資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

W杯で岡田監督が取った組織開発とは

2015年01月07日 | 中小企業診断士資格とその活用
組織開発ハンドブック―組織を健全かつ強固にする4つの視点
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

 今年の中小企業診断士の理論研修で「組織開発」のさわりを学んだ。さらに学習するため上記の書籍を購入、ようやく読み終えた。

 第1章は、組織開発とは何か、第2章は架空の会社の悪い事例、第3章はベストプラクティス、そして第4章はいろいろな組織開発の手法である。

 そして開発のテーマは・ツールは、リーダーシップ、ビジョン、コーチング、チーム、ファシリテーション、バーチャルチーム、変化、コンフリクト、モチベーション・・と数多い。

 チームの項が印象に残る。チームはメンバリングとチームビルディングが必要だが、チーム目標や方針、コミュニケーションなど問題も多い。ワールドカップの岡田監督のチームビルディングも一例として登場する。

 アジア予選と本大会では、目標が一致せず苦労したそうだ。予選では、本大会出場が全員の目標だった。しかし、本大会では共通の目標がなく、バラバラの状態だった。そこで岡田監督は、本大会の途中で、1勝1敗1引き分けという新しい目標を設定して、チームビルディングをしたという。なるほど、そんなのが組織開発になるんだ。

 そういえば、私もサラリーマン時代、何度が組織開発に参加した。「サッカープラン」とか「イキイキライフ21」とか、へんてこな名前をつけて組織活性化運動をやった。もっとも「効率化」がメインだったようだが。退職前の最後の時期には、部門コーチングを大々的に研修した。あれも組織開発だったんだろう。

 しかし、この組織開発、幅が広すぎて、そのまま自分のコンサルタント業にするには、ちと厳しいな。

コメント
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