今日は秋分の日です。
「秋分」とは二十四節気の1つで、毎年9月23日頃に訪れます。
これからしばらくは9月23日が、閏年は9月22日が秋分となります。
天文学の場合は、太陽が「秋分点」(太陽の通り道と空の赤道が交わる2点のうちの1つ)
を通過する瞬間(太陽の視黄経が180°)を秋分と決めています。
秋分の日には昼と夜の長さがほぼ同じになりますが、大気による屈折の影響等により、
実際には昼のほうが少し長くなります。また、秋分の日には、太陽は真東から昇り、
真西に沈みます。赤道上にいる人から見ると、太陽は正午に天頂(頭の真上)を通り、
北極点または南極点にいる人から見ると、太陽は地平線と重なるように動くので、
昇ることも沈むこともありません。
この日を境に、夜の長さがどんどん長くなっていきます。
天体観測ができる時間が増えていくということですね。