1990年の『ロッキー5』から17年。ロッキーが帰ってきました。ただ今回の戦いは、これまでのようなチャンピオンシップに関しての戦いではなく、自分自身との戦いとなっています。
やっぱりあのトランペットの”タータタタータタタータッター”と言うファンファーレを聴くと、心が躍りますね。シルヴェスター・スタローンは、1946年7月6日生まれなので既に60歳を超えているのですが、この映画のために体を鍛え上げて、還暦を越しているとは思えないすばらしい体に仕上げていました。凄いです。
エイドリアンの死、息子の反発、満たされない自分の思い・・・。今回は、ロッキーのそんな心との戦いがメインとなっているので、今のロッキーの心情を描くシーンがほとんどになっています。厳しいことを言えば、ちょっと冗長な感じもしますが、そもそもロッキーと言うのは、ボクシング映画ではなく、ヒューマンドラマなので、それでいいのかもしれないですね。劇中「最後の戦い」と言うせりふが随所に出てくるので、邦題は『ロッキー・ザ・ファイナル』となっていますが、原題は『Rocky Balboa』です。ロッキーそのものの心を描くと言う意味では、原題のほうがより適していますね。
最後のラスベガスでの試合のシーンですが、実際に計画されていたボクシングの試合にあわせて撮影を行い、14000人もの観客の下で撮影したらしいです。確かにその盛り上がりは、結構凄かったですね。マイク・タイソンも本人役で出ていたし。また、ロッキーの故郷フィラデルフィアでのシーンは、これまでのロッキーシリーズで出てきた場所も随所に出てきて、その光景の移り変わりと共に時代の流れを感じさせていました。フィラデルフィア美術館前階段でのシーンは、このロッキーシリーズを象徴するシーンですが、変わったものと変わらないものを感じさせました。
”ネバー・ギブ・アップ”というのがこの映画のテーマらしいですが、時の首相、安倍さんも好きそうな言葉ですね。彼は結構映画に行くそうですが、この映画には行かないのでしょうか?
タイトル ロッキー・ザ・ファイナル
原題 Rocky Balboa
日本公開年 2007年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督・脚本 シルヴェスター・スタローン
出演 シルヴェスター・スタローン、バート・ヤング、アントニオ・ターヴァー、ジェラルディン・ヒューズ、マイロ・ヴィンティミリア、トニー・バートン
[2007/04/29]鑑賞・投稿
やっぱりあのトランペットの”タータタタータタタータッター”と言うファンファーレを聴くと、心が躍りますね。シルヴェスター・スタローンは、1946年7月6日生まれなので既に60歳を超えているのですが、この映画のために体を鍛え上げて、還暦を越しているとは思えないすばらしい体に仕上げていました。凄いです。
エイドリアンの死、息子の反発、満たされない自分の思い・・・。今回は、ロッキーのそんな心との戦いがメインとなっているので、今のロッキーの心情を描くシーンがほとんどになっています。厳しいことを言えば、ちょっと冗長な感じもしますが、そもそもロッキーと言うのは、ボクシング映画ではなく、ヒューマンドラマなので、それでいいのかもしれないですね。劇中「最後の戦い」と言うせりふが随所に出てくるので、邦題は『ロッキー・ザ・ファイナル』となっていますが、原題は『Rocky Balboa』です。ロッキーそのものの心を描くと言う意味では、原題のほうがより適していますね。
最後のラスベガスでの試合のシーンですが、実際に計画されていたボクシングの試合にあわせて撮影を行い、14000人もの観客の下で撮影したらしいです。確かにその盛り上がりは、結構凄かったですね。マイク・タイソンも本人役で出ていたし。また、ロッキーの故郷フィラデルフィアでのシーンは、これまでのロッキーシリーズで出てきた場所も随所に出てきて、その光景の移り変わりと共に時代の流れを感じさせていました。フィラデルフィア美術館前階段でのシーンは、このロッキーシリーズを象徴するシーンですが、変わったものと変わらないものを感じさせました。
”ネバー・ギブ・アップ”というのがこの映画のテーマらしいですが、時の首相、安倍さんも好きそうな言葉ですね。彼は結構映画に行くそうですが、この映画には行かないのでしょうか?
タイトル ロッキー・ザ・ファイナル
原題 Rocky Balboa
日本公開年 2007年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督・脚本 シルヴェスター・スタローン
出演 シルヴェスター・スタローン、バート・ヤング、アントニオ・ターヴァー、ジェラルディン・ヒューズ、マイロ・ヴィンティミリア、トニー・バートン
[2007/04/29]鑑賞・投稿