勝手に映画評

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スター・トレック BEYOND / Star Trek BEYOND

2016年10月22日 | 洋画(アメリカ系)
ネタバレあり。

クリス・パイン主演のリブート版スター・トレックの第三弾。本作では、これまで監督を務めていたJ・J・エイブラムスは(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の制作で多忙と伝えられています)プロデュースに周り、ジャスティン・リンが監督を務めています。

この作品では、チェコフを演じたアントン・イェルチンに触れざるをえないですよね。スター・トレックでは、一番若いチェコフで、実際にもまだまだ若いアントンでしたが、ロサンゼルス現地時間の2016年6月19日、自分の車と自宅の門柱に取り付けた郵便受けに挟まれる形で亡くなってしまったんですよねぇ。残念。とくにこの作品でアントン演じるチェコフが、結構活躍していただけに、余計に残念です。画面で活躍する彼の姿をみて、不覚にも泣きそうになってしまいました(苦笑)

それと、オリジナルでスポックを演じたレナード・ニモイにも触れざるをえないですよね。彼は、2015年2月27日に亡くなったのですが、劇中、ザッカリー・クイントのヤング・スポックに、彼の将来の姿の老スポックの死が伝えられるシーンが有るんですが、それは、レナード・ニモイが亡くなったことを暗喩していたのかもしれません。

レナード・ニモイ、アントン・イェルチンの二人については、最後にクレジットが出ていました。

さてその他ですが、今回もクリス・パイン頑張っています(笑)。まるで、ミッション・インポッシブルでのトム・クルーズのよう(苦笑)。でも冷静に考えてみて、いくら指揮官先頭とは言え、最先任指揮官が、非常に危険な任務に自ら挑んでいくのは、連邦艦隊のような階級的組織としては、いかがなものですかね?

いやぁ、監督がJJではなく、ジャスティン・リンだと言う事で、一体どうなるのかと思ったのですが、杞憂でした。まぁ、JJも制作に入っていますしね。それと、ジャスティン・リンも、『ワイルドスピード』シリーズで、何作か監督を務めている位ですから、こう言うアクション系は、得意なんですね。

元々のスター・トレックもそうなのですが、この作品もどんどん続いていくようです。次が楽しみです。

タイトル スター・トレック BEYOND / 原題 Star Trek Beyond

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2016年/アメリカ
監督 ジャスティン・リン
出演 クリス・パイン(ジェイムズ・T・カーク)、ザッカリー・クイント(スポック)、ゾーイ・サルダナ(ニヨータ・ウフーラ)、サイモン・ペッグ(モンゴメリー・“スコッティ”・スコット)、カール・アーバン(レナード・“ボーンズ”・マッコイ)、アントン・イェルチン(パヴェル・チェコフ)、ジョン・チョウ(ヒカル・スールー)、イドリス・エルバ(クラル)、ソフィア・ブテラ(ジェイラー)、ディープ・ロイ(キーンサー)


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