資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

マクドナルドの歯

2015年01月10日 | ビジネス・経済

 マクドナルドでナゲットに異物が混入していたというニュースが流れた。青いビニールのようなものらしい。製造中の衣服が青いからその一部かもしれないという。それに派生して、しばらく前に、歯、差し歯?が混入していたそうだ。お店は、お客さんに謝罪して原因を探したが、不明だったという。青いビニールはともかく、自分の歯が抜けて、わからない人はいない。従業員の歯だとすると、本人は必ずわかっているはずだ。しかし調査の結果は不明だったという。

 これは何を意味するか。私の推測はこうだ。マ社のこのお店では、上司は、普段から、効率を上げろ、ミスするな、と従業員に指示をしていた。従業員はそれを聞いてミスしないようにしていた。しかし、不注意でミス、歯を混入させてしまった。この時、従業員はどうするか?上司はミスするな、と言っているため、ミスを報告できないのである。そして黙って時の過ぎるのを待った。しばらくして事件が発覚したが、従業員は通り過ぎるのを待った。マ社といえば、名ばかり管理職のマクドナルド事件が有名である。従業員の動機付けより、会社の利益を上げるのに熱心である。この事件以来、会社の雰囲気がどうなっているかはわからないが。

 この会社の対策は何か、それは従業員に、「ミスしたら、小さなことでもいいから、すぐに上司に報告せよ!」である。それをミーティングなどで徹底することである。こうすればミスした従業員の責任は半分になる。残りの半分は上司に移る。従業員は後日処分を受けるかもしれないが、気持ちは一人で抱えているときに比べて、ずっと楽になる。この対策は別に新しいものではない。要は、その会社の文化としているかどうかである。

 以上は、私の推定だから、外れているかもしれない。マ社はもっと進んでいるかもしれない。しかし、この対応、実は私がサラリーマン時代に類似のことを体験したためである。私の体験はまた時効じゃないからお話しできないが、体験から来る対策が上記である。この事件、まだまだ先がありそうだ。

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