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選手の仕事(セカンドキャリア)11

2023-11-03 00:37:34 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログでは昔から選手のセカンドキャリアのテーマでもリスペクト記事を書いています。今回、水戸さんの方から素晴らしい事例が出てきました。選手のセカンドキャリアは、通常は引退後の取り組みばかりなのですが、今回の高岸選手は何と現役のまま起業されたという事でビックリです。試合と練習で忙しい中、どうやってキャリアアップを遂げたのでしょうか。すごく気になります。

IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演 - J2写真ニュース : 日刊スポーツ

IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演 - J2写真ニュース : 日刊スポーツ

株式会社「Pathosion」の取締役を務める水戸ホーリーホックMF高岸憲伸(24)が30日、東京・練馬中で自身のキャリアについて語った。水戸のスタッフが同校… - 日刊スポーツ新...

nikkansports.com

 

【IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演】
「株式会社『Pathosion』の取締役を務める水戸ホーリーホックMF高岸憲伸(24)が30日、東京・練馬中で自身のキャリアについて語った。水戸のスタッフが同校でキャリアについて講演をする機会に、高岸がゲストとして参加。その豊富な社会経験を中学1年生約160人に伝えた。
 川崎フロンターレの下部組織から石川の強豪・星稜、中大を経て水戸入り。昨季はルーキーながら24試合に出場した。順風満帆なサッカー人生だが、今年IT企業を立ち上げて、取締役に就任した。現役のJリーガーとして働く傍らで、IT企業を展開。星稜の先輩、本田圭佑のようなキャリアを歩む。」
「高校卒業後、プロサッカー選手になることを一度諦めた。それでもサッカーは大好き。サッカーに関わる仕事に就こうと決意し、サッカークラブを作りたいと考えた。高校時代のスタッフらにも相談すると、クラブ経営を学ぶためにも4年は必要だと伝えられた。それなら大学4年間を使って経験を積もうと考えて、サッカー部員として活動しながら、さまざまな取り組みを行った。
 中大サッカー部1年時には、兄の母校でつながりのあった東工大サッカー部の監督を務めた。東工大サッカー部の朝練習をしてから、中大に帰って授業に出て、自分の練習。『今思うと狂ったように動いていました』。
 2年時には知り合いからオファーを受けてシステムエンジニアとして働いた。この頃からトップチームで試合に出場するようになり、一度は諦めたプロサッカー選手を再び目指した。『本気で努力してチームの一番の選手になろうとしました』。4年時には水戸の特別指定選手になり、見事プロサッカー選手になった。」

 主力として戦った昨季から監督が変わり、今季は4試合の出場にとどまっているそうです。サッカー選手としてのキャリアで悔しい思いを持ちつつも、「午前中に練習をして、筋トレやケアを終えて夕方からパソコンをカタカタしています」として、ITの力で茨城を盛り上げるためにデュアルキャリアを続けておられます。会社はウェブ制作やEC支援、広告支援などを担当されています。
 IT企業を立ち上げて、代表ではなく取締役に就任されたのですね。面白いのがサッカークラブを作りたいと考えられた事。クラブ経営を学ぶために大学時代を費やし、主にサッカーの現場を学ばれたようです。面白いのが選手として中大、監督として東工大に所属。このキャリアでプロになったというのもすごい。そして驚くべきは2年生からシステムエンジニアとして働いていたと。やはり、サッカーの素質が高かったという事なのでしょう。

      
【ITの力で恩返しを。】
「はじめまして、Pathosion取締役の高岸憲伸です。私は、幼い頃からの夢を一つ叶え、プロサッカー選手としての産声を茨城県(水戸市)であげました。プロサッカー選手としての活動を始めてから、様々な地域に足を運ぶようになり、自分が生まれ育つ中で関わった地域の方々から、たくさんの応援とたくさんの愛情をいただけていることを知りました。
 そんな経験を日々積み重ねる中で、今までの私の成長は、地元の方々の応援と愛情なくしては成し得なかったと考えるようになりました。そして、私が今まで関わったことのある地元の街をもっと盛り上げて、恩返ししたいという想いが日々強くなっていきました。まずは自分自身を育てていただいた地元の街に、人として成長した姿を見せること、そして少しずつ恩返しをしていけたらと思っています。
 私自身が学生時代にエンジニアとして働いていた経験も全力で生かしつつ、弊社の個性あふれるメンバーと共に、この想いをITの力で実現していきたいと考えています。」

 

株式会社Pathosion(パトシオン)

Pathosion(パトシオン)は「Web制作」「EC支援」「広告支援」を通して、中小企業・ベンチャー企業の「ブランディング」から「販促」まで幅広く支援しております。

株式会社Pathosion(パトシオン)

 

 なかなか素晴らしい事例でした。代表の名前も同じ苗字なので、ひょっとしたらお兄さんなのかもしれません。兄弟で企業されたのかな。挨拶は代表のような内容なので、現役のうちは取締役に徹するのかも。
 前節の藤枝戦を見てみると、高岸選手はベンチスタートで、後半19分に途中出場しています。それまで10試合出場無しでしたが、その前の群馬戦も途中出場しているので、今後は出場が増えるのかもしれませんね。もし出場の場を求めて他チームへ移籍なら、ぜひ岡山へとも思いますが、取締役を務める会社が茨城県内にあるし、サッカークラブを経営したいという夢もあるようなので、まずは水戸さんで活躍なのかな。IT企業の経営者との二足の草鞋を履くJリーガー、これからも頑張って下さい。
㈱Pathosion公式HP:https://pathosion.com/
Jリーグ・セカンドキャリア関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230906            
     〃              ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230204
     〃              ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211218
     〃              ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃              ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃              ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃              ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611 
     〃              ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915
J2水戸関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /   /  /  /  / 
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コメント
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