今年は見頃となる夜遅くから明け方にかけて月明かりの影響があり、
条件はよくありません(ちょうどしし座に月があります)。
ピークの時間は午前8時頃と予想されていますので、17日の
夜遅くから18日の朝にかけて、観察するのがおすすめです。
なお、最近はあまり活発な活動を示さないので、おそらく、
1時間に数個程度の出現数に留まるのではないかと思います。
しし座流星群は過去には1時間に数千以上の出現を見せたこともある
流星群ですが、平年は10個/時間ほどの出現数ですので、もともと多く
の流星が見られる流星群ではありません。
それでも観察にチャレンジされる方は、暖かい格好をして、頑張って
みてください。
流れ星はいつどこに出現するか分からない上、平均すると0.2秒ほどで
消えてしまいますので、楽な体勢で、なるべく空の広い範囲をキョロ
キョロせずに探すことが大事です。
放射点のあるしし座の方向を見るよりも、頭の真上あたりを中心に
広い範囲をぼうっと眺めるのがよいでしょう。