「Best Jazz Instrumental Solo」と「Best Large Jazz Ensemble Album」の2部門で、対象アルバムは『サム・スカンク・ファンク/ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー』(BHM/Telarc/ビクターエンタテインメント)、ソロ部門の対象曲は〈サム・スカンク・ファンク〉。03年11月、ドイツのレバークーゼンに於けるジャズ・フェスティヴァルのライヴで、WDRビッグ・バンドとの共演作。今、聴き返してみたが、NARASの決定は何も弔意ばかりではなかったろう。おっと、そこうしているうち最優秀新人賞がキャリー・アンダーウッドに。それはそれで結構ながら、そのプレゼンターがなんとオーネット・コールマン、お相手はナタリー・コール。オーネットがグラミーのこういう場面に現れたのは初めてじゃないかな。