かになって、そこはいいが、『モーフ・ザ・キャット』より少々大人し目なのは、音楽の性格のせいか。再生中の盤面が、正回転と逆回転を繰り返しているように見えるのも狙いだったら、さすがという感じだ。これも厚紙白ジャケに移すことにしよう。