ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

嬉しいディナー

2015年08月03日 | グルメ

 

この春大学を卒業した長男が働き始めてから、半年が過ぎようとしている。

研修期間を終え、配属も決まり、残業もほとんどなく、毎日7時には帰宅。
残業が当たり前だった自分の頃を振り返ると、なんだか不思議な気分。

とりあえずは人間関係にもそこそこ恵まれ、比較的穏やかな日々を送っているようだ。

そんな彼に、わずかばかりのボーナスが支給された。

そのボーナスで彼はまず、夫と私両方の母、つまり彼の祖母に贈り物を買いに行った。
かつて私たちの銀婚式に贈ってくれたように、江戸切子のグラスを贈ったらしい。

加えて、宮城県に住む私の伯母にも宅配便で送ったようだ。

叔母夫婦には子供がいないので、昔から私や妹たちを我が子のように可愛がってくれ、
息子たちが生まれてからは実の孫のように接してくれた。

息子たちも子供のころは毎夏叔母の家に泊まりに行き、海水浴を楽しんだ。
大学生になってからは、自分の友達を連れて、泊まりに行ったりもしたが、その時も叔母は喜んで迎えてくれた。

伯父が亡くなって今は一人暮らし。
毎夏の楽しみだった海水浴も、海水浴場が津波ですっかり無くなってしまったので、最近は訪れていなかった。

「とっても欲しかったの」と、叔母が喜んで電話をくれた。
テレビの上に飾ってあるという。

私の母も同じことをしていた。
義母は義父の仏壇の前にお供えしてある。

「使ってほしいのに」と長男は言うが、皆、もったいない、と口をそろえる。

心から喜んでくれていることは確かだから、まあ良しとしているようだ。

そして、7月末の夫の誕生日の翌週末、彼は私達家族と、どさくさでまぎれこんだ私の母に、
ディナーをごちそうしてくれた。

新浦安のオリエンタルホテルの中にあるレストラン

たま~に何かのイベントの時に利用するビュッフェ形式のレストランだ。

ディズニーランド客が多いので、そこそこちゃんとしたホテルの割にはリーズナブルで、
服装もカジュアルなので、気軽に行ける

いつもの食事よりもちょっとウキウキしちゃう

ビュッフェのモトをとれるほどの食欲はもうないけれど、夫と次男がそこはカバー。

お腹いっぱいになって、会計に向かう息子の背中がちょっと頼もしい
が、思わず10%OFFになる会員カードを手渡してしまう。

誇らしげに会計を済ませた息子に「ごちそうさまでした」と頭を下げる私達。

わずかなボーナスはほとんど残ってないに違いない。

息子にごちそうになる日が来るなんて、育てて良かった~
と心から思った夜でした








コメント
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