落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

オホーツク海岸より

2017年06月29日 | 散歩・山歩き
6月27日(火) くもり
午前4時ごろ、目が覚める。
車中の即席板張りベッドを片付ける。
忘れにうちにと昨日の日記を記す。

初山別みさき温泉で入浴。
サロベツ原野、海浜の原生花園を見学。
海沿いの県道ひたすら北上する。道路脇にエゾカンゾウ?が一面に咲いており、撮影。
県道105から県道245に入る。
稚内温泉の看板が見えまたしても入浴。
しょっぱいナトリウム泉らしい。露天風呂の下に鹿が数頭クローバーを食べている。恐れることなく共生しているらしい。
納沙布岬は後回しにして
稚内埠頭で車中泊

6月28日(水) 曇
午前3時半、夜明けとともに起床。
関西よりだいぶん夜明けが早いように思う。
利尻島行きフェリー乗り場に行ってみる。
7時15分発にキャンセルが有り乗ることが出来た。
フェリー料金¥13390 稚内ー鷲泊56km。約1時間40分の船旅。
利尻島鷲泊9時過ぎに到着。右回りにまず東に向かって周回することにした。
姫沼。
沓形から林道をたどり終点から見返台園地に登った。
短い距離だが久しぶりの山道に息が切れた。
展望は生憎で、360度の展望があるはずだが利尻山も麓とが辛うじて見えるだけで、上部は雲のなかだ。
下界も霧の中で周囲の樹木のみが黒々と見えている。
しばらく利尻山の雲がとれないかと待ってみたが、海から雲が押しよせまったく見えなかった。
諦めて下山、オタトマリ沼に行った。静かな湿原。シダや水芭蕉が繁茂している。海に近いので海猫の群れが池に飛来していた。
再び海岸線に戻り、奇岩や漁村風景を撮る。
夕方5時頃島の西側に着く。利尻ふれあい温泉に入る。
褐色のナトリウム泉だ。露天風呂に出ると、何もない日本海が一望できる。
沓形岬公園に出る。周回すると1,2台、駐車場に泊まり組がいた。自分は岬の先端に戻り今夜の塒にする。
西は果てしない日本海だが、北側は沓形湾で浜に沿ってポツポツと灯火が瞬いている。
利尻山は麓まで相変わらず厚い雲の中で姿が見られない。
明日に期待。

6月29日(木) 小雨
沓形岬の先端モニュメントの傍。
午前3時起床。30分後には明るくなる。
霧雨で遠くまでは見えない。気温は13度ぐらいか。
夜明けの沓形公園を散策。
西側は灰色の日本海、波は荒くない。
東側、今日も利尻山は見えず。

エンジンをかけ、車内の曇を取るためデフォッガをかける。

鷲泊8:30発、稚内行きフェリーに乗船。
利尻島を後にする。晴れては来たが、利尻山頂は隠れたまま。
稚内10:10着。
宗谷岬からオホーツク海岸へ。
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ではまた・・・