私の主な仕事は、資格試験の講座だ。企業さんからの依頼で実施しているものが多い。しかし例外的に公募の講座もやっている。ガス主任技術者試験だ。この公募の講座は、スタート時、中間時、そして最後の仕上げ時に、模擬試験を開催する。最後の模擬試験は、私のオリジナル問題だ。
8月末が模試だが、7月はその準備。模試は、昨年の資料をベースに、昨年度の本試験問題、私の作った他の問題、創作問題などを組み合わせて作る。これって、創作だから、創作意欲が湧き、結構楽しい。
ただ、問題は、ワープロミスや計算ミスがついて廻ることだ。一人でコツコツやるため、どうしても間違いに気づきにくい。そこで考え出したのは、試し刷り。キンコーズに行って、本物そっくりの資料を一式印刷・製本する。
このようにすると、他人が製作したような気になって、ミズが発見しやすくなるのだ。そして今年も、試作品が完成した。
これから、新しい気持ちになって、資料の間違い探しをする。そしてOKとなれば、百冊ほども印刷製本を注文する、数日後、段ボールで自宅に送られて来る。
この時期は、他の出張講座もあり、夏山もあり、不在がちになってしまう。コロナ前に実績を調べたら、講座の出張、夏山登山、自宅在宅と、日程が各々10日ずつだったこともある。もう、そんな時期なんだな。