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Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)14

2020-05-26 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日、思わぬオンライン活動ができました。「Jリーグ非公式勝手未来ミーティング というJリーグ(非常勤)理事有志によるオンライントークを視聴できたのです。ツイッターで偶然見つけ、申込制という事だったのでちょっと申し込んでみると、ZOOMに入っていく。えっ、まさか映っちゃうの?と思い、一度キャンセルしたが、まぁ行っとけという事で、再申込をすると、藤沢(久美)理事さんから前質問の回答メールが来ました。Jリーグ理事とメールでやり取りしたのは傍士さん以来だったので、ちょっとビックリ。それから、一応映ってもいいようにZOOMの環境セッティング。結果的に取り越し苦労になりましたが、それくらい昨日は緊張感が走りました。
  
 オンライン開始。藤沢(烈)理事と、「中の人」(Jリーグ社員)の鈴木順本部長の2人トーク。横のチャットに自由に投稿どうぞと表示されているが、特に動きが無いので投稿に躊躇する。この日の参加者は48人だったそうです。多いような少ないような。でも、Jリーグもしくはシャレンに関心が高い人ばかり来ているんだろなと思いながら、オンライントークをずっと聞いていました。要旨は以下のとおり。

【シャレンの動かし方】
・社会貢献活動は数が増えてくるとしんどい。様々な人と組んで行けば活動は広がる。サッカーでリーチできない相手につながる。ホームタウン活動だけだと地域を豊かにできない。当事者を増やしたい。
・まず社会・地域に課題がある。課題が見えたらそれはチャンス。→この辺りは明快なコメントは出ず。
・コロナ禍でのシャレン。どうしてもやるべき事の優先順位がついてしまう。シャレンにネガティブ、後回しにしたいクラブがある。ネガティブな価値観を持つクラブに伝える意義があり、マインドだけはキープして欲しい。すぐNOと言って欲しくない。寄り添って欲しい。リソース不足なのか。
→Jリーグ側でもシャレン的にダメ出しするクラブがあるんだとわかり一安心。ぜひクラブライセンスの審査項目に入れましょう。これは大昔からの当ブログの私案ですが。
→「寄り添う」という表現は、当ブログの「地域やファン・サポーターへの思いやり」という表現と同義語かな。

・選手にとってシャレンは最高の活動。社会勉強になるし、地域の人と触れ合える。クラブのためにもなる。一所懸命に貢献活動に取り組んだ選手をクラブで表彰する制度を普及させてはどうか。→G大阪の事例
→この案はいいと思います。選手はサッカー以外で社会的に成長したいといつも思ってると思います。セカンドキャリア問題もあるし。

・選手は貢献活動をやりたいが動き方がわからない。クラブ側で整えてくれたら上手くできる。シャレンの中心で動くのは問題無い。
・シャレンに対して監督がネガティブなクラブがある。そうなれば選手も消極的になる。趣旨や内容を伝えずにただやらせるだけのケースも多い。全員が理解して実施するのがベスト。
→現場だけでなく、フロント自体が昔からの伝統で貢献活動に否定的なところがあると思います。つまり、スポンサーばかり目を向ける「親企業の無い企業チーム」。「スポンサーから社会貢献はいいから練習させろと言われているから」という理屈を付けて。そういうところをJリーグとしていかに矯正させるかですね。
【Jリーグにとってシャレンは今後どうあるべきか】
・まだまだ知られていない。露出されていないのが課題。Jリーグ自体で動けていない。
・Jリーグが動くのは地域経済にもプラスになる。スポンサー等から違う地域にも広げていける。つなげる仕組み、儲かる仕組み等のアイディア・知恵をJリーグがアドバイスしたらどうか。
→鈴木本部長はクラブでやって欲しいと言われていました。自分が同じポジションでもそう思うでしょう。でも、やらないところは永久にやらない、だから上部組織で尻を叩くしか無い。(この辺りで投稿しました)

・世界で一番地域を愛するリーグ(クラブ)になりたい。地域から愛されて当然という上から目線ではなく、まずリーグ(クラブ)が地域を愛すべき。
・「シャレンアドバイザー」はどうか。
・Jリーグのコアはシャレン。
・ポストコロナは各地域が自分達で考えるべき。地域を作っていくべき。中央から分散していき、自分達で力を発揮しなければならない。
・サッカーというコンテンツを強くしながら、サッカーとシャレンは両輪。
・ファン・サポーターはズケズケと入って関わって欲しい。
   
 とこんな感じでした。鈴木本部長の話の中でたまげた話が出ました。出身のJ1川崎の話ですが、何とホームタウン担当とか「ホームタウン」が付く部署が無いとの事。昔はあったが、それ以外の社員が意識しなくなるので無くしたそうです。すごい、川崎さん。この話が一番インパクトありました。そんな川崎さんの価値観が先導するJリーグシャレンに対して、昨日安心感を持ちました。これなら大丈夫と。時間はかかっても、いつかJリーグ56クラブがすべて川崎フロンターレのようなJクラブになると確信しました。

 当ブログもチャットに投稿しようか迷っていましたが、藤沢(久美)理事が「Jリーグとしても何か動くべき」という発言を聞いて、急いで書き込みました。1つは社会貢献ボランティアの管理派遣。これは主に災害ボランティアです。もう1つは商店街・商店の振興活動。直接、理事の皆さんの目に触れられたのは大きかったですね。
 一番うれしかったのが、鈴木本部長が元J1川崎の社員という点。これはつまり、Jリーグシャレンのベースが川崎さんという事で、当ブログとしても望ましい姿でした。米田理事が突如退任されて、何か雰囲気が変わった、社会連携が社会貢献化していないか?と不安に思っていたので。何となく(勝手に認識)わかりました。シャレンが弱体化したのではなく、一度ハードルを低くしてJリーグ56クラブで横一線に並び、ここから改めてシャレンの道を進み始めるのだと。他のクラブを川崎レベルに上げようとするのではなく、一度川崎さんが目線を一度下げてくれる、そういう印象。とにかく川崎さんと距離感が離れるのではなく、鈴木本部長の存在で、むしろ近づけようとしていると思いました。上手く表現できませんが、そんなイメージです。

 顔ぶれを、この春のJリーグ理事改選名簿を見比べると、結構来ている。というより理事さんばかりだと思いました。全然どんな方かわからないので、それぞれどんな方か今度リスペクト記事にしたいと思います。
 理事同士で見えないところで協議されるよりも、今回のように一部公開している方が、Jリーグ幹部の顔が見えていいと思います。
 最後の15分くらいで、藤沢(久美)理事が質問に一気に回答していき、ちょっと期待しましたが、結局かすらず。質問がたくさん来ていると言われていたので、残念埋もれてしまったと自分で納得するのみ。
 次は今週28日(木)に第5回があり、テーマは「無観客試合」。面白いじゃありませんか。前質問は余り書けないので、前日までに記事で当ブログの見解を述べ、申込時の前質問に「この記事に書いています」とするつもりです。なので、昨日からずっと「無観客試合」について推敲を巡らしています(笑)。
 Jリーグの現役理事に自分の考えを直接聞いてもらう機会はなかなかありません。読者の皆さんも志がある方はぜひ木曜日の第5回に参加しましょう。顔も名前(書きこまない限りは。HNでもいいそうです)も出ませんので。当ブログも「J OKAYAMA管理者」でチャット発言したいと思っています。

 あと、明後日開催される「2020Jリーグシャレン!アウォーズ」のオンラインイベント(J1・F東京版:)ですが、誰でも申し込めるようだったので、申し込みました。時間が微妙なので観れるかな。リアルな現場のシャレン話が聞けるそうです。読者の皆さんもどうぞ。うーむ、やはり長くなってしまった・・・
Jリーグ非公式勝手未来ミーティング公式ツイッター:https://twitter.com/j_future1
  〃              公式note該当ページ:https://note.com/one_field/n/n104459660fd0

Jリーグシャレン公式HP:
https://www.jleague.jp/sharen/
  〃     公式FBページ:https://www.facebook.com/shakairenkeiofficial/
シャレン(Jリーグの社会連携)関連⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200520
    〃                 ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200503
    〃                 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200330

    〃                 ⑩:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200213
    〃                 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200211
    〃                 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200106
    〃                 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190814
    〃                 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190722
    〃                 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190517
    〃                 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190508
    〃                 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190121
    〃                 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190107
    〃                 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180521
#がんばろう日本
 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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