二泊三日の出張の最後は、浅井長政の小田城だ。JR河毛駅から、電動自転車で小谷城戦国歴史資料館へ。スタンプを貰おうとしたら、スタンプ帳を駅のコインロッカーに忘れてきた。電動は便利だ、さほど苦もなく駅に戻り、スタンプ帳を持参し押す。模型でお城の造を確認する。浅井家三代、ここに住んでいた、大変な山城だ。
(資料館の垂れ幕、小谷城は人気があるようだ)
そして、いよいよ小谷城に登る。本丸までは1時間弱かな。道が悪いため、運動靴より登山靴がいいが、きょうはしようがない。パソコンを背負って運動靴で歩く。それと、熊鈴は必須なようだ。
(小谷城山道の登山口)
番所跡から、虎御前山展望台、桜馬場跡、黒金御門跡と登る。展望台からは琵琶湖が一望だ。反対側は、伊吹山が見える。
(番所跡)
(虎御前山展望台から)
そして、大広間・本丸跡へ。ここには、浅井長政とその妻お市の方、その三人娘の茶々、初、江が住んでいた。
(ここが本丸跡)
お市は信長の妹、そして戦国一の美人、長政とは夫婦仲が良かったそうだ。しかし、信長が朝倉を攻めていた時、お市は両側が絞れた小豆を信長に送って危険を知らせた。実話かどうかは知らないが、スパイのようなこともやっていたようだ。
そして、今度は、信長・秀吉が攻めて来た時には、お市や三姉妹は信長に帰された。ここがその歴史の舞台だ。長政は自害し、信長は、そのしゃれこうべで盃を作り、それで酒を飲んだというのは有名なエピソードだ。
駅に戻ると、駅前には、浅井長政とお市の夫婦の像がある。4百年以上経って、いつまでも仲よく暮らしてね。