いよいよトランプ米大統領が「北朝鮮制圧」にむけて動き出したという。
2001年911テロ事件でタリバン引き渡しを求めたアフガン戦争、2003年大量破壊兵器疑惑からおきたイラク戦争から十数年経過したが、またしても戦争が起きるのだろうか。
北朝鮮が「在日米軍基地攻撃を意識した訓練」と明言している以上は無視できないのであろう。
2月12日、北朝鮮は日本海にミサイル発射、
3月6日には4発のミサイルを日本海排他的経済水域内(約370km)に撃ち込んだ。
2001年911テロ事件でタリバン引き渡しを求めたアフガン戦争、2003年大量破壊兵器疑惑からおきたイラク戦争から十数年経過したが、またしても戦争が起きるのだろうか。
北朝鮮が「在日米軍基地攻撃を意識した訓練」と明言している以上は無視できないのであろう。
米国vs北朝鮮、月内開戦の緊張 韓国THAAD配備前倒し…核・ミサイル脅威が高度化、加速化「今後2、3週間がヤマ場」 3.9 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/print/20170309/frn1703091130002-c.htm
ドナルド・トランプ米大統領が「北朝鮮制圧」に向けて動き出した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射したことを受け、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を大幅に前倒ししたのだ。
「在日米軍基地打撃」まで公言する北朝鮮に対し、国連安全保障理事会は7日、「重大な決議違反」との非難声明を発表した。正恩氏の異母兄で、暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、ハンソル氏を名乗る男性が「数日前に父親が殺された」と話す動画も投稿された。
現在、米韓合同軍事演習が行われているが、早ければ3月中にも「斬首作戦」「限定空爆」に踏み切る可能性が浮上した。
「北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難する」「安全保障理事会決議違反を続ける北朝鮮は『世界ののけ者』だ」「(THAADは)北朝鮮のミサイルの脅威に対する純粋な防衛システムだ」
ジュネーブ軍縮会議の全体会合で7日、米国代表は北朝鮮を強く批判したうえで、THAADの重要性を説明した。
北朝鮮代表は各国の非難声明に対し、「政治的な動機に基づくもので拒否する」と強調し、米韓の軍事演習こそが北朝鮮の安全保障を危機にさらしていると主張した。完全に感覚がズレているようだ。
正恩氏が君臨する北朝鮮は、VXを含めた化学兵器を最大で5000トン保有していると推定(韓国の国防白書)され、核兵器の小型化に成功しているとみられる。日本全土を射程に収めるノドンミサイルを200〜300基も実戦配備し、米国本土まで到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射も警戒されている。
アジアと世界の平和と安定のためには、放置できる存在ではない。
米韓両軍は7日、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備えるため、THAADの韓国配備を開始したと発表した。発射台付き車両などの装備が6日夜、米軍のC17輸送機でソウル南方の米軍烏山(オサン)基地に到着した。今後、南部の慶尚北道星州郡に展開、早期の配備完了を目指す。聯合ニュースによると、早ければ4月にも実戦運用に入る。
THAADは米軍がミサイル防衛(MD)の一環として運用する地上配備型の迎撃ミサイル。発射台付き車両で高性能の早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)とともに運用する。同レーダーは、1000キロ以上先の物体の動きもとらえることが可能とされる。
米韓は当初、年末までの配備を想定していたが、大幅に前倒しされた。韓国国防省幹部は7日、「北朝鮮の核・ミサイルの脅威が高度化、加速化している」と説明した。
トランプ氏は7日、安倍晋三首相と、韓国大統領代行の黄教安(ファン・ギョアン)首相と相次いで電話会談した。北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて対応を協議したという。
米韓両軍は現在、韓国で合同野外機動訓練「フォールイーグル」を実施している。13日からは、朝鮮半島有事を想定した合同演習「キー・リゾルブ」も開始される。両軍合わせて約30万人が参加する。
昨年に続き、北朝鮮の首脳部、つまり正恩氏の暗殺を意味する「斬首作戦」の訓練も行われる予定だ。国際テロ組織「アルカーイダ」の最高指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者を襲撃・殺害した米海軍の特殊部隊「ネービー・シールズ」や、米陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」、韓国軍の特殊部隊が参加するとみられる。
官邸周辺は「トランプ政権は『オバマ政権の戦略的忍耐政策が、北朝鮮の核・ミサイル開発を放置・進展させ、状況を悪化させた』と認識している。対北朝鮮政策を見直し、武力行使や政権転覆も選択肢に入れた。トランプ氏の決断次第だが『斬首作戦』や『限定空爆』に踏み切る可能性は十分ある。核実験や新たなミサイル発射の兆候もあり、北朝鮮情勢は緊迫している。今後、2、3週間がヤマ場だ」と語る。
米軍が作戦計画を実行に移す場合、その法的根拠は何になるのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「ICBM発射となると、米国にとって重大な軍事的脅威ということで『自衛措置』になるかもしれない。また、朝鮮戦争はあくまで休戦状態だ。仮に、北朝鮮が南進することになれば『国連憲章上の武力攻撃』となり、個別的または集団的自衛権の行使ともいえる。朝鮮戦争で北朝鮮と戦ったのは朝鮮国連軍なので、新たな国連決議がなくてもいいのではないか」という。
ただ、最強の特殊部隊を送り込むにも、複数あるという「地下の秘密部屋」に隠れているとされる正恩氏の居場所を特定するのは困難だ。
潮氏は「4月15日(金日成=キム・イルソン=主席の生誕105周年)など、重要な記念日の式典出席を狙う手もあるが、人民の犠牲が避けられず、米国もやりにくいと思う。やるのであれば軍事施設などに正恩氏が視察するときをピンポイントで狙いたいだろう」と語っている。
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http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/print/20170309/frn1703091130002-c.htm
ドナルド・トランプ米大統領が「北朝鮮制圧」に向けて動き出した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射したことを受け、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を大幅に前倒ししたのだ。
「在日米軍基地打撃」まで公言する北朝鮮に対し、国連安全保障理事会は7日、「重大な決議違反」との非難声明を発表した。正恩氏の異母兄で、暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の息子、ハンソル氏を名乗る男性が「数日前に父親が殺された」と話す動画も投稿された。
現在、米韓合同軍事演習が行われているが、早ければ3月中にも「斬首作戦」「限定空爆」に踏み切る可能性が浮上した。
「北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難する」「安全保障理事会決議違反を続ける北朝鮮は『世界ののけ者』だ」「(THAADは)北朝鮮のミサイルの脅威に対する純粋な防衛システムだ」
ジュネーブ軍縮会議の全体会合で7日、米国代表は北朝鮮を強く批判したうえで、THAADの重要性を説明した。
北朝鮮代表は各国の非難声明に対し、「政治的な動機に基づくもので拒否する」と強調し、米韓の軍事演習こそが北朝鮮の安全保障を危機にさらしていると主張した。完全に感覚がズレているようだ。
正恩氏が君臨する北朝鮮は、VXを含めた化学兵器を最大で5000トン保有していると推定(韓国の国防白書)され、核兵器の小型化に成功しているとみられる。日本全土を射程に収めるノドンミサイルを200〜300基も実戦配備し、米国本土まで到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射も警戒されている。
アジアと世界の平和と安定のためには、放置できる存在ではない。
米韓両軍は7日、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備えるため、THAADの韓国配備を開始したと発表した。発射台付き車両などの装備が6日夜、米軍のC17輸送機でソウル南方の米軍烏山(オサン)基地に到着した。今後、南部の慶尚北道星州郡に展開、早期の配備完了を目指す。聯合ニュースによると、早ければ4月にも実戦運用に入る。
THAADは米軍がミサイル防衛(MD)の一環として運用する地上配備型の迎撃ミサイル。発射台付き車両で高性能の早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)とともに運用する。同レーダーは、1000キロ以上先の物体の動きもとらえることが可能とされる。
米韓は当初、年末までの配備を想定していたが、大幅に前倒しされた。韓国国防省幹部は7日、「北朝鮮の核・ミサイルの脅威が高度化、加速化している」と説明した。
トランプ氏は7日、安倍晋三首相と、韓国大統領代行の黄教安(ファン・ギョアン)首相と相次いで電話会談した。北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて対応を協議したという。
米韓両軍は現在、韓国で合同野外機動訓練「フォールイーグル」を実施している。13日からは、朝鮮半島有事を想定した合同演習「キー・リゾルブ」も開始される。両軍合わせて約30万人が参加する。
昨年に続き、北朝鮮の首脳部、つまり正恩氏の暗殺を意味する「斬首作戦」の訓練も行われる予定だ。国際テロ組織「アルカーイダ」の最高指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者を襲撃・殺害した米海軍の特殊部隊「ネービー・シールズ」や、米陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」、韓国軍の特殊部隊が参加するとみられる。
官邸周辺は「トランプ政権は『オバマ政権の戦略的忍耐政策が、北朝鮮の核・ミサイル開発を放置・進展させ、状況を悪化させた』と認識している。対北朝鮮政策を見直し、武力行使や政権転覆も選択肢に入れた。トランプ氏の決断次第だが『斬首作戦』や『限定空爆』に踏み切る可能性は十分ある。核実験や新たなミサイル発射の兆候もあり、北朝鮮情勢は緊迫している。今後、2、3週間がヤマ場だ」と語る。
米軍が作戦計画を実行に移す場合、その法的根拠は何になるのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「ICBM発射となると、米国にとって重大な軍事的脅威ということで『自衛措置』になるかもしれない。また、朝鮮戦争はあくまで休戦状態だ。仮に、北朝鮮が南進することになれば『国連憲章上の武力攻撃』となり、個別的または集団的自衛権の行使ともいえる。朝鮮戦争で北朝鮮と戦ったのは朝鮮国連軍なので、新たな国連決議がなくてもいいのではないか」という。
ただ、最強の特殊部隊を送り込むにも、複数あるという「地下の秘密部屋」に隠れているとされる正恩氏の居場所を特定するのは困難だ。
潮氏は「4月15日(金日成=キム・イルソン=主席の生誕105周年)など、重要な記念日の式典出席を狙う手もあるが、人民の犠牲が避けられず、米国もやりにくいと思う。やるのであれば軍事施設などに正恩氏が視察するときをピンポイントで狙いたいだろう」と語っている。
Copyright © 2017 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.
2月12日、北朝鮮は日本海にミサイル発射、
3月6日には4発のミサイルを日本海排他的経済水域内(約370km)に撃ち込んだ。
北朝鮮「在日米軍を攻撃する部隊がミサイル発射訓練」
3月7日 9時02分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170307/k10010901201000.html
北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、「在日アメリカ軍を攻撃する任務を担う部隊が、弾道ミサイル4発を同時に発射する訓練を行った」と発表しました。北朝鮮が6日午前に日本海に向けて発射した弾道ミサイル4発を指していると見られます。
これは、北朝鮮が日本時間の7日午前6時半ごろ、国営の朝鮮中央通信を通じて発表したもので、それによりますと、「在日アメリカ軍基地を攻撃する任務を担う砲兵部隊が、弾道ミサイルの発射訓練を行った」ということです。
訓練は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いの下で行われ、4発の弾道ミサイルが同時に発射されたとしています。
そのうえで、「合同軍事演習を強行して情勢を核戦争の瀬戸際に追いやっている敵を弾道ミサイルの集中攻撃で報復する意思が、砲兵部隊に沸き起こった」として、今月1日から合同軍事演習を行っている米韓両国をけん制しました。
訓練のあと、キム委員長は「精密化されたミサイルを次々と開発し、質、量ともに強化するための課題を示した」ということで、核・ミサイル開発をさらに推し進める姿勢を強調しました。
訓練が行われた日時や場所は明らかにされていませんが、北朝鮮は6日午前、北西部ピョンアン(平安)北道のトンチャンリ(東倉里)付近から日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射し、このうち3発が発射地点から東におよそ1000キロ離れた日本の排他的経済水域に落下していて、発表は、これらのミサイルを指していると見られます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170307/k10010901201000.html
北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、「在日アメリカ軍を攻撃する任務を担う部隊が、弾道ミサイル4発を同時に発射する訓練を行った」と発表しました。北朝鮮が6日午前に日本海に向けて発射した弾道ミサイル4発を指していると見られます。
これは、北朝鮮が日本時間の7日午前6時半ごろ、国営の朝鮮中央通信を通じて発表したもので、それによりますと、「在日アメリカ軍基地を攻撃する任務を担う砲兵部隊が、弾道ミサイルの発射訓練を行った」ということです。
訓練は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いの下で行われ、4発の弾道ミサイルが同時に発射されたとしています。
そのうえで、「合同軍事演習を強行して情勢を核戦争の瀬戸際に追いやっている敵を弾道ミサイルの集中攻撃で報復する意思が、砲兵部隊に沸き起こった」として、今月1日から合同軍事演習を行っている米韓両国をけん制しました。
訓練のあと、キム委員長は「精密化されたミサイルを次々と開発し、質、量ともに強化するための課題を示した」ということで、核・ミサイル開発をさらに推し進める姿勢を強調しました。
訓練が行われた日時や場所は明らかにされていませんが、北朝鮮は6日午前、北西部ピョンアン(平安)北道のトンチャンリ(東倉里)付近から日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射し、このうち3発が発射地点から東におよそ1000キロ離れた日本の排他的経済水域に落下していて、発表は、これらのミサイルを指していると見られます。
北朝鮮による弾道ミサイル発射事案を受けた日米共同記者発表 平成29年2月11日(現地時間)
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0211usa.html
【安倍総理発言】
今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できません。北朝鮮は国連決議を完全に遵守すべきです。
先ほど、トランプ大統領との首脳会談において、米国は常に100%日本と共にあるということを明言されました。そしてその意思を示すために、今、私の隣に立っておられます。
私とトランプ大統領は、日米同盟を更に緊密化し、そして強化していくことで完全に一致しました。
私からは以上です。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0211usa.html
【安倍総理発言】
今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できません。北朝鮮は国連決議を完全に遵守すべきです。
先ほど、トランプ大統領との首脳会談において、米国は常に100%日本と共にあるということを明言されました。そしてその意思を示すために、今、私の隣に立っておられます。
私とトランプ大統領は、日米同盟を更に緊密化し、そして強化していくことで完全に一致しました。
私からは以上です。