リスペクトコラムです。
当ブログでも大きく注目しているJリーグのシャレン(社会連携)ですが、何と昨日公式サイトが開設されたそうです。早速観に行っていました。インパクトありましたねぇ。かなり昔になりますが、傍士さんの「Jリーグ百年構想がある風景」を初めて観た時の感情を思い出しました。発足25周年を経て、百年構想が大きく蘇ったような感覚です。それでは、シャレン公式サイトを観てみましょう。
【よくある質問】
Q:シャレン!活動案を提案したい時どうすればいいですか?
A:大きく2つの方法があります。 1)考えた企画を応募フォームから提案する 2)「シャレン!キャンプ」に参加してアイデアを提案する いずれの提案についても、6月頃に窓口をオープンする予定です。 提案フォームに従って提案を送信ください。
Q:シャレン!キャンプとは何ですか?
A:「シャレン!キャンプ」とは、シャレン!活動のアイデアをクラブと共に広げ深める場所です。 社会連携本部のコアメンバーも積極的に参加し実現に向けてサポートいたしますので、Jリーグ・Jクラブと連携してみたい方の参加をお待ちしております。 キャパシティの関係で ①企画提案したチーム ②過去のシャレンイベント参加者等でアイデアのある方が優先的に参加できることになりますことを、予めご了承ください。
Q:シャレン!アウォーズとは何ですか?
A:シャレン!活動の中でも、シェアする価値の高い事例を、評価する場です。 2019に企画提案されたもの、および2019クラブのシャレン!活動のうちクラブ推薦されたものを選考のうえ表彰いたします。 2019は初年度につき『チェアマン特別賞』を予定しています。
Q:スローガン「LOVE&CRAZY!」の意味は何ですか?
A:私たちは、スポーツやクラブの力を活用して、地域の活力や笑顔を増やしたくて、Jリーグ規約に定義してまで、本気でホームタウン活動を実施してきました。 これからもそうありたいと思っています。新しくジョインする仲間たち、道を切り拓く人たちにとってチャレンジできる器がJリーグ社会連携プラットフォームでありたいと思っていますし、それが可能な世の中にしていきたいと思います。
でっかい情熱と愛をもって、だれかのために、地域のために思いっきり動くというコアバリューを表現したくて、LOVE&CRAZYとした。
【活動事例】
「クラブが目指す全員参加型の社会の実現 すべての人に体験参加の機会を」
〔テーマ〕 ダイバーシティ(全員参加型)
〔活動主体〕
【川崎フロンターレ】 ピープルデザイン研究所/川崎市 =障がい者にスタジアムで就労を体験する場を創出。
【FC東京】 オリィ研究所/榊原記念病院 =病室から出られない少年に、ロボットを使ったスタジアム観戦体験の疑似体験。
【アルビレックス新潟】 新潟県内の病院/サポーター/新潟大学=入院患者向けの病院ビューイング。
「子どもたちの未来から始まるまちづくり 子どもたちの未来を生みだすというまちづくり」
〔テーマ〕 教育
〔活動主体〕
【セレッソ大阪】 大阪市立図書館/大阪市/カスタマーリレーションテレマーケティング/東洋シール/ナカバヤシ/ヘソプロダクション
=大阪市と包括連携協定を結び、大阪市立図書館と協働で読書推進プロジェクトを実施。
【鹿児島ユナイテッド】 鹿児島ユナイテッドオフィシャルカフェ「ユナはん」/地域の大学生ボランティア
=ホーム試合会場にて、子どもたちが宿題をするブースイベント「スタジアムde宿題」を推進。
大体はこんな内容です。盛り上がってきました、シャレン。こういうのを読むと、「シャレン」が流行りものではなく、これからの25年をつなぐ合言葉である事がよくわかりました。シャレン!キャンプに参加してみたいですね。スローガンのラブ&クレージーというのもいい。違う言い方をすれば「●●バカ」ですね。
最近よく聞く「ダイバーシティ」とは、「全員参加型」という意味なんですね。勉強になりました。活動事例では川崎さんのは前に紹介できていますが、他のはまだですね。そのうちに紹介させていただきます。鹿児島さん出てきましたね。チームの成績はもう一つですが、クラブとしての付加価値の高さは当ブログでも前から評価しております。
今のところのキーワードは「健康」「教育」などが強く、特に病院関係が増えてきた印象があります。また、いずれ紹介しますが、地元J2岡山が8年前に連携協定を結んでいる岡大病院と今年になって初めて、選手による病院訪問を初めて実施しています。何で8年を経て、このタイミングで?と思っていましたが、ひょっとしたらJリーグの最近のそういう動きに合わせて、今回目を向けたのかもしれないと個人的に勝手に想像しています。学校訪問はほとんどのクラブが普通にやっており、病院訪問についても他の多くのクラブ(筆頭は川崎さんのブルーサンタ)が何かしらやっているのに、地元岡山は未だそこには至らないかとずっと思っていました。
最後に一つ。帰り道に自分だったら、シャレンに何が提案できるかをずっと考えていました。一つ思いつきました。それは「商店街振興」です。商店街がJリーグを使って、地域社会と連携するのです。商店街は年々減少しており、社会問題化しております。ただ、当ブログでは三位一体に続く第四の支援者と位置付けており、全国の商店街の蘇生を祈念しております。
例えばの具体的アクションとしては「ハッシュタグラリー」。商店街のお店を回って、指定したハッシュタグをつけて個々のお店について何かレスする。「ここのコロッケは絶品」「ここの大将の親父ギャグは何かウケル」「入口の水槽にウーパールーパーがいます」とか。必ず店主と1枚写真を撮るのがルール。その時店主はJリーグの指定プレート(その下に商店街名と店名明記)を持つこと。●店回ったら、商店街とJリーグからプレゼントがもらえるというもの。米田理事さん、いかがでしょうか?
中には、特定(スタジアム近辺とか)の商店街で地元のJクラブとしがらみ(スポンサードとか)があるため、それ以外の商店街は地元Jクラブに相手にしてもらえないという事例もあるそうですね。それはホームタウンにとって悲しいこと。ならばJリーグが代わりにカバーして盛り上げてあげたらいいと思います。Jリーグが全国の商店街を盛り上げ、全国の「町」を盛り上げる。そして、その商店街のその店々はJリーグやJクラブの情報発信基地となっていき、地域にとってなじみの深い存在となっていくというストーリーです。よし、今度これを提案してみるとしよう。
シャレン(Jリーグの社会連携)関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190508
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190121
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190107
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180521