資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

乗馬5級だと参加できるかな、葵祭

2015年05月16日 | その他

 昨日は京都の葵祭(あおい祭り)を見る。早朝、奈良から京都へ、そして御所の指定席に陣取る。この指定席、今は埼玉のコンビニからでも取れるが、すぐ一杯になってしまう。昼の下賀茂神社の席を取ろうとしたが、予約開始日当日にもう一杯で、朝早い御所になった。

 この行列、御所を出発して、下賀茂神社、上賀茂神社を巡る。平安時代から続いている祭りだ。行列は皆、頭に葵の葉っぱを飾っている。数百人の行列だ。馬もかなりの数。メインは何といっても斎王代。今回は京都出身の東京在住の女性だそうだ。

 馬が時々いうことを聞かなくなり、その都度行列が止まる。馬の操縦ができると私もこの行列に加われるかな、いや、やっぱり地元の方優先だろうね。実は、私、月末から、乗馬を始める。乗馬5級に挑戦するのだ。

 準備中、まだ観客は少ない

 

 

 

 これがメインの斎王代

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世界遺産で世界遺産検定をやったそうな

2015年05月15日 | 地理・歴史系資格とその活用
天平の甍 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

 昨日は久しぶりに奈良へ。唐招提寺と薬師寺へお参り。唐招提寺は、鑑真のお寺。鑑真は唐のトップクスのお坊さん。日本の留学生が、日本へ招聘したが、なかなかたどり着けず、5回目にやっと日本に渡航できた。先日読んだ、天平の甍に詳しい。唐招提寺は、奈良時代そのものの造りだ。奈良の匂いがする。
   唐招提寺を門前から

  唐招提寺金堂 

 唐招提寺から10分ほど歩くと、薬師寺。こちらは団体バスで二度ほど訪れたことがある。五重塔は一方は修理中。すっぽり囲いに覆われている。お坊さんの説法が面白い。修学旅行生が熱心に聴いていたが、私も後ろから聴いていると、引き込まれる。
  こちらの塔はしっかり立っている

 修理中の五重塔

 昨年、この寺で、世界遺産検定が行われたそうだ。世界遺産で世界遺産検定とは、面白い組合せだ。途中、どしゃ降りになってきたため、早々に駅へ。そしてホテルにで休憩。明日は、京都。葵祭(あおいまつり)と苔寺である。

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定年後のリアルって本当かね?

2015年05月14日 | その他
文庫 定年後のリアル (草思社文庫)
クリエーター情報なし
草思社

 標記の書籍を読む。この本のエッセンスは、「定年後はお金、生きがい、健康を心配する。そしてそれは他人に聞くべきことではない。好きなように生きよう。好きでなくても今の生活しかないからそれで生きよう、お金がないならその範囲で生活しよう。」ということである。記述は正確ではないがこんな感じだ。

 この考えはこの書籍の著者のリアルだから、まあこんな方もいらっしゃるのかな、いや、定年を迎える人の多くが何も考えない人なのか、いやこんな方は少数で定年後を心配して準備している人が多くなのか、は分からない。

 私は少なくとも違った。第一の仕事では、社内の顔色を見て、根回しもやって、夜の酒場まで仕事をした。いやなお客さんにも、とにかく頭を下げて仕事をしないといけない。第二の仕事は自分の好きな仕事をしよう、と。

 定年後のお金に関してはFPのシミュレーションを行ってた。そして必要なカネ、使っていいカネ、を出している。また、第二の仕事は生きがいを持った仕事にしよう。いつかは会社にして(昨年会社にした)経営計画も立てて、70歳頃までは、好きなことして働こう。サラリーマン時代は十分にできなかった健康管理も十分に。

 というふうに考えて、実行してきた。おかげで、資格数も350を超え、マスコミともお付き合いが出来、本も10冊書き、講師業や診断士業も徐々に増え、70歳まで健康なら働こうという下地ができつつある。ストレスも少ない、何より愚痴をこぼさなくなった。

 どうせ定年後を迎え、自分で選択して、第二の仕事ができるんだから、今から準備しておくべきと思うが、私の考えは少数派かな。読者の皆さんはどうだろう。

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三大管理とは

2015年05月13日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 最近のこんなニュースから。韓国のピョンチャンオリンピックの準備が遅れている。なんでもジャンプ台が検査不合格になって、大幅な手直しが必要という。そして遅れ気味の工事をオリンピックに間に合わせるには、さらにコストがかかるという。

 文章は正確ではないが、こんな意味の記事だったと思う。さて、ものつくりには、三大管理というのがある。コスト管理(原価管理)、工程管理、品質管理の3つである。そしてこの3つは各々関連がある。

 検査不合格の施設を改修するのは、コストをかけて品質を上げるもので、コストと品質は正比例の関係だ。また、工程と品質の関係も、急いで作るとやっつけ仕事になり品質は落ち、ゆっくり作ると丁寧な仕事で、品質は良くなる。これもすぐわかる。

 問題は、工程とコストの関係だ。一般に、工程を遅くすると、コストはかかる。期間が長いため、固定費がかかるためだ。そして工程を早くすると、一定の速度までは、コストはだんだん安くなる。ところが、急ぎ過ぎると、工程間がバッティングしたり、調整したり、さらには時間外の賃金が必要になったりして、逆にコストがかかる。つまり、経済速度というのがある。先の韓国の記事は、経験的にわかっている人が書いた、あるいはわかっている人から聞いたことを書いたものだろう。

 さて、このコスト・工程・品質の関係を一般化すると下図のようになる。これは実は土木施工管理技士の問題なのである。資格試験も時には役立つこともあるね。

 

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新聞1/3ページ分の広告を出す

2015年05月12日 | ガス主任技術者資格とその活用

      

昨日の業界紙、ガスエネルギー新聞に私の広告が掲載された。1頁の下1/3位の大きさだ。連休前に新聞社と何度も打合せして、作成したものだ。

 右が出版社である三恵社さんの書籍の広告、私の出版した三冊の広告だ。そして左が、私のアップウエルサポート合同会社の広告。企業研修とガス主任セミナー、ネット講座の広告である。

 昨日は、日本ガス機器検査協会の「平成27年度ガス主任技術者試験のお知らせ」、日本ガス協会の「試験テキスト」の広告、ほかに関西ビジネスインフォメーション㈱、京葉ガス㈱さんの広告と、まさにガス主任試験特集である。

 さて、少しでも売り上げが上がるといいが・・

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伝説の広告

2015年05月11日 | 診断士活動(マスターコース)
エンデュアランス号漂流記 (中公文庫BIBLIO)
クリエーター情報なし
中央公論新社

 昨日の中小企業診断士の学校、プロ講師養成講座は、午前が、モチベーションマネジメント、動機付けの学習。「伝説の広告」というのがある。診断士になってから、人は金銭だけでは動かないという例えで何度も聞いた。昨日のプロ講師養成講座でも出てきた。ちと、小さい字だが、読んで戴きたい。
  

 求む男子、至難の旅、僅かな報酬、極寒、暗黒の長い日々、絶えざる危険、生還の保証なし、成功の暁には名誉と称賛を得る。アーネスト・シャクルトン

 第1次世界対戦のちょっと前の広告だが、世界中から5千人もの人が応募してきたそうだ。まさに人は金銭だけでは動かない。そして、探検に出て漂流してしまう。第一次世界大戦が勃発したため、救助が来ない。その漂流記が、上にある本である。さっそくAmazonで注文、本日自宅に届くらしい。とにかく早い。

 午後は、3名の研修商品のプレゼン。目標管理、ロジカルシンキングとラレラルシンキング、最後は私と一緒に書籍を書いたW氏のチームビルディング。彼の研修商品はインプロという即興劇を取り入れたもので、これが実に面白い。私の研修の一環として彼に研修を頼もうかと考えている。

 

 最後は打ち上げで、居酒屋に行ったが、野菜サラダがまたバカでかい。この講座も11回目、6月が最終回だ。ちょっと名残惜しい。

 

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猿、兎、蛙が躍る鳥獣戯画

2015年05月10日 | 地理・歴史系資格とその活用

 昨日の続き、鳥獣戯画展。鳥獣戯画は京都高山寺の至宝だ。高山寺は二度ほど行ったことがあるが、鳥獣戯画はレプリカである。本物は長く修復中だったが、昨年京都国立博物館で展覧会があった。それに続く特別展だ。この絵は平安時代の作品、けどなぜこれが書かれたかなどは分かっていない。日本史上最も人気のある絵の一つだ。

 

 待ち時間は、GW明けにもかかわらず、なんと3時間。今までで最長の待ちである。もっと長い待ち時間もあったが、そのときはあっさりあきらめていた。今度は、これを見に来たのだからそうはいかない。見終わって出たときの待ち時間は、2時間程だったから、夕方は狙い目だ。

 鳥獣戯画は、甲、乙、丙、丁それぞれ巻があるが、鳥獣戯画は甲巻だ。従って会場が分かれているが、甲巻の待ち行列が圧倒的。長い待ち時間はかなり工夫がされている。ツイッターで、10分ごとに待ち時間が発表される。鳥獣戯画パズルやスマホアプリで戯画のキャラクターが躍り出すサービスも登場し、退屈を紛らしてくれる。

 そしてホンモノに近づく。展示会は前半、後半の期間に分かれていて、鳥獣戯画も半分ずつ展示されている。残りの半分はパネル写真だ。そばで見ると、パネル写真とホンモノは全く違う。ホンモノは照明のせいか、写真より色がついていて、筆のタッチがクッキリとしている。こちらにWEB絵巻があります。

 

 ところで、この鳥獣戯画は、著作権はとっくに切れている。ということはこの絵、自由に使っていいということか。ユーモラスな絵だがら、パワポのワンポイントなどにいいかもしれない。今度使って見て、反応を見よう。

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礫石器からソーラーランプまで

2015年05月09日 | 地理・歴史系資格とその活用

 連休明けに上野へ。大英博物館展と鳥獣戯画展を見に行く。まずは、午前中の大英博物館展。

 

 大英博物館の展示物がちょうど100点来ている。一番古いのは、タンザニアの渓谷で発見された礫石器、なんと200万年前の人類最古の時代のもの。一番最後は、中国のソーラーランプと充電器、2010年のもの、最近だ。なんでこれが大英博物館に所蔵されているかわからない。その二つ手前には、UAEのクレジットカード(2009年)も展示されている、なんだこりゃ。

 展示の最初は、大英らしく古代エジプトのひつぎ。そして私が一番と思ったのは、「ウルのスタンダード」。この場合、スタンダードとは、軍旗を指す。写真はお土産に購入したクリアファイルなんだが、紫色の箱に、白っぽい貝などの材料で人や動物の絵が細工されている。紀元前2,500年頃のイラクのものだ。もう4,500年経過しているが、美しい。何の箱かは、実はよく分かっていない。

 

 ロゼッタストーンも展示されていたが、これは残念ながらレプリカ。私、実は大英博物館に行ったときにロゼッタストーンを見ている。レプリカのお土産も買った。そういえば、大英博物館は思い出がある。入館は今でも無料らしい。マルクスの資本論を書いた机、世界史で出てきたマグナカルタ、ロゼッタストーン、ラムセス2世像、ハリーポッターに出てきたルイスのチェス駒、ライオンハントのレリーフ、パルテノン神殿の彫刻など1日ではとても見切れなくて、2日間か通った記憶がある。大英博物館を思い出した展示会であった。午後の鳥獣戯画は明日に続く。

 

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新人が社長にプレゼンテーション

2015年05月08日 | 執筆・講演・診断

   

 私は、中小企業診断士として、ある中小企業さんの新人研修を担当している。1か月間の研修を終えて、昨日は研修成果発表会を開催した。これは、1か月間の研修や実習で覚えたこと、感想、決意などを、パワポを使って社長ほか経営幹部にプレゼンテーションし、質疑を受ける。このしくみは私が3年前に提案して実現したものだ。社長ほか経営幹部に対して、新入社員が自分の意見を発表する。大企業ならありえない、中小企業の有利さを活かしたしくみだ。

 今年は、研修一日に付き1回は必ず講師に質問すること、自己紹介を含めてプレゼンテーションの演習などもやったためか、皆元気が良く、各講師にも評判が良かった。

 発表会が終了して、皆、配属先へ散って行った。これから約40年、長いサラリーマン生活が待っている。今の新人は平均して3年で3割辞めると聞いている。つらいことがあっても、今日の決意を思い出して、石の上にも3年、頑張れよ!

 

 

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相変わらず企業不祥事が

2015年05月07日 | その他ビジネス系資格とその活用
ビジネスコンプライアンス検定 初級完全対策
クリエーター情報なし
自由国民社

 某ゴム会社の部材が耐震性能が劣るということが話題になった。この会社以前にもコンプライアンスに問題があった会社だという。社内で問題が発覚してからも納品を続けたという。専門的で一部の専門性の高い社員しかわからなかったという。この会社の幹部、いったい何をしていたんだろうね。このクラスの問題は会社継続の危機レベルだ。会社がなくなってしまうかもしれないという重大な問題だ。サラリーマン生活の長い筆者の経験からるすると、会社幹部が知らなかったななんて、信じられないがね。

 私の最近の研修では、コンプライアンスもテーマとして、取り入れている。ネットのニュースなどで業界のコンプイアンスを調べていて気がついたことがある。それは「子会社・下請け」と「補助金」だ。このキーワードに引っかかるコンプライアンスが多い。会社本体は、教育などがしっかりしてきたから大きなコンプライアンス危機は起きないが、子会社や下請けに発生している。眼が届かないといっていいんだろうか。もう一つは、補助金。仕事柄役所に関連した仕事が多いのか、このキーワードも引っかかる。  

 さて、資格の方だが、私はコンプラ関係では3つの資格を持ってる。ビジネスコンプライアンス検定認定コンプライアンスマネジャー(資格名も主催団体名も私の取得当時とは変わっている、類似資格が多いため注意)、そしてサスティナブルCSR検定だ。これらの資格、希少性による価値はともかく、コンプライアンス能力の向上には役に立つ資格ですよ。

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温泉検定2級に合格

2015年05月06日 | 登山&自然系資格とその活用

 先日受験した、温泉検定2級の採点結果が戻ってきた。採点結果は90点。つまり90問/100問の正解であった。この試験、以前にも書いた通り、カンニングのできる試験である。それでも10問間違えるんだから、やっぱり難しい問題だった。まあ、たまにはこんな試験もいいね。

 それにしても温泉ソムリエに、温泉ソムリエ検定、温泉検定3級、2級と、温泉の検定がヤケに多くなってきたな。別に計画的に取っているんじゃないが、なんとなくそうなってしまった。温泉が好きなんだろうな。これで353個目だ。

  

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リスクマネジメントから見る原発差し止め

2015年05月05日 | その他ビジネス系資格とその活用

 先頃、原子力発電所の稼働の差し止めが決まった。関西電力の発電所で、福井の裁判所の決定だ。もう一つ九州の発電所の方は、差し止めはされなかった。自身の思想信条などによって、評価はさまざまだろうが、私は資格マニア、リスクマネジメントの手法で考察してみた。
  

  上図は、ファイナンシャルプランナー(AFP)の学習時に出てくる、リスクとその対策の考え方だ。リスクをその「発生頻度」と「発生時の影響の大きさ」の2軸で分類する。そして発生頻度も影響も大きいものは「①回避」、回避とはそのやり方はとらない、止める。どちらかが大きく、どちらかが小さいものは「②③低減又は代替」、低減とは、対策を取る、代替とはたとえば保険をかけておくことだ。そして発生頻度も発生時の影響も小さいものは、「④保有」、つまりその程度のリスクは起きた時に対応する。そんなことまで事前対策しない、というものだ。

 リスクの経済合理性を考えた手法だ。事実、私は、企業研修にこのメニューを取り入れて、受講者の職場のリスクマネジメントを研修している。

 さて、原発の差し止めだが、どこに入るだろうか。発生頻度も影響も大きいなら「①回避」である。回避の対策は、東日本大震災級の地震が毎年起こるなら、人間が海外に移住するか、起きても人間に影響のない設備しか認めないというものだ。

 原発事故は、発生時の影響は大きいだろうが、発生頻度は小さい、東日本大震災は数百年に一度というからね。②である。従って低減策や代替策を取るべきだ。交通事故の場合、物損・傷害は頻度は多く、影響は小さいから、③、死亡事故は、頻度は少なく、影響が大きいから、これも②となる。

 この手法に当てはめてみると、原発の審査をした裁判官は、発生頻度も、影響も大きいとみて①とした、としか考えれらない。こりゃ間違っているね。後は裁判官の信念がどうなっているかだが、こちらは計り知れない。早く再稼働をして輸入コストを下げて、そのお金で原発廃炉費用の研究に当ててほしいね。

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この本、神社検定にピッタリ!

2015年05月04日 | おもしろ資格とその活用
読めば読むほど面白い『古事記』75の神社と神様の物語 (王様文庫)
クリエーター情報なし
三笠書房

 この文庫本を読んでいて、どっかで読んだことがあるなと感じていた。神社検定のテキストである。神社検定は今も実施されているが、テキストは「神社のいろは」と「神話のおへそ」だ。

 「神社のイロハ」の方は、普通のテキストなんだが、「神話のおへそ」の方は、日本神話が長々と書かれていて、それがまた読みづらい。○○○ノミコトとか難しい漢字で、しかも登場人物が大勢出てきて、とても覚えきれなかった記憶がある。しかし第1回の検定は見事合格、それ以来、ご無沙汰している。

 先日読んだこの本、古事記の上巻が神様が出てくる神話なんだが、この上巻について、要領よく、わかりやすく、そして、区切りで、神社が出てくる。神社はほとんどが、○○○ノミコトを祭っている、しかし、その○○○ノミコトが誰なんだがさっぱりわからなかったんだが、この本でいくらか理解できた。本書は、神話から神社に祭られてる神様をリンクさせて紹介しているからわかりやすい。

 本書の神話は、イザナキ・イザナミから始まって、アマテラス・スサノオ姉弟、天の岩屋騒動とオロチ退治、大国主のうさぎと国譲り、ニニギの天孫降臨、ウミサチヒコとヤマサチヒコ、神武東征とヤマトタケル、と続き、何となく聞いたことがある内容だ。またこの時代の神様は皆、長生きで、百数十年生きたというのが普通だ。(古事記の、神話の中での話です)

 そして、この神話に対応して、イザナキ・イザナミを祭るのは、滋賀県にある多賀大社。時代はググッと下って、神話時代の最後のヤマトタケルを祭っているのは、熱田神宮だ。熱田神宮は、ヤマトタケルの草薙の剣が主祭神だ。

 ほかに、須佐神社、氷川神社、猿田彦神社、霧島神宮、鵜戸神宮、八咫烏神社など75の神社の起源祭神が解説されている。そうか、日本神話(古事記)のここの時代の神様のことか、とよくわかる。

 この文庫本、神社検定の参考書にちょうどいい内容です。今度受験する方、安くて分かりやすい本ですよ!

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今なら旬だよ、日本遺産検定

2015年05月03日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 先月、日本遺産というのが選定された。日本の各地方のストーリーのある文化遺産などが選定されたようだ。私の田舎の北陸は3か所も選定されている。

 この日本遺産、検定はないか調べたが、まだないようだ。今ならこの検定、作ると旬ですよ!ニッパンさんほか関係者の方たち。

 

 上図は、12番目の日本遺産。二年前に行った鳥取県は三朝温泉近くにある、三朝温泉の温泉街には、ここの写真集などがあって、いつか行きたいと思った場所だ。国宝投入堂、日本一危険な国宝だそうだ。行ってみたいね。(図は、いずれもウィキペディア日本遺産 最終更新 2015年4月29日 (水) 10:17より)

 

 

 

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これは面白い、仏像に恋して

2015年05月02日 | 地理・歴史系資格とその活用
仏像に恋して (中経の文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/中経出版

 女性が書いた仏像本である。コミックになっていて、読みやすく、なかなか面白い。著者の体験から、著名な仏像がほとんど紹介されている。東寺、清凉寺、六波羅蜜寺、東大寺、興福寺、中尊寺、鎌倉大仏、最後はタイのアユタヤまで載っている。

 仏像は、素人にはとっつきにくい。興味を持って拝観するにも、仏像の種類も多く、姿勢や持ち物、材質、複数の仏像の配置、時代背景など結構な知識も要求される。

  私は、東寺の仏像群は二度訪問、ここは国宝の数も多く、圧倒される。清凉寺も昨年訪れた。意外な仏様だった。東大寺や興福寺ももちろん、隣の奈良国立博物館もいい。ただ興福寺の阿修羅像は人が一杯で入れなかった。後日、東京の展覧会で並んで拝観したが。後はタイへは行ってない。

 仏像と言えば、かなり昔に古社寺仏像鑑定修士という資格を取った。これはどこかの会社の通信教育を受講して、修了すれば取れるものだ。学習中は結構面白かった、と記憶している。ネットで検索したがもう出て来ない。

 もうひとつ、数年前に日本仏像検定というのがあった。東日本大震災で一度中止になり、二度目に受験だが、残念ながら不合格。その後は実施されていないため、検定は未取得のままだ。またやってくれないかなあ、ニッパンさんお願いしますよ。

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