リュウグウの観測キャンペーン

小惑星探査機「はやぶさ２」の目標天体であるリュウグウの観測キャンペーン
が2016年７月１日（金）～８月15日（月）に行われます。

ある程度の機材・技術を必要としますので、誰でも参加できるという催しでは
ありませんが、観測結果やキャンペーンの様子を見守っておくだけでもワクワク
すると思います。

はやぶさ２は2018年にリュウグウに到着予定です。

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夏至（2016）

もうすぐ夏至です。

夏至とは、北半球で太陽が最も北寄りを通過する日で、
昼の長さが最も長く、夜の長さが最も短くなります。

１年のうちで、最も早く太陽が昇る日でもなければ、
最も遅く太陽が沈む日でもありません。

これは、地球が傾いたまま（約23°）太陽の周りを
回っているために起きる現象です。

今年は６月21日（火）が夏至です。

この日を境に、これから夜がどんどん長くなっていくので、
星を眺めることができる時間が増えていきます」。

早く梅雨が明けて、存分に星空を楽しめる時期になって
くれることを願っています。

みなさんも今のうちに星空を楽しむための準備をして、
ベストシーズンに備えてみてはいかがでしょうか？

重力波検出、２例目

重さのあるものは周りの空間を歪めており、それが動くと空間の歪みの
波紋が周囲へと伝播していきます。これを重力波と言います。

そして、2016年２月に史上初となる重力波の観測成功が発表されました。
この時の重力波は太陽の29倍の質量持つブラックホールと36倍の質量を
持つブラックホールが衝突合体をした結果、発生したものと考えられて
います（観測は2015年９月14日）。

この度発表された２例目の重力波もブラックホール同士の衝突合体によって
生み出されたものと考えられ、太陽の約８倍の質量を持つブラックホールと
太陽の質量の約14倍の質量を持つブラックホールが合体して、太陽の約21倍
の質量を持つブラックホールが誕生したようです。

あれ？８＋14＝22ですよね？
これは、太陽１個分の質量が重力波として放出されたため、元の天体同士の
質量の合計より、合体後の質量が軽くなってしまったということです。

秋頃からはさらに検出感度の高い「Virgo」という装置が稼働を予定して
いますので、今後ますます重力波の検出が増えると期待されています。



（画像：LIGO/A.Simonnet）

OAO特別観望会（2016夏）

国内最大の観測所である岡山天体物理観測所（OAO）で特別観望会が開催されます。

国内で２番目の大きさを誇る口径188cm望遠鏡を使用して、土星と火星を観望予定
だそうです。

開催日は７月30日（土）で、参加をご希望の方は７月９日（土）までに（必着）
往復はがきで所定の応募先へお申込みください。応募者多数の場合は抽選です。

夏休みの思い出にOAOへ行ってみてはいかがでしょうか？

なお、例年開催されている特別公開と秋の観望会は中止です。


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ISSが見える！？

今日、明日は夜に国際宇宙ステーション（ISS）を見るチャンスです。

確認可能な日時を以下に挙げておきますので、ぜひISSの観察にチャレンジ
してみてください。

見え方は、点滅しない明るい点が空の中を移動していきます。


広島での予報（６月15日・16日）は以下のとおりです。
※軌道の関係で多少変わる可能性もあります。

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６月15日　

　時間　：　20時46分～20時51分　

　方角　：　北西～南南東～南東

　高度　：　12°～87°～40°

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６月16日

　時間　：　19時54分～20時00分　

　方角　：　北北西～北東～東南東

　高度　：　12°～41°～13°

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