ゆっくりの会で那須に出掛けた。この会は、日帰りが基本、那須塩原駅に集合し、那須ロープウエイで山頂駅に立ったのが10時ちょっと前、これから那須三山を縦走する。ホントに今からできるかな、と心配になる。ただし雷予報が出ているので、状況によっては二山で終了もあり、と条件付きだ。
さっそく、一座目の茶臼岳に登山開始、1時間もかからずに山頂に到着。景色がまるで奥穂だね、誰かが言う。その通りだ、登山道は、砂礫の道、冬に歩いた腐葉土の登山道とは大きく異なる。アルプス感でいっぱいだ。夏山を思い出す。いよいよ来たな、夏山にアルプス。
峰の茶屋址に下って、小休止。
さて、これから岩場が始まる。クサリに、トラバースもある。出発から2時間で、朝日岳に到着。素晴らしい展望だ。これで二座登頂。分岐まで降りて、軽く食事。
今登ってきた、茶臼岳とそれにつながる尾根、結構切れてる岩場だ。
これから熊見曽根を通過し、清水平へ。ガイドさんによると、今日はここが一応の目安、ここまで来て、次行くか引き返すかを考えるという。幸い天気は崩れそうにない、ピッチを上げて三本槍へ向かう。
(池塘のある清水平、ところが池塘は、だいぶ枯れていた)
1時間弱で、三本槍に登頂、スピード上げて必死で歩いた甲斐があった。ほんとに日帰りで那須三山を縦走できた。
そして、長い長い帰り、清水平からの登り返しが今日一番のきつさ。この後、岩場を下り、峰の茶屋経由で、ロープウエイ山麓駅へ。
(写真は朝日岳からの下り、岩場は危険なので写真は撮れませんでした)
バスが1時間に一本のため、かなり速いペースで降りる。私は足の裏が痛くなってきたが、我慢して下る。皆若いなあ、元気だ。とにかく、雷にも会わず、日帰りで、那須三山を縦走できた。結構な満足感だ。花はあんまりなかったけど、いよいよ夏山になってきたね。