以前からこの本の著者、尼崎の町医者、長尾和宏さんのことは知っていた。でもじっくり読むのは初めてだ。4百頁もあるが2日で読み終わった。何回かに分けて感想を書こう。この本は、日記・ブログである、期間は2021年8月~2022年5月、2冊目だ。
長尾さんは町医者、ご自身の診断・治療の経験からコロナは、「早期診断・即治療」だ。現在の2類で保健所を通すから、即治療ができず、状態は悪化する。5類でどの医者も診れるようにすれば、即解決する、人災だという。これはもう知っていた。
この本の後半では、ワクチン後遺症の患者が多くなっていることが書かれている。因果関係は定かでないが、ワクチン接種後、かなりの方が亡くなっているそうだ。厚労省は、死亡とワクチンとの因果関係はわからない、としているが、遺族は納得できないらしい。
後遺症に苦しむ人を見放す医者もいるそうだ。誰も相手にしてくれないので、長尾さんのところに来る。これを見ているのが長尾さんだ。長尾さんの言い分には耳を傾けるべきと思うが。
ワクチンを打った翌日から寝たきりになってしまった人も大勢いるそうだ。知らなかった。私、4回目を打ったが、今振り返ると、大した後遺症もなくてほんとによかったと思う。
ワクチンは、もともと重症化を防ぐためのもの、私のような年寄りは打つメリットは大きい。ただ、最近のデータによると、コロナにかからない効果は、打ってしばらくはあるが、その後はなくなる。従って年寄りを別にすれば、若い方は、ワクチンのメリット<ワクチンのデメリット かもしれない。「かもしれない」のは厚労省がワクチンと後遺症の因果関係がわからないとしているからだ。
若い人は、今のコロナじゃ重症化しないし、死なない、でもワクチン打ったら、即寝たきり、じゃそっちの方が困るだろう、と思うが。
過去に大規模な医療訴訟はいくつもあるが、どれも最初は医者や役所は無視、それが世間をだませなくなって、集団訴訟に発展し、最後は国が負け、補償するというパターンだ。それも決着までに何十年もかかっている。今度もそうならなければいいが・・
長尾さんの本は、感じたテーマを変えて、また書きます。