ブラックホールに落ちる雲

アルマ望遠鏡の観測から、巨大ブラックホールにガスの塊が吸い込まれる
様子が初めて捉えられました。

これまでブラックホールは高温のガスを一定のペースで吸い込んでいくと
考えていましたが、低温のガスも合わせて不規則なペースで吸い込む場合
もあることが、確かめられました。



ブラックホールにガスが吸い込まれる様子の想像図。
（画像：NRAO/AUI/NSF; D. Berry / SkyWorks; ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)）


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月面Xをみよう

６月12日（日）の22時頃に月面X（エックス）と呼ばれる現象が見られます。

これは月に当たる太陽の光の当たり具合で、月面にたまたまXという
字が浮かび上がるものです。



画像中央あたりにXの字が見えます。


望遠鏡をお持ちの方は、ぜひ観察＆撮影にチャレンジしてみてください。
次回は８月10日（水）の21時頃に起きます。

望遠鏡で観た火星

かま天では本日（５日）まで「火星をみよう」を開催しています。

現在、火星はてんびん座の方向にあり、約－２等の明るさで輝いています。

肉眼で観察すると光り輝く赤っぽい星として見え、望遠鏡を使うと表面の
模様などを確認することができます。





天気があまり良くありませんが、観察ができない場合も十分に楽しんでいただける
よう室内プログラムもご用意していますので、ぜひお越しください。

火星をみよう

今年は２年ぶりに火星が地球へ接近する年です。

最接近は５月31日でしたが、これからしばらくは明るい火星の姿
を楽しむことができます。

近くにはとても見つけやすい星座の１つであるさそり座や土星が
あり、今、火星の周りはとても賑やかです。月がない晴れた晩に
星空の綺麗なところに行けば、天の川も見ることができるでしょう。





かま天では明日・明後日と火星を観察するイベントを開催予定
ですので、望遠鏡で火星の姿をご覧になりたい方は、ぜひかま天
にお越しください。天気が心配ですが…。



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　「火星をみよう」

　　日　時　：　６月４日（土）～５日（日）　20時00分～22時00分

　　場　所　：　呉市かまがり天体観測館

　　対　象　：　どなたでも（申込不要）

　　参加費　：　大人200円、小人100円

　　問合せ　：　TEL　　0823－66－1166

　　　　　　　　　E-mail　kama-bg@jewel.ocn.ne.jp

　　※　雨天・曇天の場合は室内で火星や宇宙の話をします。

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土星が衝

６月３日（金）に土星が衝を迎えます。

衝とは太陽系の天体が地球から見て太陽の真反対に来ることを
指します。つまり、満月の時の月と同じような位置関係にその
天体が来るということです。この日が満土星ということですね。

今年は近くに明るい火星やさそり座の１等星であるアンタレスが
あるので、比較的見つけやすいです。

土星はこれから夏にかけてが見ごろとなります。
夏休みの研究テーマにもってこいかもしれませんね。