資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

BCP継続研修は震災時企業の地域貢献

2015年01月29日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 私の場合、資格の更新は、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー、BCP事業継続管理者、販売士についてやっている。これ以上は増やさないつもりだ。

 そしてそのBCP事業継続主任管理者の継続研修に参加した。この資格も更新制度があり、年に2回、終日の継続研修がある。私は昨年に続いて2回目の参加だ。

 内容は、講演が2本、ワークショップが3時間。新御茶の水の中央大学だ。講演は、「地域貢献、地域との連携」、もう一つは「レジリエンスとBCM」、そしてワークショップは、「10年後のBCP」。

 地域貢献の話は東日本大震災で、企業が何をしたか、が興味があった。上場企業100社中、人材派遣、金銭支援、物資提供のうち、一つ以上実施した企業が90社、すなわちほとんどの企業が何等かの社会貢献を実施している。幾つか実施例も話された。資生堂尾ビューティーコンサルタントの避難所巡回、富士写真フィルムの写真洗浄(これ聴いたことがある)、味の素の健康・栄養セミナーなど。これらは「震災と企業の社会性・CSR」という書籍に出ているらしい。

 ワークショップは、BCPが日本に導入されてから10年、それなりに企業も進歩した。次の10年でどうなっているか、という課題。皆、空気のような存在になっているんじゃないかという意見。

 ファシリテーターからは、経営者に寄り添ったBCPを考えろ、という。グループ内のワークで、中小企業診断士からひと言というから、私が中小企業の経営戦略ととBCPの関係をSWOT分析で話したら、皆ぽかんとしていた。そうか、BCPの資格者は、企業経営はわからないらしい。1時間半の議論と1時間半の発表・質疑。抽選でリーダー・発表者が決めれてたが、当たった人は大変なようだ。私は弥陀くじ、一つだけずれて、助かった。

 この研修会、事業継続の知識補充にはちょうど良い研修会であった。これで資格も更新できた。

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