アマゾンでベストセラーとなっていると聞き、「ゼロコロナという病」を取り寄せ、読んでみた。財政出動の藤井先生と元厚生技官の木村盛世さんの共著だ。
なぜ、世界有数のベッド数を誇る日本が、海外に比べると感染者数は、さざ波程度で、医療崩壊の心配があるのか、よくわかった。
政府は、自粛、自粛はよく言うが、その効果はよくわかっていない。過去の宣言は、宣言したときはもうピークアウトしたときになっているそうだ。現在、埼玉県も人出は平常時とあまり変わらない。実は皆、心の中で、自粛は大した効果ないと感じてるんだろうな。
そして逆に、医療は、強力な伝染病の2類のままで、体制は、ほとんど強化されていない。悪いのは、公立病院に任せて大したこともしていない開業医、それを束ねる医師会、1年半以上も無策だった厚労省、自粛だけを叫ぶ分科会、それに、コロナを煽って、テレビしか見ない高齢者を恐怖に陥れている、マスコミだ。
帯にもあるが、テレ朝モーニングショーのディレクターが「コロナ、ガンガン煽りましょう」と楽屋で言ったそうな。どうしようもない。昔、太平洋戦争での朝日・毎日新聞は、「進め、一億火の玉だ!」で、戦争は儲かると分かって、ガンガン煽った。コロナも儲かると分かったんだろう。
一昨日、BSフジで、医師会も協力し、ホテル確保も進むと、自民党の代議士が言っていたが、ほんとかな。高齢者のワクチンが進んだ今、死者はほとんどいなくなって、弱毒化しているコロナ。
重症者は出ているが、私のように、ワクチン打った中高年にとって、それほど怖い病気ではなくなった、死なない病になってきた。自粛の中には鬱病になっている方も多いと聞く。もう少しでワクチンも行き渡る。出口のないトンネルはないよ。